心の拠り所

映画「日日是好日」を観ました。
非常にほんわりした中で、主人公の心の動きと掛軸の変化によって成長を描く、そのようにしてストーリーが進んでいきます。

ある場面で主人公が就職試験の時に落ち着かなくてといって行ったお茶の教室=心の拠り所。

私にはあるのか?
そんな場所があったらなぁ。

なんて観ながら思ってしまいました。

終盤の掛軸「聴雨」、雨の日は雨を聴く。
タイトルの日日是好日とは反対のような言葉。良い日は良いことを、悲しい日は悲しいままに、季節と同じようにありのままをしっかり受け止めていく。
そんなメッセージのように感じられました。

別れは覚悟していても、突然やってくる。
樹木希林さんもそうでした。出演されている映画を観るたびに、もう新作では観られないのかと寂しい気持ちになります。

余談ですが、大好きな歌に藤巻亮太の「日日是好日」があります。
歌詞を聴いていると、ヒビコレコウニチと歌っているため、読み方が色々あるのだなぁと。
改めて良い言葉だなぁと思いました。

おわり

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