ヨロスーのノルマンディー日記 #004 ミックスセール
Tag! ヨロスーです。
本日は第2回となったミックスセールの開催日でした。
ミックスセールは当歳馬セッションと繁殖牝馬セッションに分かれていますが、今回もノルマンディーからは当歳馬の落札は無し。
一方で繁殖牝馬の方では岡田スタッドが昨年のアグリュームに続いて落札あり。
しかも今年は2頭の落札となりました。
マッチレスノヴェル
昨年夏に現役を引退したばかりの現在6歳の牝馬。
父はノヴェリスト、母父サンデーサイレンス。
牝系は代々社台・ノーザンで繋がれてきた由緒あるファミリーで、日本に輸入された6代母パロクサイドからはシャダイフェザーからのダイナカール牝系を形成した、日本を代表するファミリー。
シャダイフェザーの半妹ヨドセローナから紡がれるマッチレスノヴェルの牝系も、傍系のようなポジションとはいえ、マイルCSを制して2002年のJRA最優秀父内国産馬を獲得したトウカイポイントを輩出するなど一定以上の力はあります。
マッチレスノヴェル自身も現役時代は芝中距離で2勝。
新馬戦はクリスタルブラックの2着でした。
現在はマインドユアビスケッツを受胎しているとのこと。
2800万と繁殖牝馬としてはなかなかの高額落札で、期待も大きいと思います。新たな岡田/ノルマンディーの戦力として注目です。
ランウェイデビュー
父ストロングリターン 母父アドマイヤムーン
この馬の特徴はもちろん祖母タバサトウショウ。
つまり叔母にスイープトウショウがいる、トウショウ牝系です。
主流とはほど遠いストロングリターンという父と、母デビュートウショウが産駒5頭で中央勝ちがこのランウェイデビューだけとふるっていない故か、僅か500万での落札となりました。
現在はアドマイヤマーズを受胎中。
生まれた仔にはアドマイヤマーズとアドマイヤムーンが入っていることになりますね。
名門の血を、上手く目覚めさせられるか。こちらにも注目です。
先述のように当歳馬セッションの落札馬はありませんでしたが、私が気になった馬を紹介します。
No.42 ロゼリーナの23
父ナダル 母父キングカメハメハ
母母はローズバド。
みなさんもご存知薔薇一族で、母ロゼリーナはローズキングダムの全妹にあたります。
血統背景は文句なしで、かつ皮膚の薄さ、動きの良さが抜群。
サラブレッドクラブライオンの代表田畑氏が落札。
さすがにライオンにまでは手が出ないですが、ちょっと入会まで考えるいい素材だなと思いました。
No.17 プリティカリーナの23
父ゴールドシップ 母父Seeking The Gold
こちらもロゼリーナの23ほどではないものの、なかなかいい馬だなと感じました。
母はOP勝ちのエクレアスパークル(父ハーツクライ)を出していますが、重賞級の大物は出ていない18歳のベテラン牝馬。
少し高齢なのは気になりますが、この子が最高傑作になってもいいなと思わせるボディを持っています。
こちらもライオンの田畑氏が落札。
なんだ、ライオンに入れと?
以上2頭です。
何かの間違いでノルマンディー落札しないかなーと思ってましたが、まあ来ませんよね。
本当にちょっとロゼリーナの23のために入会しようかと思ってしまう…
出資しなくても応援はできるので、じっくり育ってほしいですね。
あと、ノルマンディーから紙カタログも届きました。
カタログの厚紙で見る馬の写真は良いですね。
また馬の評価がちょっと変わりそうです。
明日から先行募集受付開始。
私はとりあえず初日申込派なので、今日じっくりカタログ眺めて最終決断したいと思います。
もうだいたいは固まってるんですけどね。
明日が楽しみです。
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