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空へ

今 必要なのは嫌われる勇気

いい顔したい
嫌われたくない
どうしても手放せない思い

何故なのだろう
その思いはどこから来たの?

安全が大事なのかな?

そうだね。
安全は大事。
とっても大切。
そして、今のままだと、安全だと思う。
すごく満ち足りてるわけじゃないけど、ものすごく不満という訳でもない。

でもね。
心の奥で何かがささやく。
これでいいの?
それは本当に望んでいること?

不満はないはずなのに、
何かが胸をざわめかせる。
何かに焦がれるように。

そう不満はない。
それなりに幸せ。
それなりに・・
でも、本当の願いを叶えている訳でもない。

妥協してるのかもしれない。
安全が大事だから。
安全を手放すことが怖くて
本当の望みに似た何かで毎日を埋めている。

ここにいれば安心。
ここにいれば安全。
それはぬるま湯のように心地よく、
そこから出ることをためらわせてしまう。

嫌なのではないけれど。
それでも、やっぱり
心のざわめきは消えない。
アラームは鳴り続ける。
ここは、本当の居場所じゃない。
これは本当の願いじゃない。

外は嵐に見える。
そこに出ることは危険なのだと頭はささやく。

外に出れば、安全じゃなくなる。
どんな怖いことが待っているのかわからない。
そんな考えが頭をよぎる。
ああ、籠の中の鳥と同じなのかも。

そこにいれば天敵に襲われることもなくいつも食べるものが与えられる。
安全に生きていくことができる。

でも、そこに自由はなく、
空はない。

本当は空を飛びたいのかもしれない。
飛び方は忘れてしまったけれど。

空が呼ぶ。
そこはキミの居場所じゃない。
ここにおいでと。

心が叫ぶ。
自由が欲しいと。
思うままに羽ばたきたいと。

外に通じる扉は目の前に。
勇気をもって開けるだけ。

嫌われるかも。
危ないかも。
後悔してしまうかも。

それでも、やっぱり、
やらない後悔より
やって後悔する方がいい。

嫌われる勇気。
自分が自分であるために。

安心な鳥籠から
一歩外に出てみよう。

空は大きく広くて
身がすくんでしまうけれど。
もう小さくはいられない。

私が私であるために。
心の導くままに歩んでみよう。

そこからはどんな景色が見えるのだろう?

大空を胸に、怖さと自由を楽しんでいこう。

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