見出し画像

エスカレーターとマスク

最近、エスカレーターの左側(大阪の場合は右側)に意図的に立ち止まることがある。大袈裟に言えば、世の中を変えるための運動です。

正直に打ち明けると、ぼくはガンガンエスカレーターを登ったり降りたりしてたタイプ。気が短いし、タイムイズマネーを地で行ってました。
少しでも早く移動し、少しでも早く目的地に着く。そんなことをずーっとやってた。

そんなもんで、エスカレーターで立ち止まっている人に出会うと、心の中で舌打ちをしてた。心の声が出ないようには気をつけてました。笑

いわゆる「片側開け」がマナーだったころのはなしです。

時代は変わって、いまは歩かないことを推奨されているけども、立ち止まってるのは外国人の旅行者くらい。ほとんど片側に寄って「道」を開けていることが多い。
急いでいる人が、片側開けておいてほしいと思う気持ちはわかる。ぼくも過去の自分に意地悪したり、喧嘩売ったりする気はないし。

でも。
おばあちゃんが、後ろから来る人から圧を感じてオロオロしたりする姿をみると心が傷んじゃう。

なので、そういうシチュエーションでは、盾になるように立ち止まる。弁慶の立ち往生。

みんなが安心して立ち止まれる様に、最近では階段がある所や、すいている時には、わざと反対側に立ち止まることにしている。
これまでの慣習に風穴を開けてみる。いつ変わるのか、変わった実感を持つ瞬間を楽しみにしてるんです。でも今のところ、なかなか変わりそうにないですね。笑

もう一つ注目してる変化がマスク。
この春に「自己判断」に舵を切ることになりましたね。これはエスカレーターと違ってかなり難しい判断になると思う。

なぜなら判断軸が多く複雑だからです。

コロナ2019(はじめて使ってみた)がいまだ収束していないこと。
そしてマスクの有用性が専門家でも分かれていること。
顔パンツ問題。
高齢者の心配もあったり。

何より、マスクする派としない派が、同じ空間にいると超居心地が悪い。相手に対する圧も凄そう。

片側開け問題には、合理的な説明がいくらでもできるけど、マスク問題は難しいですね。

飛行機の中とか、電車の中はどうなるんでしょう。
マスクする人が半数を割る時期はいつになるでしょう。

ぼくの予想は2023年4月10日にしておきます。
マスク解禁から1ヶ月。新入社員たちが入社1週間でマスクなしに慣れる。
そんな予測を立ててみました。

そういえば、最近スパコン富岳の名前を聞かなくなりましたね。マスクの感染予防シミュレーションしてたように、ぜひ予測して欲しかったんですけど。笑

さて、どうなるか楽しみです。

ここから先は

0字

この記事は現在販売されていません

いただいたサポートは次の創作に役立てます。 これからもどうぞよろしくお願いします。