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寝る前に考えこんじゃいかんのだ

子供の頃経験したことは
良くも悪くも大きくなってから大きく影響するなあと
なんだかふとつくづく思ったりする。

一緒に暮らした私の母方の祖母は
今でいう “毒祖母” だった。
彼女なりに愛してくれたんだと思うし
いい思い出もあるけど


「お前は可愛くない、可愛げもない。
 誰からも愛されない」

「お前は本当に疫病神だ」
 
「○○ちゃんのお母さんも××ちゃんのお母さんも
 普段ニコニコしてるけど、お前のことは可愛くない
 一緒に遊ばせるの嫌だってこっそり言ってるの知らないだろう。
 嫌われてるの知らないだろう」


今でも覚えてるもんだなあ、
絶対この先死ぬまで忘れたりもしないんだけど。
それくらいえぐられたなあ。
多分私は本当に可愛くない子供だったんだと思う。
嫌なものは嫌だと泣きわめいて
すんなり言う事を聞く子でもなかったし
女の子なのに全然女の子らしくなかったし。
習ったピアノも下手だったし。
5,6歳の子供にとって
優しいと思ってた友達のお母さんが
実は私の事を良く思ってなかったってことも凄く悲しかったな。
今になってそんなわけあるかと思えるけど
でも信じちゃうじゃん。
東北の冬、お皿洗いでお湯を使えば
お湯なんか使うな、誰が金払ってるんだと怒られたし
お風呂も沸したお湯以外シャワーを使うと電源切られたりした。
ぶっちゃけ今も皿洗いでお湯を使おうとすると
あぁ怒られる、と思ったりする。
人の顔色をうかがったり
本心を疑ってしまったり
厄介な私の為に手間をとらせてしまったなと思うと
なんか本当にすみません、、、って自己嫌悪も入る。
祖母のせいだとは言い切れないけども
勢いで投げつけられた呪いみたいな悲しい言葉が無かったら
自分の中にある黒いものの根っこが
こんなに大きく無かったろうなと考えてしまったりする。
少なくとも甘やかしてくれたのは父方の祖母だった。
歯や骨がとけるからだめだと禁止されてた
チョコレートやジュースも父の実家ではよく食べた。
今でも思い出すのはロッテのチョコパイと明治の板チョコだ。
時々だけど、祖母が他界し取り壊してしまった
父の実家に帰る夢を時々見る。
自信がなくなると、帰りたいなあと思う。
チョコパイ食べたいなあ。


自信満々な人を見かけるたび
どう生きたらそうなれるんだろうと不思議になる。
同僚のイケメンバリスタに言われた
「自分を信じなきゃできるものもできないんだぞ」
って言葉もどうしたらすんなり飲み込んで
実行できるようになるんだろう。

なんかもうしっちゃかめっちゃかでまとまりのない有り様だ。





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