囲碁をはじめてみませんか?

囲碁をはじめてみませんか?

私が考える囲碁の楽しさは以下のとおりです。
・ルールで禁止されている箇所以外、石を打つところは自由なので打ち方にその人の個性がでること

・学習した詰碁や手筋を実戦で使いこなせた時は痛快であり、また自分の上達を感じられること

・終局までの手数が長いので、序盤や中盤にミスをしても挽回して逆転することができること

・終盤のミスは致命的になることが多いので、優勢であっても対局が終わるまで気を抜けないこと

・打つ石に能力差はなく、打った石を生かすのも生かせないのも自分次第であること

・ある段階では効果のない石となっていたものが、状況が変化することで重要な石へと変わることがあること

・打った石はすべて盤上に見えており、運が作用する要素がないので、勝つのも負けるのもすべて自分と相手の実力によるものと言えること

・100かゼロかという勝ち方、負け方ではなく、目数(陣地の大きさ)の差で勝ち負けが出るので、僅差の勝負の時は勝っても負けてもいい勝負ができたという充実感があること
(大差の場合は投了して負けを認めることで、対局を終了することができます。)

・優勢な時にどう打って勝ち切るか、劣勢な時に目数の差をどう縮めて逆転するかといった工夫について、様々な手段があり、それが一種の交渉術であること

・置き碁というハンデ戦(石をいくつか先に置いてから開始する対局)があり、実力差があっても一方的にならず、真剣に勝負を争う対局ができること

私が考える囲碁を楽しむことによるメリットは以下のとおりです。
・集中力が身につくこと

・対局している間は先を読むことに集中し、他のこと(仕事や生活のことなど)を考えている余裕がないので、ストレス解消になること

・次の手を決める時に、まず最初にイメージや直感で候補を決め、あとから論理的に先を読むということがあり、イメージや直感を引き出す時に右脳を使い、論理的に読む時に左脳を使うので脳トレになること

・対局で先を読むことを繰り返すことで、物事を深く考える習慣が身につくこと

・囲碁で交流することで、幅広い世代の知人、友人が増えること

・何歳になっても現役でプレーできること

・歳の差による有利不利がないこと

・対局では時に負けを認める必要があり、負けを受け入れる経験を重ねることでメンタルが鍛えられること

私が考える囲碁の弱点は以下のとおりです。
・面白くなってくるまでに時間がかかること

・盤面が広いので最初はどう打っていいのかわからないこと
(通常は19路盤を使用しますが、初心者のうちは9路盤や13路盤など小さい碁盤を使用して対局することが多いです。)

・対局に時間がかかるのでタイムパフォーマンス重視の方には向かないこと