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6月16日(日)/ドラマ『アンチヒーロー』がブッ刺さりすぎた

2024年6月16日(日) #よせやい太郎のミニ日記

朝はちょっと冷えてたくせに、昼になったら暑いじゃない。

どうなってんのよ、ねぇ。

暑い、今日も今日とて暑い。

少し前に買っていたどら焼きを食べたら、怪しかったんだけど。

暑いね。

暑いせいだね。

と、これじゃあ昨日と同じような文章になっちゃうので話を変えます。

今日は日曜劇場『アンチヒーロー』の最終話だったんだけど、すんげぇ〜ドラマだった。

今期で一番良かった、っつーのと、正直なところ、『カルテット』以来の好きなドラマだぁ〜!!って感じ。

つっても、そんなにドラマ見てないけども。
名作って言われてる作品ほとんど見逃してるけども。

だから、オレがなんて言おうがなんの重みもないし、なんだったらエアリアルっつうスナック菓子ぐらい軽々なんだけど、とにかく素晴らしかったのは間違いなかった。

手に持ったらもう軽いったらないのよ

このドラマの主人公は、ある冤罪事件の無実の潔白を晴らすためにはどんな手を使ってでも戦う弁護士なんだけど、その設定も今風じゃなくて良くて。

なんだったら、自らの手を犯罪に染めてまでしても無実を証明しようとする姿なんて、本当に今風じゃなくてイイ。

ウルサガタたちが見たら、みんな片手あげてキレちゃうレベルなんじゃないか。

ワッショイワッショイ言って、

「無罪を勝ち取るために犯罪に手を染めるなど言語道断だぁぁ!!!」

なんてブチギレてる人がいんじゃねぇか、とも思ったけど、不思議なことにバラエティにキレてる人とかと違ってあんま見当たらなかった。

ただ、このブチギレさんとかとも繋がるんだけど、このドラマの中で描かれている「正義」ってのを見ていると、正義ってのは全部こういうもんなんだろなぁとも思って。

結局、正義なんてもんは自分が勝手にブチ上げてるもんでしかなくて、こちら側に正義があるのと同じく相手側にも必ず正義はあって。

つーか、本当の正義なんてないとさえオレは思ってて。

所詮、自分の都合のいいことを実現化させようとしているその理由みたいなものに正義なんて言葉がやすやすと使われているだけで。

ただ、このドラマを見続けていくと途中でわかってくることなんだけど、主人公・明墨弁護士が貫くものが「正義」なんてもんじゃなくて、オレはもう嬉しくて。

実は明墨弁護士も自らの贖罪のために戦うわけで、それを守ろうとする検事たちも自分のために戦ってて、、、

今回の場合、ストーリーが後半になっていくとわかってくるのが、検事側は自らのメンツのために掲げた正義と明墨弁護士の掲げる自らの贖罪のための正義が戦うことになって、もう見ていて唸りまくっちゃって。

あと、これは定かではないし、何の情報も知らないのに語るのはおこがましいかもなんだけど、このドラマはオレが子供の頃に起きた林真須美事件をテーマにしてんじゃないのか、とも思って、、、

最近、林真須美死刑囚の息子さんがSNSなどで活動されているのを見たこともあって、その無罪を晴らすための活動を記録した映画が今年の夏に公開されるとかで、それを少し前に知ったのもあってすげぇタイムリーだなぁと。

林真須美死刑囚も、実は今回の『アンチヒーロー』と同じような事件らしくて。

というか、『アンチヒーロー』の糸井殺人事件の冤罪事件を見ていると、ほぼほぼ同じで。

林真須美死刑囚は保険金詐欺を行っていたことは認めているんだけど、カレーの鍋の中に毒物を入れたのは未だに認めていないとかで。

いわゆる、冤罪事件なんじゃないかって騒がれてる事件の一つで。

だけど、不思議なことに林真須美死刑囚がカレーに毒を入れたなんてことが確定しているものではないのに関わらず、なぜかSNSとかでは「絶対に林真須美がやったんだ!」なんて息子さんに言いまくってる人とかがいたりと、もうそれこそ有象無象の大行軍って感じになってて。

そんな嫌なコトバとかを目にしていたからか、このドラマは本当にオレの心にブッ刺さりまくって。

もし、林真須美死刑囚の事件が、誰かのメンツのために一人の人間の人生を変え、あそこまでの大事件に仕立て上げていたとしたら、、

そのせいで、林真須美死刑囚の家族の人生を変えていたら、、、

実際、林真須美死刑囚とその旦那さんは保険金詐欺をしていたことはわかっていて、旦那さんはその罪で捕まってすでに刑期を終えていて、したことの罪は償うべきという考えでいくと、もし林真須美死刑囚が鍋に毒物を入れていなかったとしたら、もうすでに刑期は終わってる。

それでも子供はイジメられたかもだろうし、相当辛い日々を送るのは間違いないだろうけど、でも、あそこまで大々的に全国放送で流されたりはしていなかっただろうと思うと、、、子供たちの状況は今よりはまだマシだったんじゃないか、とも思うわけで。

ただ、それだけこの事件がもし覆ってしまったら色々な人のメンツが潰れるほど大きな事件で。

人間は自分の人生のためにメンツを守ったりするのも事実あるし。

だからこそ、もしかしたら現実には起こり得ないかもしれないということでドラマで描いてくれたのかもしんないんだけど、、、良かったら明墨弁護士のような人が現れて、あの事件も本当のところはどうだったのかということを追求してほしい。

なんてくだらないことを思ってしまった。

それぐらい、つーかどれぐらいかわかんないけど、素晴らしいドラマだった。

あと、これだけは最後に言っておかなきゃなことを忘れてたんだけど、役者さんの配役とその演技が素晴らしすぎた。

長谷川さんなんてもう、もうっ!
もうぅぅぅぅう!です。

全役者さん、んもぅっ!です。

最高でした。

ただ、ここまで書いてきて、、、

頭の悪いオレが、しかも知識もないオレが偉そうに書きすぎたので、もし頭の良い人がこの文章を見つけてオレのことを攻撃してきたらすぐにこのブログを消しますので、どうか、どうかスクショとかコピペをしないでください。

あと、先に謝っておきます。

ごめんなさい。

では、また。


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