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春哉ダッシュだシャルトターク / #083 ヨロスーのノルマンディー日記

Tag! ヨロスーです。

シャルトタークちゃんも今週出走になりました。


シャルトターク (プラージュの20)

☆5月30日(木) 園田5R 春哉ダッシュC3二 ダ820m 中田貴士騎手 出走

春哉ってなんか季語的なことかな〜と思ったら兵庫の地名でした。

兵庫県佐用郡佐用町春哉。
園田から車で西に1時間半、姫路からでも1時間ほど、岡山県との県境にも近い山あいの集落。
2005年に合併して佐用町になるまでは『三日月町』というお洒落な名前でした。(現在もJR三日月駅があります)

春哉にある最明寺というお寺には、国の重要文化財の北条時頼坐像が。
鎌倉幕府の第5代執権を務め、引退後は諸国の困窮した人々を救って廻った『廻国伝説』のある北条時頼が、ここを訪れた際に病のため三ヶ月滞在したことから『みかづき』→『三日月』となったとの謂れがあるそうです。

この坐像は看病をしてくれた村人たちへのお礼として、時頼本人が彫ったものと言われていますが、「3ヶ月で掘るのは不可能」とも。
また、木像と一緒に和歌を残したと言われており、それが『深雪にも あさる雉子の 声聞けば 己が心は いつも春哉』。
春哉の地名はここから来ているとされています。


どうやら今週の園田競馬は佐用町ウィークのようで、水曜は毎年恒例の『ひまわりの里佐用町 おさよん特別』がメイン競走。
佐用町の観光キャラクター おさよんが来るようです。毎年ひまわりの種を配っているらしいですね。

それに伴って、水曜木曜と、佐用町の各地名がついたレースがあるんですね。


春哉の話が長くなってしまいました。
シャルトタークの話をしましょう。

前走と同じ820m。
ただC2C3混合だった前回と違い、今回は本来のC3二組戦。
メンバーも相当手薄で、今年に限れば先週のシャルトタークが一番タイムが良いというレベル。
普通に自己ベストの着順、なんなら勝ちまで期待しても良いくらいなんじゃないでしょうか。


手強そうなのはカサマツノライトオ。
名前から分かる通りカルストンライトオ産駒で、しかも母父サクラバクシンオーという血統通りの超短距離専門の馬です。
昨年末にこのクラスで2戦連続2着、タイムも0:52.0と前走のシャルトタークと同じくらい出しており、先手を取れればなかなかの存在。
近走はルーキー新庄騎手が騎乗していますが、まだ少し苦戦気味でしょうか?
馬体がもう少し絞れると良さそうですが。


ロケッツアン。
昨年も何度か51秒台を出していますし、前々走も2着と走れています。
わかりやすく出足ついてポジション確保できれば強いタイプ。
スタートが🔑になるでしょうね。

ブライトクラウン。
シャルトタークと同じ野田厩舎の4歳。
3走前に4着と、少しずつ良化の気配を感じさせています。
こちらも主戦は中田騎手ですが、シャルトタークに乗るために今回はルーキー高橋騎手の騎乗。
減量効果で一発あるかも。


ゴールドエッグ。
デビュー2戦目でヤマカツエースと対戦している、12歳の大ベテランおじいちゃん。
さすがに衰えてはいるものの、元気に月2回 820mを走り続けて年に1回は馬券に絡んできます。
鞍上はルーキー塩津璃菜騎手 19歳。
年の差7つしか違わない新コンビ誕生です。


シャルトターク、今回は格上挑戦だった前回と違い定量の54.0kgでの出走のため、前走からパフォーマンスを上げられるかはわかりませんが、条件自体はやれるところを見せてくれたので、しっかりスタート出て少しでも順位を上げてほしいですね。
今回は相当期待しています。


あと、この日はジョッキーズチャンピオンシップも開催。
各地方競馬場のリーディングジョッキー達が集まり、2レースで地方ナンバーワンを決める戦い。
優勝者は夏のJRAのワールドオールスタージョッキーズに招待されます。昨年は高知の宮川騎手が優勝しましたね。

兵庫代表はもちろん吉村智洋騎手。
船橋の森泰斗騎手や、北海道の落合騎手、大井のヘルシェイク矢野騎手や愛知の岡部騎手、高知の赤岡騎手と錚々たるメンバーが集います。
毎年出稼ぎ行きすぎて吉原騎手がいないのが残念ですが…

こちらもあわせて楽しみです。

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