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アレピのおひっこしさきをかんがえよう / #112 ヨロスーのノルマンディー日記

Tag! ヨロスーです。

今回はアレピのお引越し先を考える回です。
金曜&月末更新は次回やります。



アレスエルピーダ (アンドモアアゲインの21)

☆8月31日(土) 新潟7R 未勝利 芝1800m 内田博幸騎手 13着

まずはレースについて。
雨の中のパドックもわりと落ち着いており、気配は上々。
スタートもしっかり出て、そこそこの中団ポジションに落ち着くかな?とも思いましたが、徐々に後退。
結局芝で勝負になるようなスピードはありませんでしたね。
芝推進してて申し訳ございませんでした。

「スタート良かったですよね。雨も降ってこの馬場だから時計がかかるかと思ったんだけど、意外と流れが速くてそこでついて行けず。それならと溜める方向に切り替えるも、ジリジリの馬だからあまり詰めきれていません。初めての芝だからといってムキになって行って最後止まってしまうのは避けたく、少しでも上の順位を狙ったつもりです。芝でもダートでも同じようにジリジリ脚を使うタイプだけど、ダートの方がやはり良さそう。とはいえこの時期で権利がないとなかなか思うようには番組を選べないのが難しいところ」(内田博幸騎手)

クラブ公式HPより

内田騎手、前回乗った時はまだやる気のない頃のアレピだったので、スタートをはじめとした成長は感じてくれたようです。
結局良馬場でおさまったのも痛かったかもしれませんね。
レースの最初の3Fが34.8、最後の3Fが35.1。
完全に芝らしいラップでした。

それでもギリギリ出走手当減額回避(のはず)の1着と3.0秒差にまとめてくれたのはありがたいです。
あと0.1秒遅いだけで半額ですからね。えらい。


ひとまずここで未勝利期間終了ということで、残念ながら勝ち上がりは果たせなかったわけですが、これまでの戦績からもファンド継続で地方移籍、そして中央復帰を目指すという方向になるでしょう。

基本的に3歳のうちに2勝するか、4歳以降でも3勝したら帰ってこれます。
しかし、ちょっと中央で賞金をもらっているアレピは各地方によって、所属するクラスが変わります。
なのでここからはアレピがどこへ移籍すると嬉しいかを考えます。


まずアレピは中央賞金195万、地方賞金が112万なので、各地方へ移籍すると次のようになります(なるはず)。



門別…C3
賞金トータルが微妙に300万を超えているので、C4ではなくC3。
1700mレースがあるのが魅力ですが、10月9日に今年のC3で組まれる1700が終わるので年内狙うならナシ。



岩手…クラス不明(B2?)
相対クラス制のため、正確なクラスはわからないものの、岩手の番組賞金換算で234万(大井の中央交流って南関主催カウントでいいんですかね)なので、B2のなかのやや下の方くらいだと思われます。
左回りの1600mがあるので舞台としては悪くないと思いますが、ちょっとがクラス高めなので優先順位は低いでしょうか。

南関東…C1
2着だったフォーチュネイトひまわり特別がC1級だったので、ここも妥当なところ。
周りのレベルももちろん高いですが、その分設備も充実していますし、1800前後のレースも豊富。
クラスで通用することもわかってますし、楽しみが上回るお引越し先です。

名古屋…3歳(3組あたり?) / C級
名古屋は中央は35%、南関は50%で換算し、中央歴のある馬はさらに40万を足したものが番組賞金になるという独特な計算方法。
なので
(195万×0.35)+(112万×0.5)+40万=164万?
でいいんですかね。交流の扱いが本当にわからない。
3歳格競走が9月までで、そのあとは一般格に一斉に組み込まれるスタイル。
その際になんか15%控除してくれるらしいです。複雑〜。
なので、10月以降は139.6万になってC級に入れるっぽいです。
B級に上がるのが220万で、1着賞金が50万なので、上手くいけばC級だけでクリアできそう。
1500mがほとんどですが、1500くらいならなんとかやってくれるでしょうか。
最速復帰を狙うなら相当良いところだと思います。
そういや前に名古屋の交流1500m狙って除外になったこともありましたね。


笠松…3歳 / C級
笠松も名古屋と似たような計算式ですが、中央は25%、南関は40%になるので48.75万 + 44.8万 = 93.55万。
これに20万を加算して113.55万になると思います。
とりあえずクラスは下みたいです。
笠松でこれなら岩手よっぽど高いとこ入れられるんですね。
1400mがメインですが、1600mもあるので悪くはないでしょう。
宗教上の理由で馬券が買えない開催地なのでさっさと脱出してほしいところです。


金沢…わかんない
とりあえず要綱が各地方競馬場の中でも一番読みづらかったです。
いや本当に読みづらいです。

結果的には名古屋笠松と近い方式なんですが、読み取るのに無駄なパワーを使いました。
来年書き直してください。

アレピの場合中央の20%、南関の30%だと思いますので 39万 + 33.6万 =72.6万。
そこまで計算した上で、岩手と同じ相対クラス制なので「ここだ!」と言えないことに気づきました。かえして。
岩手と違って他の馬の賞金も載っていないので、いちいち調べる気になりません。
不親切度ナンバーワンです。

最寄りの競馬場にも関わらず、宗教上の理由でお金を1円も落としたくないので応援には行かないし、できるならここじゃないと嬉しいなあ。



兵庫…C2
兵庫は賞金稼いでいようがいまいが、この時期の未勝利3歳馬ならC2です。
中部地方と違って非常にわかりやすくてやさしいけど、その分わりと魔境。
坂も小回りも白砂も苦にしないので、環境的には結構合うんじゃないでしょうか。
ただ、1400以下のレースがほとんどなのがネック


佐賀…3歳 / C1
ここはシンプルに中央60%、他地方50%なので173万。
9月末までは3歳戦で、それ以降は一般のC1になります。
メインが1300m、1400mとやや短いですが、毎開催1回程度、特選で1750mか1860mが組まれます。
勝ちやすさとしてはかなり良いところかと思います。
11月のJBCに向けて力が入っていますし、かなりアリです。


高知…C3上
最後の最後で初めて「JRA条件交流競走は各競馬場の換算率とする」と明記してくれました。
やっぱり高知大好き。こういうところの見やすさですよね。
妹尾将充騎手の騎手コメント聞き取りといい、ファイナルといい、最高の競馬場です。

というわけでアレピは251万ですね。C3上です。
さすがにアレピの戦績でファイナルに出ることはないと思いますが、魔境高知の恐ろしいところは2年間賞金積んでないだけの中央オープン馬とか3勝馬がゴロゴロいるところですね。

あとマイル戦はありますが、あまり組まれません。
ほぼ1300か1400。
なので、競馬場としては最高なんですが、移籍先としてはおすすめしません。



結論…名古屋か佐賀でお願いします。



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