「こころの℃」の話

住野よるです。

外で飲んだくれるのも出来ないしお仕事も待ちのターンに入ったので、

趣味の話でもしようと思います。

去年の五月にツイッターを辞めてしまったのであんまり言えてなかったんですが、ここ一年くらいに出たCDでめっちゃ好きなのがいくつもありまして。

今日はircleの「こころの℃」を誰に頼まれたわけでもないんですがオススメさせてください。

「こころの℃」は「こころのおんど」と読みます。ircleがフルアルバムを出すのは約5年ぶりだそうです。

インタビュー読んだところ、30~40分の尺でやるライブが多いから合わせてミニアルバムを作ってきた、とおっしゃられてて「そういうのもあるんだ!」と思いました。

全編通してめっちゃいいアルバムなんですが、

まずアルバム内でMVがある曲を貼ります。

僕はircleの良さを自分なりの言葉で表すと「無防備で武骨な愛」だと思ってるんですが、もちろん同じ感覚を違う言葉で思ってる方もおられるでしょうし、違う感覚の方もおられると思いますが、

「こころの℃」はircleの良さが詰まってて、色んな人におススメしやすい!一枚だなと。

僕が特に好きなのが一曲目の「ホワイトタイガーオベーション」です。

インタビューでボーカルの河内さんが「入場中ガウン着てる感じ」とおっしゃられてて、

ほんとにプロレスラーとか格闘家の堂々たる入場シーンをイメージさせられる、これから爆発が起こるぞ!みたいな、リスナーのうずうずを最高潮にしてくれる曲だなと思います。

堂々たる一曲目って大好きなんですよね。

ぱっと思いつくとこだと、他のバンドさんの話になりますが、BIGMAMAの「Fabula Fibula」の一曲目「ファビュラ・フィビュラ」とか、バズマザーズの「普通中毒」の一曲目「時代をくれ」とか。

「こころの℃」の話に戻るんですが、この堂々たる入場のあとにアルバムタイトルにもなった歌詞が入ってるリード曲「エヴァーグリーン」で爆発させるのもたまんないです。

もう一曲、MVがない曲の話しますと7曲目「ルテシーア」なんですが、恋愛の歌詞っぽいのですが、艶っぽさや湿っぽさよりもむしろ男の武骨な意地と簡単には優しさを見せられない不器用さがircleの音楽に載ってて、一方的であることのドラマを感じさせられるような曲だなと、めっちゃ好きです。

apple musicにあがったりもしてるみたいなので、よかったら是非「こころの℃」聴いてみてほしいです!!おすすめです!


ちなみに「こころの℃」収録曲ではないですが、僕が大好きなircleの曲のMVも貼っておきます。