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速さの基本(道のり・速さ・時間)|SPI3非言語対策

■単位の統一と速さの公式

◆単位の統一
速さの問題を解く上で、はじめに注意すべきことは「単位が統一されているか?」です。
 道のりは「km、m、cm」
 時間は、「時間、分、秒」
 速さは、「時速◯km、分速◯m」
これらの単位が統一されていることを確認しましょう。

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◆単位が統一されていないとき
・道のりの変換
1km=1000mより、
 km→m にするときは ×1000
 m→km にするときは ÷1000
1m=100cmより、
 m→cm にするときは ×100
 cm→m にするときは ÷100

・時間の変換

1時間=60分より、
 時間→分 にするときは ×60
 分→時間 にするときは ÷60
1分=60秒より、
 分→秒 にするときは ×60
 秒→分 にするときは ÷60
これらを用いて統一しましょう。

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◆速さの公式
速さの公式ですが3つの公式を覚えておくのは面倒なので1つの公式だけを覚えておきましょう。
 ( 道のり ) = ( 速さ ) × ( 時間 )
「み=は×じ」
の順番で覚えて、道のり以外を求めたいときは、これを式変形しましょう。


■例題1【速さの基本】

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◆例題:時速60kmで3時間進むときの道のりは何kmか?
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◆例題解説
道のりはkm、時間は◯時間、速さは時速◯kmで統一されている。
道のりを x kmとすると、速さの公式「( 道のり ) = ( 速さ ) × ( 時間 )」より、
速さの基本1

したがって、答えは 180km となる。


■例題2【速さの基本】

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◆例題:時速60kmで20kmの道のりを進むときにかかる時間は何分か?
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◆例題解説
道のりはkm、速さは時速◯kmで統一されているが、時間は分で答えなければいけない点に注意する。
はじめに、x 時間かかるとすると、速さの公式「( 道のり ) = ( 速さ ) × ( 時間 )」より、速さの基本2

ここで、「時間→分」に変換するので×60すると、速さの基本3

したがって、答えは 20分 となる。


■例題3【速さの基本】

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◆例題:1.5kmの道のりを30分で進むとき、速さは分速何mとなるか?
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◆例題解説
道のりはkm、時間は分、速さは分速◯mで統一されていない。
道のり1.5kmを「km→m」と変換するので×1000すると、速さの基本4

道のり1500mを30分で進むことになるので、分速 x mとして、速さの公式「( 道のり ) = ( 速さ ) × ( 時間 )」より、速さの基本5

したがって、答えは 分速50m となる。

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