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挑戦することを諦めた世界線を考えてみた

こんにちは、yoralyです。大学でやっぱり忙しくなりました!なかなか書き物をしようと言う心の余裕を持てません今日この頃。できても金曜から週末にかけての数日間のみがやっとです。
勉強をおろそかにせず、動画をみすぎず、だらけず、バイトも運動もおろそかにしないよう努力しながら自炊して、できたらどんどん課外活動もやっていこうだなんて、簡単なはずないよなー。(今現在上記が全部できているわけではない)日本だったらどれかはもう少し楽にできるのだろうか。ありがたいことにイギリスにいるのが当たり前なのでそういう想像をしたこともありませんでしたが。まあとにかくだらけてしまいつつも頑張っていると思います。
ちなみにタイトル画像は自前です。白黒加工する前なんか特に結構かっこいいと思っててお気に入りなんですよ。

さて今回は少し想像力を働かせて書いて参ります。

注意:急に別の世界線始まります。

実際におらが普段考えていることとは大きく異なりますので下の文章読んでyoraly堕落したーみたいなのはご勘弁ください。



おらは挑戦を諦めた

おらも今年で20歳。
高校でも、課外活動でも、イギリスでも、どこでもいち早く自分から動いて他社に頼ってもらえるリーダーになろう、上を目指してもっと新しい景色とより良い自分になれるよう努力しよう、そう思いながら今まで結構な年月を過ごしてきた。実際にリーダーとして学校行事を成功させたり、自分の殻を破ってある学校で生徒さんの前でお話をするなど、功績は多少ある。だがその裏には叶わなかった願いや熱もまたたくさんある。ここまで奨学金は軒並み全落ちしてきたし、大学の学部代表も2年連続で選ばれなかった。(ここまで実話)色々な形で努力してきたが、近頃はとくに努力の量に対して自分の達成感や周りの評価が対して上がらず、ついにはポッキリと折れて「挑戦」も「先頭に立つこと」も諦めることにした。もう疲れましたと。

闘争心も競争心も、向上心も忘れました。大学の講義中、ドキドキするけど思い切って質問したり発言しようかーなんて悩んでたのもアホらしいです。あんなの静かに聞いてるふりしてれば人混みに紛れてどうとでも切り抜けられるし。バイトもさ、うちのケーキ買おうとしてない人に優しくしても意味ないじゃん。むしむし。

まあ最低限親をはじめとするたくさんの想いは背負ってるので、UCLは卒業して、どこぞのそこそこの収入の職場(忙しすぎないとこね)には就こう思ってます。でもそうだな、イギリスだと無駄に一人暮らしすることになって生活費かさむから日本帰って就職かなー。あっちの国の方が色々勝手もわかってるし、実家にいれば家事も楽だ。あーらくらく。

なんか変に頑張ってた頃は忙しかった。授業終わったらキャンパスの一角で学生団体の方針話し合ってみたり、Welcome Ambassadorの空色シャツに身を包んで新入生のお助けしたりさ、あーHer majesty亡くなった時はBig Benの様子伝えに張り切って人混みの中撮影してたっけか。よくもまああんなお節介なことしてたもんだ。ご立派だこと。あんなことしても結局何も変わらない。そしておらじゃなくてもできることだよ。誰がやってもいいなら、なんでわざわざおらが意気込んでやっていく必要がある。

そうそうこんな格好して温かく人々をもてなしていた世話焼きな時もあったよ。

それに引き換え、今は毎日余裕のある日々よ。休み時間はふて寝、放課後の用事なんて全然ないから授業が終われば真っ直ぐお家に帰り、ご飯は毎度インスタントラーメン。予習も最低限で良いし、あとはベッドの上でダラダラゲームして動画見て1日おしまい。悪くないでしょ?いつもいつも、何週間経っても、季節が変わっても同じことの繰り返し。ほとんど何も考えないでいい。

。。。にしても。それにしても、最近人から話しかけられること全然なくなったな。まあ講義で一緒になってもそっけなくあしらって、ご飯のお誘いもとことん断ってたら、当然だよなぁ。昔は自分とは違う考えに触れたり、その中に共通点を見出したり、それらひっくるめた温かい関係性が好きで、色んな人と交友してたものだが。今のおらには成長も発見もどれも霞んで見える。昔は好きだった成長も発見も、結局身にならなかった。Connecting the dotsなんて嘘っぱちで、確かに集めていたdotsはdisconnectedのままだ。

おらには点と点をつないで、人を繋いで、人と協力して事を成し遂げ、人に慕われ、もっと多くの人の幸せに貢献するなんて、できっこなかった。いや、やってみたけどできなかった。そんな大層なことができる人は元から決まってて、10代の時からメキメキ活躍してるんだよ。頑張ってもそこに手が届かなかったから、諦めるしかなった。そうでもしないと心がもたなかった。
「自分は、努力を重ねればなんでもできる可能性がある」
失敗するたびにそう自分を信じ続けるのが辛くなった。足掻くのが惨めだった。
「自分にはできない。越えられない壁がある。」
とはなから冷静に自分の限界を悟って無駄に心を燃やさないほうが楽だと気づいたのだ。

そう言うわけでおらは挑戦も先頭に立つことも、新しい世界を見ることも放棄して、心にとって省エネなスローライフを満喫しているところである。


・・・はい帰ってきました実世界線!

読んでくださった方おかえりなさいませ。
うまく「諦めたyoraly」になりきれていたでしょうか?考え方の一貫性とかスタンスの深みは欠けていたかもしれません。(小説家さんとかここの想像力、設定力が凄まじいんだろうなきっと)
いやー書いてて複雑な心境でした。
自分が挑戦を続ける、繰り返すたびに、こんな気持ちが影から覗いてるんだろうかなって感じました。
あとは普段自分が考えていることと反対のことをIFのおらの心情として描写したので、それと対比させることで自分が実際に考えていること、信条の解像度がまた上がった気がします。別の角度から覗けたとでもいいましょうか。
そして日頃のおらの人となりを知る読者の方々は、おらにも文章にできる程度には、こんな思考が湧き上がってるんだと驚かれたかもしれません。この想像力は、過去の演劇(人物になりきる)経験と、自分の「挑戦、リーダーシップ哲学」に相反する内容を想定する思考力によって成り立っています。あとは実際に感じている可能性もあるんでしょうけど。まあでもつまりは、おらに限らず

「他者には自分が見えている部分以上に深みがある」


その可能性は大いにあると言えるんじゃないでしょうか。ちなみに深みはネガティブな側面のみを意味するわけではありません。あと私事ですがおらは力の限り自分の素を他者に出したいし、全てを出しても問題ないくらいの人間になりたいなと思っています。少し本題とそれましたがこれもおらからのメッセージとしてお受け取りください。

ご注意

ところで、別世界線として書いた内容には「海外じゃなくて日本で就職しよう」など、他の人にとっては正しい考え方が含まれているのもヒシヒシと感じました。それを結果的に望ましくない考え方として描写してしまっているのではないかと危惧しております。ですがそれは「おらが自分ごととして考えたときに」納得いかない考えであるというだけであり、その考えが絶対的に間違っているなどと主張しているわけではありません。どうか気を悪くされませぬようお願いいたします。

豆知識付き編集後記

今回の記事、書いてる時の気分はとても新しかったです。自分の将来の一可能性を垣間見たようで少し背筋が寒くなりましたし、単純ですがこうなりたくない、故に頑張ろうとも思えました。(実を言うとこの企画を思いついた時上記の気持ちを実感するのが目的の一つでもあった。なので目的達成かな)
細かいことは知りませんが、投資の利益率とかアプリ開発における利用者数の遷移など、未来を予想するデータでは下記の三種類の想定をします。

・最もうまくいった場合のデータ
・最悪のケースのデータ
・上二つを考慮した上で最も実

際に起こり得そうなデータ

こうすることで上限や下限を含め事業のあらゆるケースを把握し、それぞれの場合の対処法をあらかじめ策定したり、心の準備ができるのです。この予測方法は調子のいいことばかり見るのではなく、現実的に物事を見据える大切さを教えてくれます。

そしてこれは事業に限らず自分の人生設計においても応用できると思います。
未来は明るい!とか呑気に考えて一つ目のデータしか算出せずに猪突猛進して蓋を開けてみれば大失敗。全部うまくいく予定だったから人生設計が大狂いだーみたいなことを避けるということです。
初めからいろいろなケースを想像して備えておくことが、いざという時のリカバリー力だったり、どんな時でも冷静に客観的に物事を判断する力にもつながっていくでしょう。
でも色々想像して備えるのは労力的に大変だし心も疲れちゃう。それはとっても分かります。なので少しずつでも着実に想像し続けるのが良いんじゃないかなとおらは思ってます。

うーん!編集後記にしては随分とヘビーな内容でした。が皆様にとって気づきにつながっていればこれ以上のことはありません。

今回も読んでくださり、ありがとうございました。
おらは今後も挑戦も先頭に立つことも諦めずに、前に進むべく頑張っていきます。同志の方がいたら、一緒に支え合いながらがんばりましょう。

頑張るきっかけにこちらのマレーシア料理をご堪能ください。目で。
ふわふわマトンとか出来立ての生地とかめっちゃ美味でした。

それではどうぞ今後もご自愛ください。


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