教習日記(卒業検定)

前日

明日でついに卒業。
卒業検定に合格しさえすれば。
長かったような、短かったような......

コースを覚える必要もなければ、卒業後に学科試験を受ける必要もないので、なんとも気の抜けた前日をすごす。
このコースは日常走り慣れているからこれだったらいいな、左バックが一番嫌だが今までできていた縦列がいきなりできなくなったから縦列も嫌だな、など思うが二輪のときほどの緊張感は全くない。
なんならもう限定解除のことを考えている。
しかしこういう日に限って蒸し暑く、なんとなく寝付けないものだ。

当日

中途覚醒を何度もくり返し、やっと朝を迎える。
(元から寝つきが悪く、卒検のせいではない)
嫌なことはさっさと終わらせたいタイプなので、いつもより早く家を出て教習所に向かう。
9時になったところで説明開始。
場内課題が発表される。
今日は縦列駐車。左バックよりはよい。
昨日の失敗が頭をよぎるが、その前の時間はうまくできていたのだ。
それよりも路上で補助ブレーキを踏まれないようにしないと。
路上コースはひとりひとり違うようで、後ほど発表になる。

少し休憩を挟み、号車番号と乗車順の発表。
修了検定の時と同じ2号車1番だった。
緊張の蓄積がなく、前の人の運転に左右されない1番目は好都合だ。
コースも発表される。
家から一番近いコース。
後半は走り慣れている道なので安心だ。
早速車に乗り込み、検定スタート。
今日は駐車車両がかなりあった。
停車のタイミングで運悪く自転車が前を走っていたのでのろのろと徐行する。
うっかり抜かすよりはよいだろう。
そのあともその自転車がそばにいるので注意して進む。
左折で巻き込まないように左にかなり寄せたところ、右から抜かしてまた左に戻り、信号待ちの車たちの横をすり抜けていった。
自転車の挙動にはかなり注意すべきだと感じる。
ハザードを炊いて停車している車両かあったので右ウインカーを出して避ける動作に入りかけたところ、停車車両がハザードも切らず、ウインカーも出さずに急発進した。
思わず「アブネッ」っと呟いてしまうが検定中なので指導員は無言。
右に避ける前だったので軽くブレーキを踏んで対処。
卒検でタクシーが急停車し補助ブレーキを踏まれた友人の話が頭をよぎった。
思えば直前に車の中で人が動いたような気がしたのでその時から気をつけておくべきだったのだろうか。

その後は教習所に戻り場内課題。
縦列駐車は昨日の最後におさらいをしてもらっていたので今日はスッと入った。
窓から身を乗り出しすぎて左肩が外れそうになったのはご愛嬌。

発着点に戻って講評。
どうでしたか?ときかれ、まずまずですと答える。
停車車両の急発進などあったが全体で見ればとても上手と褒めていただく。
ただ、見通しの悪い交差点でよく見れてはいるが速度が速いとのこと。
徐行なので10km/h以下に抑えましょうと注意される。

待機時間

今日は人数が少なめなのでnoteを書きつつ待つ。
4人目の後部座席に乗る必要があるので1時間後には発着点に戻ることに。
限定解除の時間や金額を調べる。
4時間で習得しなければならないというのでなかなかハードである。

結果発表

結果発表を行うので教室に入るようにとのアナウンスが入る。
今日は7人受験し、7人全員が合格。
証紙の購入をし、卒業行事へ。
卒業証書や仮運転免許証が入った封筒を渡される。
免許なしの方たちは学科試験の予約。
わたしは学科試験が必要ないのでこの時点で解放された。

おまけ

既に免許を持っている場合でも受験料が必要になる。
適性検査費用なのかな。

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