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【認知症の前の段階って?軽度認知障害について】

【認知症の前の段階って?軽度認知障害について】



ある日突然、回りのことがわからなくなる訳じゃない。
日常生活は、問題なく過ごせる

けれど、会話をしている中で、同じ話をすることが多くなったとか。
知人の名前、暗証番号など、これまでは忘れることがないものを忘れてしまう。
お金の計算や管理ができなくなってお財布が小銭だらけになっちゃう。
好きだった趣味活動をしなくて、元気がでない
やる気がわかない。

こんな風に少しずつ訪れる変化。


認知症ではないけれど…というときには
軽度認知障害という状態と言われます

正常な状態と認知症の間とでもいいましょう


実は、この状態と診断されたかたは5
年で40%の人が認知症に進行します


この軽度認知障害の時点で、気がつき
適切な治療・予防をすることで
回復したり、発症が遅延したりすることが
あります。


では、軽度認知障害かなとか。
何かおかしい?
と思ったときにどのように行動したら
いいのでしょうか?


ならないように気を付けるー!では
どうにもならないことでもあります。
気を付けていてもなかなか
防げるものではありませんから。
早く診断を受け対応することが
大切になっていきます


では、軽度認知障害とはどうやって
診断されるのかですよね。
軽度認知障害になったかどうかの判断は、
病院へ行って、診察を受けて
必要な検査を受けてみなければわかりません


どこの病院に行くのがいいのかも
また悩まれる人が多い問題です

かかりつけ医がいる場合はまず
その医師に相談してみましょう
いつも診てくれている医師に相談するです

もしも、そこでより細かな検査が必要
とか、専門医の判断が必要と診断された場合
脳神経外科や「もの忘れ外来」と呼ばれる
認知症を専門に診る医師のいる
病院へ紹介されることになります。


その病院では、CTやMRIでの画像を用いた検査
画血液採取による検体検査などを使って
検査を進めていきます。
これによって軽度認知障害の予兆を
早い段階で見つけられると考えられています

また、認知症のひとつの指標として、
「長谷川式簡易知能評価スケール」
などの記憶力や認知機能に関わるテストも
行われます

「長谷川式簡易知能評価スケール」では、
本人の生年月日に確認や簡単な計算式、
単語の記憶などの問題で正答率、
認知・記憶障害のレベルを測ります。

しかし軽度認知障害かも知れないと
思った時点で、早急に医療機関を受診し
検査を受けることがとても大切です。

それは、次のステージである認知症の
予防につながります。
残念ながら認知症は完全に治る
というのは期待できません。

それでも、早期に診断を受け
対応することで認知症に進行しない
進行を遅らせることが出来たら

自分のことを自分で出来て
楽しく健康に暮らす時間を
長く過ごせるわけです。

そのためには少しでも変化を感じたり
おかしいな?と思うことがあれば
まずは専門医の診察を受けることが
大切なことになります。


のんびり発信頑張ります!

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いなむら 江美

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