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割合の基本(割合・百分率・歩合)|SPI3非言語対策

■割合・百分率・歩合

◆割合・百分率・歩合の変換
割合の計算は、全体の量( もとにする量 )を 1 としたときの割合( 小数 )を用いて計算する。
よって、百分率や歩合で表されているものは割合( 小数 ) に変換しましょう。割合の基本1

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◆割合の計算公式
公式は3つの公式を覚えるより、次の表を作り比の式を立てる方法を覚えておきましょう。割合の基本2

この表より、
 全体の量:1=比較する量:割合
この式の計算は「内側の積=外側の積」より、
 1×( 比較する量 )=( 全体の量 ) × ( 割合 )
この式を式変形し、答えを求めましょう。

全体の量( もとにする量 )比較する量( くらべる量 )割合の部分の判別
これらを判別するには、
 「比較する量は、全体の量の割合」
という文章に置き換えることができる。


■例題1【割合の基本】

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◆例題:5000円の30%はいくらになるか?
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◆例題解説
30% を割合で表すと 0.3 となる。
比較する量を x 円として、表を作ると、割合の基本3

この表より、比の式を立てると、割合の基本4

したがって、答えは 1500円 となる。


■例題2【割合の基本】

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◆例題:2000円はいくらの4割か?
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◆例題解説
4割を割合で表すと 0.4 となる。
全体の量を x 円として、表を作ると、割合の基本5

この表より、比の式を立てると、割合の基本6

したがって、答えは 5000円 となる。


■例題3【割合の基本】

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◆例題:50Lの水槽に12Lの水が入っている。このとき、水槽全体に対する水の量を歩合で表すと?
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◆例題解説
全体の量が 50Lで比較する量が 12Lである。
割合( 小数 )を x として、表を作ると、割合の基本7

この表より、比の式を立てると、割合の基本8

したがって、割合( 小数 )が0.24となるので、歩合で表すと 2割4分 となる。

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