関係の話

住野よるですー。



新生活も始まり、職場や教室の人間関係も複雑化するのでしょうか。僕の場合、職場の関係なんて担当さん達と税理士さんくらいで、今年度は特に異動とかもなく、気楽なものです。

小説家と編集者ってどんな関係で過ごしてるんやろうと不思議な方もいるかもしれません。僕もデビューまで不思議でした。

いまだに担当さんとの関係性の正解なんて分かりませんし、僕の場合は10人以上いるのでお相手にもよりますが、

ちなみにこれは今日の夜中に起こった、新潮者の担当さんとの煽り合いですお納めください。


急になんやお前!(笑)と思って包丁は無視してます🔪

当たり前ですけど、こんなやりとり比較的仲良い時期じゃないとしません。険悪な時はお互い長文だし絵文字なんて一切ないです💔

だから「なんやお前!」って思うのも全然良くて、近頃、担当さん達との関係性は「なんやお前!」ってお互いに思いながら、決定的に離れはしないように繋いでいく作業が大事なんかなと思ったりします。他のお仕事でもそうかな。

担当さん達全員、僕に対して「なんやお前!!」って数千回思ったことあるでしょう。大変なんですよ編集さんって。思うのはしょうがないとして、お互い「なんやお前!(笑)」と(笑)のついた感情にちょっとでも出来る努力を小説家側もしなければいけないと、9年目でやっと思ってます僕は笑 もう小学校高学年ですからね。

ちなみに隠したとこは『告白撃』の次に新潮から出る本のタイトルに関係ある言葉です。



もう一つ関係の話をすると、自分と自分の人生の関係性についてよく考えるんですよね、つまり何のためにこの一生があるんだろうってことなんですが。

僕はやっぱり感動するためだと思うんですよ。なので、僕が書いた本を受け取ってくれる人がいるって事実にずっと感動しっぱなしなので、皆さん本当にありがとうございます。

出来るだけ感動出来るものに出会いたいし、皆さんにもよかったらおすそ分けしたいのでつい昨日読んでめっちゃ感動した漫画をご紹介します。

相澤いくえさんの「恐竜とカッパのいる図書室」です。

これ試し読みページ↓

主人公二人が可愛くて雰囲気もとっても素敵、なんですけれども、何より台詞がいい!んです。胸をぐっと掴まれる台詞がいっぱい出てくる。この試し読み部分に出てくる、小説が何故好きじゃないかと語る台詞とかすっごい好き。

あとがき読んで泣いちゃった。

おすすめです🙌




はい、そゆことで。

おやすみちゃーん。