見出し画像

配合名人になりたい2024

Tag! ヨロスーです。

毎年恒例となった配合名人にお任せあれ!実施が決まりましたね。
我々ノルマンディー会員が、所属する牝馬の種付け相手の希望を送れるという楽しい企画です。
繁殖牝馬のメンバーも36頭とすっかり豪華になりました。
せっかくなので全頭考えます。





01.アイルチャーム

父アイルハヴアナザー

今年の二次募集で先行満口となったアイルチャームの22(イスラボニータ)を送り出し、幸先の良い繁殖スタートとなりました。
一昨年はウインブライト、昨年はマインドユアビスケッツを種付。
スピードは母が持ってるので、パワー中心の配合が多いですね。

①ミッキーアイル
とりあえず興味本位で見てみたいアイル配合。
小倉芝1200に強い子が出てきそうです。

アイル×アイル


②デクラレーションオブウォー
パワーを尊重し、より万能性を持たせた配合。
芝もダートも可能性をもった産駒ができそう。

Danzigは合いそう



02.アステルカーラ

父カレンブラックヒル

新馬戦で8番人気を覆す勝利も、その後度重なる怪我で復帰できず引退。
昨年初年度としてゴールドシップを種付けしたようです。


①ノブワイルド
絶対ないですがとりあえず興味本位枠。
ダイワメジャーとヴァーミリアンを通じたクロス、見たくないですか?

全姉妹クロス

②ミッキーロケット
キングカメハメハが入っていないので、キンカメ系が有力ですかね。
ミッキーロケットなら実質クロスなしで、アステルカーラの体質面の不安も解消できるのでは。

丈夫な仔になってほしい


03.アリンナ

父マツリダゴッホ

ノルマンディーのOP馬として期待も高く、初年度のマインドユアビスケッツ産駒も見栄えのする力強い馬体で一口5万近いながら即満口。
スプリントで末脚の光った母です。
今年は貴重なポエティックフレアを出産予定。


①サートゥルナーリア
キレの馬にキレを上乗せする、ウイポでいう稲妻配合。
サートゥルナーリアが走り始める前の今こそ付けておくべき。

高騰前に

②ファストフォース
ロードカナロア系からもう一頭、新種牡馬ファストフォース。
こちらはクロスを最小限に抑えつつ短距離適性をさらに伸ばす意図。
爆発力は低いかもしれませんが、ノルマンディーらしい渋く堅実な感じでいいんじゃないでしょうか。

毎月走ってくれそう



04.アレス

父ブラックタイド

芝短距離で3勝を挙げたノルマン馬。
昨年初年度産駒のブリックスアンドモルタル産駒を出産、今年はベンバトル産駒を出産予定。
特別怪我のあった馬ではないと思いますが、ともにアレスとのクロスを持たない父を付けられているので、産駒傾向がわからない以上大きくは方針は変わらないでしょう。

①マテラスカイ
血統ロマンの塊、マテラスカイ。
アレスの長所をさらに補強する組み合わせになると思います。

あと何回か出てきそうな美しい血統表マテラスカイ


②キタサンミカヅキ
イクイノックスに近い何かを作ろう!をコンセプトとした配合。
ロマン重視でどうでしょう。

あとはトニービン


05.アンナラヴェリテ

父シニスターミニスター

ノルマンディーの地方馬枠で園田4勝、南関10勝を挙げた短距離馬。
今年が初供用。

①カフェファラオ
多分向こうでも似たような馬がいるだろう、コテコテのアメリカ血統。
アメリカ血統で繋いできたファミリーラインをさらにアメリカで。

Great America


②ダノンレジェンド
地方の新時代を作っているダノンレジェンドを併せた王道。
現在デビュー済みのダノンレジェンド×シニスターミニスターは2頭いて2頭とも地方重賞で活躍中。

現在成功率100%の新ニックス!?



06.エーアイダンサー

父タニノギムレット

岡田壮史社長名義で中央でダート2勝。
芝千直でも入着するなど短距離でコンスタントに走った馬が供用初年度を迎えます。
曽祖母のシャダイダンサーが桜花賞でハギノトップレディの3着、阪神4歳牝馬特別(現フィリーズレビュー)で勝利しています。


①ロードカナロア
His MajestyとGraustarkの全兄弟クロスが入る組み合わせ。
エーアイダンサーの全姉フェイドレスシーンの3番仔ルリジオンと構成的には100%同血となります。
近年中央活躍馬の少ないシャダイダンサーの子孫の希少な成功例として、再現する可能性はあると思います。

前例があると心強い


②ナダル
上と同じHis Majesty×Graustarkクロスに加え、BoundとNumberの名牝Special姉妹クロスも贅沢に付けた欲張りセット。
初仔なのでとにかくデカいナダルは合うと思います。
個人的に見たいのはこれですが、カナロアもそうだけどエーアイダンサーにこのレベルの種牡馬を用意してくれるかはやや疑問。

みんな大好きSpecialクロス


07.エルズリー

父Graydar

日本で唯一のGrayder産駒という珍しい存在。
ノルマンディーで3歳3月に勝ち上がると、善戦を続けながら2勝目まで3年かかります。
しかし3勝目はあっさり昇級初戦で記録。
めちゃくちゃ晩成だったようです。
初年度産駒は新種牡馬ホットロッドチャーリーの仔のようす。
アメリカ血統が合うという判断でしょうか?


①マカヒキ
ディープインパクト系がつけられるという強みを基に、アメリカ色も強化する形。
早熟性、息の長さ両面をもつという意味でも相性がいいのでは。

マカヒキリー


②シュネルマイスター
サンデーもキンカメもフリーなのにあえて初年度にホットロッドチャーリーを選んだということで、同じく完全にサンデーキンカメを外した配合を。
5代アウトブリードで、マカヒキと同じく早熟性も息の長さも持ち合わせる良い種牡馬。
競争率は高いですが、是非この馬に。

とことんクロスを外すという強固な意志


08.エンシャントロア

父アイルハヴアナザー

ノルマンの子で園田で2勝、中央に復帰して1勝を挙げました。
初年度はマツリダゴッホ、昨年はスマートファルコンを種付。
基本的に身内のスタッドで回しそうです。
4代母のPacific Princessからはナリタブライアン&ビワハヤヒデの母パシフィカス、キズナ&ファレノプシスの母キャットクイルが出ている名門ファミリーなので、良いのをつければ爆発力はありそうですが…


①ダノンバラード
ノルマンディーでもすっかりお馴染み、岡田系ディープ種牡馬の看板。
母父アイルハヴアナザーの最高傑作キタウイングがこのダノンバラード×アイルハヴアナザーですね。
もう一度この組み合わせで重賞馬を。

現実的にも一回はやりそう


②マスタリー
レックススタッドに今年から加わったアメリカ馬。
日本では未知数ですが、現役時代の仕上がりの早さを上手く伝えることを念頭に。
あと、このくらいの牝馬なら色々新種牡馬の具合試すのにちょうどいいんじゃないかと…

なかなか面白い配合に使えそうなマスタリー


オマケ① ディープボンド
まだ種牡馬入りしていませんが、先程述べたようにキズナと同じファミリーなのでキズナ産駒種牡馬で3×4の全姉妹クロスが作れるんですよね。
キズナ産駒が種牡馬入りしたら是非試してほしいものです。

名牝系をいかして


オマケ② シンドリームシン
やりすぎ。

"癖"が出まくってる



09.カグラヒメ

父マンハッタンカフェ

ダート中距離で2勝した牝馬。
初年度はルヴァンスレーヴ産駒。
今年はヴァンゴッホ産駒を出産予定。
ダート色の強いお相手が選ばれてますね。

①シニスターミニスター
母父マンハッタンカフェの最大の成功例といえばテーオーケインズ。
その再現を狙ったシニスターミニスター×マンハッタンカフェ配合です。
Seattle Slewが若干濃いのがどう出るか。

濃さが気になるならキングズソード種牡馬入りまで待つのも手


②エイシンフラッシュ
同じく母父エイシンフラッシュと相性が良いのがキングズベスト。
ミスニューヨークやトーラスジェミニを出しています。
その後継のエイシンフラッシュで芝方面にも期待を。

なぜか芝マイラーも良く出す母父マンハッタンカフェ



10.クイーンズトゥルー

父キングカメハメハ

ノルマンディーお馴染みトゥルースきょうだい。
今年初仔(父ウインブライト)が募集され、キングズトゥルーという名前がつきました。
一昨年はベンバトルを付けるも受胎せず、昨年はマインドユアビスケッツを付けています。
キングズトゥルーが5月末生まれで、成長もかなり遅くなっていたので、不受胎で種付け時期を6月→3月にずらせたのは怪我の功名でしょうか。
父がなんでも割と走る母の偉大さを受け継げるでしょうか。


①キズナ
これはキズナ行くべきでしょう。
サンデーの3×4、そしてLyphardクロスと大成の下地はバッチリ。
多少値は張りますが、ノルマンが一番伸ばせる牝系であることも確か。
行きましょう、キズナ。

走らんわけない


②ゴールドドリーム
レックスで実質自家配合が可能で、Nureyev×Number×NureyevのSpecial3本クロスが付きます。
ややギャンブル気味にはなりますが、ダート大物が誕生する予感も。

Specialといえばゴールドドリーム



11.クリスタルアワード

父アグネスデジタル

ダート1200で2勝。
母がルーシーショーなのでシークエルの半妹ですね。
初年度となる昨年はダンカーク産駒を出産。
今年はゴールドドリーム産駒が生まれる予定です。
彼女自身クロス4本となかなか面白い血統表を持っており、ゴールドドリームはそれをさらにカオスにする良いチョイスだと思います。

①ロードカナロア
こいつカナロア好きだなって感じですみません。
そんなつもりではなくマジでカナロアがいい種牡馬なんです。
スピードを補いつつ、血統表の賑やかさも残したバランスの良い配合かと。

ミスプロの4×4は今ダートでアツい


②サンダースノー
結局何を付けてもクロスは出てくるので、もう開き直って4本バランス良くあればそれでいいかとなってしまった作品。
とりあえず名馬のクロスいっぱいだしOKでしょ。

Nureyevクロスに甘い筆者


オマケ① ミッキースワロー
種牡馬引退してしまったのでオマケ枠。
血統がさらにやりたい放題になります。

そっくりさん配合?

オマケ② アジアエクスプレス
逆にこのクロス賑やかな血統表の鎮まり返る組み合わせはなんか無いんかと探した結果。
それ以上に意味はないです。

ようやくたどり着いた5代クロスなし


12.グルアーブ

父トーセンラー

タニノシーバードから繋がる、タニノギムレットを輩出した谷水牝系。
本馬の半妹にあたるキタサンブラック産駒が二次募集にかけられています。
本馬も現役時代ノルマンで中央3勝。
未勝利はダートで勝ちましたが、2,3勝目は芝で、それぞれ14人気、8人気という穴あけ名人でした。
今年が初供用。

①サリオス
初仔なので大きい馬、サンデー孫なら濃さも許容範囲。
距離適性を広げつつ、将来の繁殖としての可能性も広げるチョイス。

地味にどちらもDanzig系が同じとこから伸びてる


②エスポワールシチー
ブライアンズタイムとタニノシーバード牝系の合流をテーマにした配合。
タニノギムレット…ではないものが出そう。

ギムレット再現を試みたダート馬




13.コーラルティアラ

父メイショウボーラー

現役時代1勝しかできませんでしたが、募集820万に対して賞金1700万強で回収。
ノルマンディーらしいコツコツ息の長いタイプでした。
4代母がラニと同じNatashka。
今年度初供用。

①マテラスカイ
Devil's Bag系を見たらとりあえずやりたくなるBallade合わせ。
ダノンバラードなんかでもいいんですが、元々Haloが2本あるためサンデーの入ってる種牡馬だと濃すぎちゃうのでこの辺で。
母父メイショウボーラーもアメリカ系相性がいいので期待です。

Storm Catがな


②ルーラーシップ
コーラルティアラと血統構成の似ているラニの成功例、リメイクになるべく近く寄せる配合。
交配相手の父系キングカメハメハ、父母側にNorthern Dancer。
言い聞かせればギリギリ「近くない」とは言い切れない感じです。

牡牝逆転リメイク



14.シークエル

父クロフネ

初仔が私の出資馬でもあるヌーヴォストーリア(父ダノンバラード)。
2番仔がスクリーンヒーロー産駒で、今年誕生予定の3番仔もダノンバラードです。

①ベンバトル
むしろダノンバラードやっててなんでこっちをやってないんだ。
名牝Fall Aspenをクロスさせる配合。
他にクロスもなく、岡田系種牡馬なら間違いなくやるべき。

目指すは芝中距離


②フィレンツェファイア
アメリカ産のダートスプリンター。
クロフネの味をさらに引き出してくれそう。
また健康面で不安のあったシークエルの丈夫さもカバー。

フロアの高い配合に


15.シーデイライト

父ヘニーヒューズ

元ノルマン馬ですが、初仔から3年連続でクラブ募集はなし。(三次四次に出てくる可能性はわずかにありますが…)
きょうだいにGⅢ3勝のサンライズマックスや全日本2歳優駿勝馬ビッグロマンス。
また、初仔のウインドワンピース(父ヴァンセンヌ)が未勝利勝ちをおさめています。Storm CatとLyphardが入っているのでディープと相性が良さそうです。

①フィエールマン
Lyphardのクロス以外をなくした配合。
シーデイライト自体が屈腱炎で引退しているため体質にはやや不安。

シーデイライト自身の適性がよくわからない


②キセキ
ディープは入りつつも5代クロスは無し、そして自身が頑強なキセキとの相性はいいんじゃないでしょうか。
おまけでキンカメトニービンもはいった贅沢な牡馬揃い。

キセキのクロスなしって地味にレアですよね


16.シュヴァリエ

父フレンチデピュティ

ゴールドパラディンやプリュムドールの母。
産駒全てが中央2勝以上挙げている名牝で、パワー系種牡馬と相性が良い。

①リアルスティール
まだ試していないのがディープ系。
リアルスティールならディープの中でもパワー面も強いし、距離の守備範囲も近い。

ダートに出てもOK

②ウインブライト
岡田系でまだなのがウインブライト。
既にステイゴールドではゴールドシップ産駒のプリュムドールで実績があり、これも安定して走ってくれそう。

中山なら任せろ


17.シュエットヌーベル

父スマートファルコン

今年初仔(父ゴールドシップ)が募集。
昨年はマインドユアビスケッツ産駒、今年はホットロッドチャーリー産駒誕生予定。

①パレスマリス
なんでお前芝なんだよ配合。
スマートファルコン産駒なのにやたら芝で走ってたシュエットヌーベルに、Curlin産駒なのにやたら芝で走ったPalace Malice。お似合いじゃないでしょうか。

ダートに出たら笑う


②オナーコード
ふたつめは血統に素直にダート馬路線で。
それぞれ自分で持っているクロス以外のインブリードはなく、バランスの良い形。
ダートマイルに向いたいい馬が出るといいです。

芝に出たら笑う


18.スノークォーツ

父ゴールドシップ

2020年にノルマン馬としてデビュー勝ち、次戦フローラS以降はずっと怪我によるリハビリを2年半続けていましたが、昨年11月ついに復帰叶うことなく引退。
非出資ながら長年引っ張ってこれか、と少し悲しくなった記憶。
ともあれ初年度から元気に繁殖できるようならよかったです。

①ホットロッドチャーリー
体質を考慮してクロス無し。
できればまずダートで活躍馬を出してあげたいところ。

あしもとだいじに


②アダイヤー
母のなしえなかった芝クラシックを狙う路線。

海外も合いそう



19.スペロデア

父エスポワールシチー

ノルマンの総額1000万円という普通の馬ながら武豊でデビュー勝利という珍しい馬。
ダート中距離で計3勝を挙げ、昨年引退しました。


①カリフォルニアクローム
ダート中距離の中でも相性の良さそうなカリフォルニアクローム。
カリフォルニアクローム自身が内包するクロス以外なく、ダート界のトレンドA.P.Indy系を獲得できるちょうどいい存在。

狙うはダート三冠

②ノーブルミッション
ダート種牡馬達のスピードを補強し、奥底に眠るヨーロッパ系の底力を一気に解放させる。

応援してます ノーブルミッション



20.デアリングタクト

父エピファネイア

説明不要のノルマンディー最強馬。
そらみんなコントレイルとの三冠配合期待してますよ。
だって他にありますか?考えてみましょう。

①ベンバトル
おそらく日本にいる芝クラシック狙うような種牡馬で一番インブリードが少なく済むのはベンバトルだと思われます。
コントレイルやイクイノックスの箸休め的にベンバトルが選ばれる年もあるでしょう。

何を出してもクロスができる


②マカヒキ
もうなにつけてもクロスはできるし、どうせ実現しないので推し置いときます。
降参です。

あのJCにもいたよ


21.ディスティンダリア

父ショウナンカンプ

ノルマンで中央2勝、交流1勝。
ダート短距離で先行する力はあったので、ごまかしが効いたタイプですかね。
既に3頭の産駒がデビューしてますが、鳴かず飛ばずです。

①ストラクター
牝系も活発ではなく、自身の産駒もさっぱり。
これはもう言い方は悪いですが実験台になってもらったほうがいいかもしれませんね。
レックスがせっかくパレスマリス後継を連れてきたのに、直後にパレスマリス本人が来日するという不遇に見舞われたストラクター。
試せる牝馬は試して、少しでも名を上げてほしいです。

お父さん登場ドッキリ


②ニシケンモノノフ
近親で唯一成功と言っていいのが中央4勝の半妹デスティニーソング。(この次の紹介馬です)
その例を参考にメイショウボーラー後継のニシケンモノノフでなんとか成功の道筋を…

真ん中付近が渋い


22.デスティニーソング

父メイショウボーラー

一族の希望?もしくは突然変異?デスティニーソング。
今年ブリックスアンドモルタル産駒の初仔が募集され、満口になっています。
募集時の診断記事でも書いたように、そもそもブリックスアンドモルタルとの配合がとても好きなので、それ以上となると難しいです。
牝系もディスティンダリアと同じなので新鮮みも出ませんし、この馬はブリックスアンドモルタルでいいです。理想です。



23.トゥインクルリーフ

父ヘニーヒューズ

ノルマンディーで地方2勝、中央出戻り後1勝を挙げた牝馬。
昨年も配合名人企画には並んでいたので、2年目だと思いますが、昨年何を種付けしたかは不明。(ジャパンスタッドブックで種牡馬毎にしらみつぶしにやれば見つけられますが、そこまでするほど知りたいわけでもない)

①マカヒキ
サンデーもキンカメも持っていないので比較的色んな馬を気軽に付けられますね。
なんとなくでマカヒキ入れたら見慣れないクロス1本だけだったので採用。
マカヒキ自身のダートポテンシャルも気になります。
結構あると思うんですけどね。

フレンチデピュティとヘニーヒューズでそこのクロスできるんだ


②オメガパフューム
オメガパフュームでクロスできないダート馬ってかなり貴重な気がします。
ダート中距離でがんばれそうです。

年代のバラつきも少なくバランス良



24.ビスカリア

父ヴァーミリアン

総額800万募集ながらTCK女王盃(Jpn3)を勝利するなど計2億を稼いだ超優秀な子。
初年度のスクリーンヒーロー産駒ファセリアがそろそろノルマンからデビュー予定です。
2年目はブリックスアンドモルタル産駒。こちらはセールで売却済み。
今年はホットロッドチャーリー産駒が生まれる予定です。

①マインドユアビスケッツ
ダート狙いかつクロスは控えめに。
次代の配合でダイワメジャー後継のアドマイヤマーズやブルドッグボスで、スカーレット牝系を爆発させたいです。

マインドユアビスカリア

②ゴールドドリーム
一見普通のダート配合に見えますが、ビスカリアの2代父がエルコンドルパサーのため、Specialの血が結構入ってます。5×6×7×7×6で7.81%ですね。
その辺の5×5よりは濃いです。

Special, Lisadell 5×6×7×7×6(すごそう)


25.ピッツネイル

父クロフネ

ホワイトターフなどの母として既に産駒2頭の勝ち上がりを経験。
勝ち上がりは2頭ともゴールドシップ産駒。ただどちらも2勝目が遠いので、もう少し上を狙いたいところ。
ここ2年はウインブライト、ジャスタウェイをつけています。

①オルフェーヴル
基本的になんでも相性のいい母父クロフネ。
サンデー系も幅広く活躍馬が出ています。
その中でもオルフェーヴルは、早熟傾向のあるピッツネイルと相性が良いのではないでしょうか。
しかもSpecialクロスではなくその母のきょうだいクロス。
これができるのはオルフェーヴルの強みです。

補完が素晴らしい


②ロジャーバローズ
ディープ系も相性抜群。
血統構成はとにかく芸術的なロジャーバローズ辺りなら価格も抑えられて一発も狙えるでしょう。

なんでも合うクロフネ


26.ブランメジェール

父Hansen

芦毛の舶来品。
初仔が今年の募集でキタサンブラック産駒ということもあり人気でした。
2年目は予算オーバーになったのかブラックタイド、昨年はダノンバラードでした。


①ダノンプレミアム
ほどほどの金額帯のディープ系、マカヒキばかりも芸がないのでこの辺り。
TapitもStorm Catも持ってますし、ディープはつけたいですね。
素晴らしいマイラーが出る可能性も。

ディープ系争奪戦のブランメジェール


②グローリーヴェイズ
もう一丁ディープ。
キタサンブラックをつけてダートっぽいのが出たので、より芝に特化したディープを付けたいところ。
Tapitの血でパワーをカバーしてくれたら言うことなし。

狙いは芝マイル〜2000


27.ブリリアントリリー

父ハーツクライ

おそらくJRA史上最も「リ」の多い馬。
リコリス・リコイルより多い。
牝馬ながら明け6歳で障害転向、さらにその夏地方移籍となかなかハードに使われて7歳まで頑張りました。
母父アンバーシャダイが22年まで走ってたんですね…
引退して即エイシンフラッシュを種付け。
昨年はイスラボニータを付けています。

①ホッコータルマエ
父系こそサンデーですが、母系が化石過ぎてクロスの衝突が起きにくいブリリアントリリー。
ホッコータルマエくらいでは全くクロスになりません。すごい。
芝の勝利もありますが、別にどっちの馬というほどでもないので思い切ってダートで付けてもいいと思います。

キンカメフリーなのでダートにしてしまっても


②サトノクラウン
化石には化石。
どっちもNorthern Dancerから繋がってるのがまた。
母父ハーツと相まって長距離も行ける子が出たら面白いですね。

令和やぞ


28.ホーリーライン

父エイシンフラッシュ

ノルマンディーで2勝の牝馬。
おそらく今年が2年目です。
牝系側があんまりみない名前が多いです。

①シュネルマイスター
短距離を伸ばすか、マイル路線で伸ばすか少し迷いましたが、この血統ならマイル方面だろうと。
正妻と同じ○○ラインだしシュネルくんも気に入ってくれるといいですね。

KingmanとKingmambo夢の共演


②ノーブルミッション
エイシンフラッシュだからこそのAllegrettaクロス。
一気に距離適性も延びる可能性もあり、面白い配合かと。

世界的名牝Allegretta



29.マリアズハート

父シャンハイボビー

ノルマンディーの千直女王が繁殖入り。
初年度はベンバトルが付けられ、2年目となりますが配合募集ははじめてです。

①ダンシングプリンス
とにかくスピード昇華です。
ダート短距離路線がもっと充実してくれるといいんですが。

ダート1000重賞があったら行きます


②パレスマリス
なんでそこのクロスなんだ。
千直の女王にこういう長いところいけそうな種牡馬つけるのって結構ワクワクしませんか。
Red Ransomも芝で強い血ですし、こんだけアメリカでも芝に出てくれそうです。

突然変異召喚


30.マルーンドロップ

父コンデュイット

こちらもおなじみのノルマンディー牝馬。
ヴェルミセル(父ゴールドシップ)が未勝利間に合わなかったものの、11月に格上挑戦の福島で初勝利を挙げました。
マルーンドロップ自身も芝の2000前後を走っており、スタミナ補強よりスピード補完が良さそうです。

①アドマイヤマーズ
「そろそろやればいいのに」のスカーレットクロス。
ちょうど欲しかったマイルくらいのスピードも補完できてかなり良い配合だと思うんですが…
マルーンドロップにそこまでの馬用意してくれない?

マーズを用意してくれるかが最大のハードル


②キセキ
中長距離馬ですが、スピード能力に関しても随一。
キンカメもサンデーもフリーなマルーンドロップだからこそフィットします。

なんとなくヨーロッパの血と合いそうなイメージのキセキ



31.ミラビリア

父マツリダゴッホ

未勝利勝ちはダート1200、2勝目は1800、3勝目は盛岡の交流、そして4勝目は障害レースといろんなところで走った頑張り屋さん。
叔母にウオッカがいる名血。
初年度はベンバトル、2年目はブリックスアンドモルタルが付けられています。

①モーニン
テーマはダートマシマシウオッカ。
基本はミラビリアの得意なダートを補強する形なんですが、ちょっとCaroが混ざってるのでブライアンズタイム、タニノシスターとの比率的にウオッカが発生してることになります(ならない)。

牡馬を蹴散らせ、牡馬でも。


②モズアスコット

美しいです。
芝ダート両刀のスピードとパワーを持ち合わせた良い子が出そうです。

実質クロスは牝馬クロスひとつ



32.ラヴノット

父ノボジャック

中央では1勝も、障害にも挑戦するなど苦労人。
全兄に佐賀重賞3勝のミスタージャック。
22年にミッキーグローリー、23年にロゴタイプが種付けされているようですが、何故かジャパンスタッドブックの馬個別ページに反映されていません。
ロゴタイプくらいのクロスはOKなんですね。
(SS 3×4、Halo 5×4×5、ミスプロ 5×5)

①ナダル
クロスのロマン重視配合。
またまたSpecial関係、子のBoundとNumberの牝系クロスです。
ダート色の強いラヴノット自身の血統もガッツリ補強。
これで走らなかったらもうどうしようもないってくらい。

名牝が解決してくれる

②ジョーカプチーノ
より安く済ませるならジョーカプチーノ。
スピードはありますし、新味をもとめて。

千直も走れそう


33.ラタンドレス

父エンパイアメーカー

今年初仔とは思えないサイズの子を二次募集に送り出した新米ママ。
ダノンバラードでUnbridledの3×3となかなか攻めました。(私は落選しました)
昨年はゴールドドリーム産駒、今年はオメガパフューム産駒を出産予定。
ダート方面ですね。


①マジェスティックウォリアー
一見クロス多くね?と思われるかもしれませんが、マジェ×母父エンパイアメーカーはエアアルマスという大きな成功例あり。
ダートを狙うなら外せない候補です。

というかうち2つはマジェが自分で持ってるクロス


②ジュンライトボルト
ダート路線の新種牡馬。
構成の似ているキングカメハメハとエンパイアメーカーが上手くマッチしてくれれば。

同系って実際どうなんですか。詳しくないので。



34.ラハイナヌーン

父カフェラピード

超マイナー父でしかも中央未勝利なのに繁殖入り。
いいなあ。なんでシャルトタークちゃんは…
カフェラピードもMilt's Overtureも初めて見た。
なんでこんなの募集してたの。

①ストラクター
何つけたらいいのか全然わからない。
初年度のディーマジェスティ産駒見る限りクロスは攻めていいっぽいのでとりあえずお試し。
わけわからん血統すぎてこんなんしかできないです。

何が求められてるの


②グレナディアガーズ
仕上がりの早さで1勝を狙う。
スピードもある程度乗ってくれるはず。

グレナディアガーズですら種付料が高い


35.リーピングリーズン

父ブラックタイド

中央ではダートばっかり走ってたし2勝挙げたのに、盛岡ではなぜか芝でよく走る不思議な子。
甥にビーアストニッシド。

①デクラレーションオブウォー
父デクラレーションオブウォー、母父ブラックタイド、母母父キングカメハメハまでの7/8が昨年のファルコンS勝ち馬タマモブラックタイと一致。

道悪の鬼配合

②アジアエクスプレス
芝ダート両刀をクロスなしで配合。
キレのある脚を見せてほしい。

安心と信頼のアジアエクスプレスアウトブリード


36.リルティングインク

父マツリダゴッホ

マルーンドロップの半妹。
こちらも2頭がノルマンデビューしていますが、ともに未勝利。
3番仔はまだ今年募集に出ていませんが…?
マルーンドロップと違い、サンデーが入っているのでダイワメジャーを介したスカーレットクロスはやりづらいです。

①ホットロッドチャーリー
なんで初年度とか2年目にホットロッドチャーリーよく付けてるかわかりました。
すごい手頃につけやすいんですねこの種牡馬。
Deputy Ministerさえ入ってなければ日本の血統ほぼ余裕で通過できますね。
実際種牡馬としては未知数ですが、テコ入れとしても保留としてもかなり優秀。

わからん時の駆け込み寺


②インディチャンプ
芝に寄せたかったのと、スピード、キレが欲しかったので。
あんまり今回ステイゴールドを選んでなかった(オルフェくらい)ので、選びたいなという思いもありまして。
サンデーは濃いですが、それ以外はなかなかいいと思います。

最後の最後で3×3に手を出した



以上36頭分、考察終わりました。
めっちゃ大変だったので毎年恒例にはならないと思います。
あとは締切までにどれ送るかをじっくり決めます。
みなさんも参考にしていただいたり、こういう面白いのあるよ!と紹介していただければ幸いです。

ありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?