見出し画像

未勝利が終わったところでノルマンディーのセール成績を見よう / #117 ヨロスーのノルマンディー日記

Tag! ヨロスーです。

今年の3歳未勝利期間も終了したので、ノルマンディーの21年産馬たちのことを振り返っていきます。


例年サマーセール出身の成績が悪いと言われ続け、かくいう私も全頭診断記事で「サマーセールはマイナス!」と言いながらフェデルミエールに出資したことでも知られています。
本当なのかな?と思ったので、各出身別に見ていくことにしました。

※データは未勝利最終日の2024年9月3日時点のものとしています。



岡田スタッド

23頭中勝ち上がりは6頭

まずは大元、岡田スタッドの自家生産馬。
中央募集の56頭中23頭と、もちろん最多を誇ります。
表の色はそれぞれ

オレンジ…既に募集総額を全額回収している馬
黄色…まだ回収は終わっていないが、とりあえず勝ち上がった馬
青…未勝利期間内に勝ち上がれなかったが、格上挑戦や地方移籍などでファンドが継続している馬
灰…既にファンドが解散している馬

となっております。

既に3勝を挙げているレアグリフォンなど活躍馬も出ていますが、勝ち上がり率は1/6ほどとあまり芳しくはありませんでした。
ともあれ、ファンドが続いている馬も多いです。
まだここから少し数字も伸びるでしょうね。


セレクトセール
セレクションセール

日本を代表する大セールですが、価格が高騰していることもあり、落札数は少なめ。
アレナパラシアとかよく990万で落とせましたね。今年のセレクト1歳で1000万切ったの主取以外では2頭でしたよ。
セレクトとセレクションで綺麗に明暗が分かれてますね。
セレクトは額が額なのでまだ回収には至っていませんが、きっちり勝ちきっています。
一方でセレクションは3頭中2頭が既に解散、残るランスロットもトモが弱く、最高9着とよく残れたなと思う部分も…
園田はレベルは高いですし坂もありますので、大丈夫でしょうか…



サマーセール

12頭!

自家生産に次ぐ供給源。
回収完了できている馬はいませんが、勝ち上がりは1/3となんか全然悪い感じはしないですね。
昨日門別で初勝利を挙げたブリッツクリークも、アレピも割とすぐ戻って来れそうですし、そうなれば半分ですよ。
案外ノルマンらしい楽しみ方ができるのでは?



セプテンバーセール
オータムセール

ここはうーん…
レザンノワールがすごく頑張ってくれてますが、他がなんとも。
やっぱ基本的にはサマーセールまでに出てきた馬の方が良さそうですね。



トレーニングセール
JRAブリーズアップセール

募集額が高かったので回収できていませんが、ホークレアが大当たり。
カーマンラインも四次の先陣を切って新馬勝ちをおさめてくれました。
ここらへんの馬が結果出てるのってつまりノルマンディーの育成が良くないんじゃ…

がんばってください。



その他

海外や、通常のセール以外のルートでゲットしてきたメンバー。
まずノーブルロジャーとオルゴーリオが大当たり、さらにブレーザーも想定外の大活躍で回収完了と、一番ハネたカテゴリになりました。
その他が一番活躍してるってなに?



データはこちらにまとめました。

以前の世代を見ていないのでとりあえずこの世代の話ですが、サマーセールはそこまで忌み嫌うほどではなく、むしろ秋の方が地雷でした。
そしてセレクトはちゃんと走りますね。

あと安くて走るはやっぱ難しい。
アレピ、安馬軍の中で本当に奇跡みたいな当たり枠だったかもしれません。


2023年産の発表の時期も近づいてきますが、少しでもいかせるよう勉強します。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?