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VRoidモデルにblenderでモデリングした服を着せる【解説】


はじめに

VRoidを素体としてblenderでモデリングした衣装を着せる方法です。
VRoidを素体としていない衣装については対象外です。

商品内にVRoid用身体マスク画像が同梱されている場合は必ずVRoid内でモデルに適用させてからエクスポートしましょう。
衣装のみの商品の場合は、VRoid上で靴を履かせてから素体となるモデルをエクスポートしてください。

また、Unityが導入されていることが前提となりますのでご了承ください。

UniVRMをダウンロードする

まず、UnityでVRMモデルを読み込むためにUniVRMを導入します。
下記からダウンロードしてください。

必要なのはこのファイルだけです

キセテネをダウンロードする

次に、自分のVRoidモデルに衣装を合わせる為のツール『キセテネ』をインポートします。
下記からダウンロードしてください。※必ずver1.0ベータ版をご使用ください。

ツールをインポートする

ダウンロードしてきた『UniVRM-0.99.2_0dc9.unitypackage』『kisetene_v1_beta2.unitypackage』Assetsの中にドラックアンドドロップしてください。
UniVRMインポート時にポップアップが表示された場合は『Use recommended linear』ボタンを押してください。

着せたいモデルと服を読み込む

Assetsの中で右クリックをし、作成でそれぞれモデルと服のフォルダを作ります。

作成を押すとフォルダーという項目があります

作ったフォルダの中にそれぞれモデルと服をドラックアンドドロップで読み込んでください。
そしてそれぞれモデルと服の3Dデータをヒエラルキーの中にドラックアンドドロップします。

ドラックアンドドロップした服のデータは、右クリックをして『プレハブを解凍』しておいてください。

キセテネで衣装の位置合わせをする

上の『Tomoya』のタブからキセテネを開き、服をドラックアンドドロップします。

そうするとこのような画面が開き、モデルと服の位置合わせができるようになります。

上下左右からしっかりと見て、はみ出している部分が無いようにしましょう
こんな感じになります

そして身体の枠にモデルをドラックアンドドロップして、着せるボタンを押してください!

VRMをエクスポートする

ヒエラルキーの中にある着せ替え完了したモデルを選択した状態で、上のタブにあるVRM0を選択し、その中にあるExport to VRMでエクスポートします。

この時、モデルのタイトルとバージョンと作者名は必ず入力してからエクスポートしましょう。

完成!

これでお着換えの完成になります!
動かしたときに素体の胸がはみ出る場合はVRoid側で胸のパラメータを0にしてエクスポートしてみてください。

VRM Live Viewerを使用しています

お友達のリオさん(@RioMinato)とVRoidでもフルスクラッチの衣装が着用できないか模索していましたが、一緒に何とか形にすることができました。

それではここまでお読みいただきありがとうございました!

クレジット

お借りしている衣装

バナーにお借りしたワールド

使用しているモデル

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