さくらさくら

今日は2本のさくらの話です。

「さくらの人?」何度この言葉を聞いたか。とはいえわたしも一番好きな歌は選べませんが。(それほど名曲揃いということ)

初めて彼のライブに行った時、行きの電車の中でご婦人に声をかけられました。
「〇〇(コンサート会場)に行きたいのだけど、この電車でいいのかしら?」
「この電車であってますよ!もしかしてライブですか?」
「そうなの、あなたも?」
「はい、はじめて行くんですけど」
「ホント面白いわよー。何回も行ってるんだけど、毎回大笑い。」
、、どういうことだ!お笑いライブに向かおうとしてるのか?(そのご婦人曰く、さだまさしさんに匹敵するそうです)
しかし、ライブが終わった私は一緒に行った友人に「ちょー笑ったな!」「これは次も行かなきゃな!」と先ほどのご婦人と同じことを言っていましたね。

ほとんどふざけていて、少しトゲもあり、でも決して人の悪口は言わない。そんな絶妙な感覚をお持ちだからこそ、どんな言葉も安心できる感じがします。
飽き性な私ですし、まだ全部の歌を知りませんが(曲も多すぎます)、森山直太朗さんの音楽はずっと聴き続けるのだと思います。

もうひとかたはある対バンライブでお目にかかってから、一瞬で虜になりました。
とても力強さを感じるアーティストです。どこかノラジョーンズを感じさせるようなドキドキする歌声と音の豊富さ。

先日のスカロケ(←ラジオ)でマンボウやしろさんが「藤原さくらさんは音楽の近くで生きている人ですよねー」(言葉が全然違うかもしれません)とおっしゃっていて、
なんと良いことを言うんだ!!私が思ってたのはまさにそれだ!!と、さすが名言の怪物(平成の怪物的な)だなぁなんて感心してしまいました。彼の言葉に救われた社員や生徒がどんなにいるのだろう。

少し脱線してしまいましたが、とにかく2人(森山直太朗と藤原さくら)に共通しているのは、その人自身に音と詩が馴染んでいるなぁと。だからこそ聴く人の日常に寄り添ってくれるのだろうと。一丁前にもそんなことを思わずにはいられないのです。

まだまだ好きなアーティストはたくさんいます。きっと書ききれないですが、少しずつでも言葉に残していければ良いなと思っています。
そして、書くことによって、また少し好きになることにも気づきました。


おわり

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