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YOSAKOI SORAN NEWS_Vol.1

 新年あけましておめでとうございます!2023年もYOSAKOIソーラン祭りをどうぞよろしくお願いいたします。
このレターでは、祭りの最新情報や、知っているようで知らない”YOSAKOIソーラン祭りって実はこんな祭り“という紹介、参加する人のストーリーまで、幅広くお伝えしていきたいと思います!

2023年、YOSAKOIソーラン祭りは新たなステージへ!

北海道の祭りとして、地域とともに歩む祭りへ

 新型コロナウイルス感染症の影響により祭りが中止となった2020年・2021年。昨年、3年ぶりに祭りを開催することができました。すべてが今までどおりの祭りではありませんでしたが、やはりこの祭りが地域の元気になることを実感した第31回YOSAKOIソーラン祭りとなりました。
 この2年、そして3年ぶりの開催を経て、私たちは、あらためてこれからの祭りの在り方を見つめています。それは、これまでこの祭りがいかに地域に支えられ、地域とともに成長してきたかということ。
ただの5日間のイベントではなく、北海道の文化として。
より地域に愛され、誰もが参加できる祭りとして、新しい一歩を歩み出します。

第32回YOSAKOIソーラン祭り開催概要

【日程】2023年6月7日(水)~11日(日)
【主催】札幌市・札幌観光協会・札幌商工会議所・YOSAKOIソーラン祭り組織委員会
【主管】YOSAKOIソーラン祭り実行委員会
【会場】大通公園をはじめとする札幌市内各会場
【参加申込受付】 2022年12月4日(日)~2023年2月28日(火)

★TOPICS
● 映像参加やライト参加など、参加の枠組みが充実!
気軽に参加できる「ライト参加」や「映像参加」など、チームにあった参加方法を選べます。
● チームの地域活動を称えます!祭りの審査にも「地域貢献点」を導入
当日の演舞に加え、チームの地域活動を評価し「YOSAKOIソーラン大賞」を決定します。
● 地域の一員としてSDGsの課題解決に取り組みます
世界的な課題に、祭りができることをひとつずつ取り組みます。今後、このレターでも取り組みを紹介します。


深読み!「地域貢献点」って?~わたしたちの目指す祭り

“街を舞台に、人と地域に感動と元気を届ける”
 YOSAKOIソーラン祭りは大通公園を中心とした札幌市内各所を会場にしています。公園や道路、観光施設など、普段は踊ることができない「街」を舞台に踊りが繰り広げられるのが、この祭りの魅力。街を舞台とした祭りは、地域のみなさんの理解がなくては開催できません。各会場は地元商店街や町内会、企業、多くのボランティアが運営しています。

「5日間」だけじゃない!年間の広がり
祭りの参加チームは年間を通して活動しています。地域の祭りやイベントで演舞するだけでなく、企画や運営に携わったり、福祉施設への慰問や地域のごみ拾いなどのボランティア活動をしているチームも多数。また、学校などに踊りを教えに行ったり、その活動は多岐にわたります。チーム同士や地域の団体とも交流するなど、祭りをとおして各地域にコミュニティが生まれています。

2022年夏、チームが地域で主催した祭り

これからもずっと、もっと
これまでも地域の皆さんに支えられ、また、チームの活動などを通して地域とともに歩んできました。これこそが、この祭りの「柱」だと考えています。
 こういった活動をさらに伸ばし、どんどん促進していく― 第32回から審査に取り入れる「地域貢献点」は祭りの向いている未来をしめす、ひとつのメッセージです。祭りを象徴する「YOSAKOIソーラン大賞」を受賞するチームには、踊りの素晴らしさだけでなく、地域から愛され応援されるチームであってほしいと願っています。


【再発見👀】祭りを支えるチームネットワーク
北海道内15支部が活躍中

 この祭りの特徴のひとつは、主催者と参加者が一緒に祭りを創っていること。参加チームは祭りで踊るだけではありません。道内のチームはエリアごとに「支部」をつくり、地域での普及振興に取り組んだり、交流を育んでいます。

「支部」は普及振興と交流の要

 「支部」は北海道内で活動するチームによって結成されています。年間を通して活動し、各地域で「支部大会」を開催したり、地域の祭りに協力するなど、そのエリアでの普及振興を担っています。
 また、エリア内のチームで交流を深め、チームづくりや地域活動についての見識を深めるなど、チーム・リーダーの育成やコミュニティづくりの基盤となっています。
 支部の運営は、参加者(チーム)が行います。各支部ごとに支部長と呼ばれる代表者と、副支部長や事務局などの役員を置き、定期的な会議や意見交換、支部大会などのイベント運営にあたります。

函館朝市での南北海道支部大会。 支部大会は道内各地で開催している。
空知支部主管のジュニアキャンプ。小中学生がチームの枠を超えて交流。

参加者とともに祭りをつくる

 また、各チームの意見を聞き祭りに反映させるため、組織委員会の事務局と各支部の代表者が集まる「支部長会議」を年に6、7回程度開催しています。
 支部長会議では、本祭の企画や普及振興など、参加者に関わる祭りの様々なテーマについて議論します。規模も事情も異なる各地域のチームを代表する支部長たち。「祭りやチームのこれからを考え、何をしていくのか」を真剣に議論しています。


Pick up Topics

チーム公演の熱気で年末年始の札幌が熱く

 12月25日に「平岸天神ソーラン踊り保存会30周年記念公演 歓欣鼓舞」(札幌文化芸術劇場hiraru)、1月7日に「倭奏記念公演 祭唄」(カナモトホール)が開催。
 チームと太鼓の演目で見ごたえたっぷりのステージを見せた平岸天神と、多くのゲストチームと共に“祭り”を届けた倭奏。それぞれの魅力が伝わる公演は、多くのファンや仲間で賑わいました。

平岸天神30周年記念公演
倭奏記念公演

2/5 台湾ランタンフェスティバル点灯式にてYOSAKOIソーランが演舞

 2月5日から19日まで台北市で開催される台湾ランタンフェスティバル。2003年から続く交流が今年3年ぶりに復活し、第31回ファイナル審査優秀賞を受賞した「北海道科学大学~相羅~」が初日の点灯式で演舞を披露します。北海道からの遠征団は3泊4日で台湾へ。北海道やYOSAKOIソーランの魅力を世界に発信してきます!