令和零年養老小人(ヨロコピタン)奇譚 その⑦
…と思いきや、平成31年冬に様々な場所でヨロコピタンの発見例があったので、ここに記する。
古民家カフェライブに潜入したヒトガタのヨロコピタン。初見である。ヨロコピタン幼体と同様に磁力を帯びた珍しいタイプ。
“水の音”で行われた“木歌”によるライブパフォーマンス中、歌っている足元で演奏に興じていたという。
同時に新しい幼体も発見された。ライブ会場の古民家のすみの方に生えていたらしい。
ここでも“パッツン”が発見される。このヨロコピタンと幼体と一緒に現れることが多い。幼体の育成に深く関わっているものと思われる。
そのころスティックは揖斐川上流にて空を見上げていた。
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