さようなら。奢り奢られ論争。

イェーーーーイ!!!
廃人ツイッタラーのみんな~~~~~!!
みんな大好き奢り奢られ論争の時間だよ~~~~~~~~~~!!!!

奢り奢られ論争と言えば有史以来、1,500年に渡って壮絶な論争が繰り広げられておりいまだ決着が着いておりません。

11年もの永きにわたって我が国土を混乱に陥れた応仁の乱も、細川勝元が港区女子に奢らなかったことが原因であることは教科書で習った通りです。

この令和の時代に至っても男女それぞれの陣営にわかれ、血を飲み肉を食らう壮絶な死闘が繰り広げられておりますが、そろそろ!そろそろみんな仲良くしようや!な!おいちゃんが美味しいおもちを焼いたるさかい!
な!みんな仲良うしようや!お醤油の香ばしい香りがしてきよったで!

〇「理屈」で考える場合

【前提条件】
この論争をまとめる上で前提条件を設定しておきたいと思います。

A 男女差別禁止

「男だからそうするべき」「女だからそうするべき」という、「性別にまつわる役割の押し付けが良くない」という考え方は、令和の時代になった今、男女共に「そりゃそうだよね」「当たり前だよね」的な、常識であり一般論として通用するくらいには浸透した考え方であると考えておりますので、この考え方を適用したいと思っております。

B アルゴリズムで考えよう。

「アルゴリズム」とはすなわち計算方法であります。「〇〇なら××するべき」という考え方を導入するのであれば、同じ値を入れれば当然同じ答えが出力されなければいけません。

以上ABふたつの前提を公理として、まずは奢り奢られ論争の主要な主張を検証していきましょう。

〇「女性はメイクや美容、洋服代にお金がかかるから男がデート代を負担するべき」理論

先日もインフルエンサーの某女性がこの主張をして盛大に叩かれておりましたが、まずもって「女性はお金がかかるから男が払うべき」という主張は「A」の男女差別に反します。従って男女の差を無くし、修正すれば「身支度にお金がかかっていないほうが、身支度にお金がかかってるほうに奢るべき」という理屈になります。

この主張、これはこれで筋が通っている上、こういう条件にしたら結果的に男性がデート代を負担するケースが増えるのかな、と思う一方で、同じアルゴリズムに沿って計算すると、ポルシェに乗って全身ブランド品で固めた、港区にいる色黒のおっさんと港区女子がデートしたら「女性が奢るべき」という結果が出力されてしまいます。

このおっさんと寿司やらなんやらを食べたあとに、「じゃ、ごちそう様ッス(笑)」的な、「奢ってくれるんでしょ?」的な雰囲気を出してきた際にブチ切れず、「まあ、おっさんはポルシェの車検代が高いから仕方ないかあ(笑)」って払える人なら筋が通っておりますが、そうじゃないのであればこの理屈は破綻していると言えます。そして言っちゃあなんですけどこの状況下で払う人なんていないでしょう。

僕は財布の紐がガバガバであることには定評があって、友達や後輩なんかにタカり散らされてる事でお馴染みですが、そんな僕ですらこんなおっさんには奢りたくない。

はっきり言ってこの理論を今更主張してくる勢力については「ちょっと考えたらわかることやろ。アホすぎんか?お?」くらいの感じで見ています。

〇「男の方が稼いでるから、男が奢るべき理論」

これも「男が」を主語にすると「A」の男女差別禁止の公理にひっかかりますので修正しますと、「稼いでるほうが払うべき」という理屈になります。これに沿って計算すると、同じく結果的に男性が女性に奢るケースが多くなるだろうなと思う一方で、当然ながら女性の方が稼いでるケースなら女性側が払うべき、という結果になります。

さっきのケースに比べるとこっちの方がまだ受け入れる人は多そうだなと思いますが、相手が男性でも自分の方が稼ぎが多いなら自分が払うべきになるのは当然なのに加え、同性の友達とご飯を食べに行った時でも、やはり稼いでるほうが奢るべきだと考えるのかどうかを考える必要もあります。

同性の友達、つまり相手が女ならワリカンで、相手が異性、つまり男なら稼いでる方が奢る、というのであればAの男女差別禁止にひっかかるので。

もちろん男女差なく、同性相手でも私の方が稼いでるなら奢るよ、という人は筋が通ってます。

〇「誘ったほうが奢るべき」理論

これは男女差が無いのでAの公理には反しませんが、先ほどと同じく男女関係無い場合、例えば男性が同性の友達を誘って飲みに行った場合、女性が同性の友達を誘って水族館に行った場合でも、同じく「誘ったほうが奢るべき」という理屈に沿うべきなのかなーと思っております。そういう人はなかなか居ないんじゃないでしょうか。「誘ったら奢らなきゃいけない友達」なんてまあ普通に考えれば敬遠されるので友達出来なさそう。

友達と遊びに行く時はどっちが誘ってもワリカンなのに、異性と遊びに行った時だけ「誘ったほうが払うべき」っていうのも、さっきの件と同じく男女差別禁止にも引っかかるな、と思っています。

結局、これらの理屈は年上の人とご飯を食べたら「年上だから奢って欲しい」だし、誘われて飲みに行ったら「誘ったんだから奢って欲しい」だし、相手がお金持ちなら「稼いでるから奢って欲しい」だし、状況によって都合の良い奢ってくれるべき理屈を選択してるだけに過ぎないケースは相当あるんじゃないかと思っています。所詮は口実で、口実であるからこそ筋が通らない。

〇「ケチが嫌い、気前の良い人が好き」理論

これは筋が通ってますし、男女差別禁止事項にも引っかからないので「奢るべき派」の最強カードだと思ってます。「奢って欲しい。ケチな人は嫌いだから」は単なるワガママっぽいですが理屈に関しては通っております。

なので女性が「男性が奢って欲しい」「男性が奢るべき」を主張するならシンプルにこの理屈で通すのが良いんじゃないかと思っています。

ただし、これまでの理屈と違って個人の好き嫌いレベルの話になるので、これを全体に当てはめて「だから男性は女性に奢るべき」みたいに主張するのには無理があります。主張出来るのは「だから男性は私に奢って欲しい」までです。

「僕はオタクな女性が好きだから、オタク趣味を持つ女性以外は考えられない」って主張するのが自由でも、「僕はオタクな女性が好きだから、女性はオタク趣味を持つのがマナー」って全体に当てはめるのには無理があるのと同じです。

料理上手な女性が好きな男性が、パートナーとして料理をあれこれしてくれる女性を選ぶ事に何の問題も無いのと同様に、奢って欲しい女性が気前よく奢ってくれる男性をパートナーに選ぶのだって何の問題もない。ただしそう主張することでそうじゃない人に敬遠されるリスクは当然背負わなければいけません。

ちなみに理屈が通ってるとは言えTwitterでこういう事を言うとそこそこ叩かれると思います。何を言われたって「個人の好き嫌いを言って何が悪いの?」で全部跳ね返せるはずだけど。

そんなわけで「男女差別禁止」という大前提の上で理屈を組み立てるのであれば、理屈が通ってる主張としては、

・自分の分は自分で払う(ワリカン)
・稼いでるほうが奢る(同性でも)
・誘ったほうが奢る(同性でも)
・年上が奢る(同性でも)
・気前の良い人が好きだから奢って欲しい(ただし個人の嗜好として)

っていう感じになるのかなぁと思っておりますが、やはり理屈として一番わかりやすく、公平なのはワリカンで、あとはせいぜい趣味嗜好の話にもってくパターンじゃないかと思う次第であります。ただし趣味嗜好の話になると後述する市場原理が絡んでくるのでその点には留意する必要もあります。

また、これらの理屈以外にも、Aの「男女差別禁止」の公理を受け入れず、程度はあるにせよ「男の役割」「女の役割」という考え方、前提を受け入れるパターンもあるでしょう。

「男女の役割ってまあ、実際あるしな」という立場に立って、「私は料理とかやるからその分甲斐性見せてよ」という主張をする事については全然アリだなと思っております。理屈は通ってるので。ただしこの理屈だと「男女差別主義者」とか「時代遅れ」とかあれこれ言われるリスクが浮上します。

逆に「女が料理するなんて時代遅れ!男女平等!」と叫びながら「奢るのは男の役割!」みたいな事を主張する人がいたら完全に理屈が通らない人なのでその時点で一切議論するのはやめて「いやぁおっしゃる通りッスね!(笑)」「勉強になりました!(笑)」と笑顔でスルーしましょう。議論する時間の無駄です。

〇「市場原理」で考える場合

さっきのケースは「理屈」で考えて「ワリカンがまあ普通に公平で一番筋が通ってる」という結論になったわけですが、今度は市場原理で考えます。

例えば元請けからの発注で下請けが仕事をこなし、結果的に1,000円の利益が出たとしましょう。この場合、理屈で考えれば元受けが500円、下請けが500円の利益を取れば公平だしイーブンだよね、って感じになるのですが、多くの場合元受けが800円取って下請けが200円取る、みたいな結果になります。

何故かというとだいたい元請けの方が立場が強いからです。逆に下請けがオリジナルの技術を持っててそこに頼むしか無い場合なんかは下請けが800円取って元請けが200円みたいな事もあるかと思います。結局、選択肢を持ってる方が強いのです。

これを「奢り奢られ論争」に当てはめると、「選択肢の少ない方が奢る」という結果になります。つまり、色んな人からデートに誘われて、「誰とデートしようかな~」と物色出来る立場の人の方が強く、「あの人しかダメ!」という具合に選択肢の少ない人の立場が弱くなります。

仮に男女ひっくり返した場合も、女性からデートをたくさん申し込まれて男性側に選択権があるような場合、例えばホストがお客とデートする場合なんかは大抵女性客がホストの分も含めて支払いを持つのが慣例です(もちろんたまに、アリバイ工作みたいな感じでホスト側が奢る事もありますが)。

【追記】すいませんホストとお客のアフターってわりかしホスト側が代金払ったりするそうです。お店で大金使ってくれたからこれぐらいは出さなきゃ、みたいなのが慣例だそうで。すいませんすいません。

これはビジネスシーンでも同じで、ビジネスマナーってだいたい弱者が強者と対する時にこそ問われます。名刺を出す時は下請けが下から出すし、下請けが下座に座るし、接待もだいたい下請けが元請けに対して行います。「マナーがなってない!」って怒るのはだいたい元請けです。

だからこそ恋愛市場において散見される「男性が奢るべき」という前提は、先ほどの「理屈」に沿った考え方で出て来た論理というより、こちらの「強弱」の考え方から出て来た論理だと考えた方が自然じゃないかと思っています。

すなわち、「どの男性とデートするかを選択するのは多くの場合女性側であり、女性に選択権がある(=女性のほうが強い)ため、弱い立場の男性は奢るべき」という。

「男性が奢るべき」という「マナー」は、「下請けが下座に座るべき」といったマナーと同じく、強弱の論理で出て来たものであって理屈で出て来たものではないのです。この価値観のピークは女性の価値が高止まりしてたバブル期らへんじゃないでしょうか。

それを「男のほうが稼いでるから」「女性は身支度にお金がかかるから」などあれこれ理由をつけて理屈で説明しようとするから変なことになる。

実際、色んな男性からひっきりなしにデートに誘われるような、魅力的な女性であるほど「男性が奢って当然でしょ」くらいに思ってるでしょうし、だからこそ女性が奢られなかった時に「私に魅力がないってことか!」「私には選択権が無いと思ってるのか!」と察知し、腹が立ってしまうのかな、と解釈しております。

逆に言えば選択肢をあまり持ってないのに「気前の良い人が良い」とか「オタク趣味がないと嫌だ」「巨乳がいい」とかあれこれ言ってると失笑されかねません。

「元請けも下請けも公平な立場でどっちが上とか無いよね。イーブンだよね」というのは理屈としては完全に正しいですし、賢い、分別のある大人なら少なくとも表面上はそう振る舞うでしょうが、実情は明確に立場の強弱が存在するのと同じで、「どっちが奢るとかおかしいよね。本来公平にワリカンするべきだよね」も理屈としては完全に正しいのですが、実際には立場の強弱があるので理屈をそのまま現実に当てはめることはできません。

〇現実としてどうふるまうのが正解か

以上の通り、「理屈で考える場合と市場原理で考える場合で正解が変わって来る」という性質がこの「奢り奢られ論争」がいつまでも終わらない原因だったりするのかな、と思いつつ、「じゃあ実際どうするべきなの?」という部分を考えたいと思います。

そう、「理屈で考えたらワリカンが一番平等だし当たり前だしそれ以外に公平な、納得出来る理屈なんてないだろ」って思ってるんですけれども、さっき言った通り「とはいえ市場原理があるからな~」とも思っているので、「どっちが正しいのか?」と言われたら「場合に寄る」というなんともしょうもない結果になるなと思うわけです。

仮に、僕が「理屈としてどちらが正しいか?」と言われたら「そりゃワリカンでしょ。今はもう男女平等の世の中だし」って感じなのですが、友達に「好きな子に猛アタックしてデートに漕ぎつけたんだけど、僕が奢るかワリカンにするかどっちが正しい?」って聞かれたら「そりゃあ奢った方が良いでしょ」って答えます。理屈から言えばワリカンだけど、市場原理で言えば相手に選択権があるわけだし。

同じような理屈で「Tinderで会った男が奢ってくれなかった!」なら「まあ女性は選び放題らしいからとっとと放流して他のに行けば」って言いますし、「ハイスペイケメンなのに婚活の顔合わせで奢ってくれなかった!」って怒る女性がいたら「婚活市場は男の方が少ないらしいからワリカンが当たり前だと思っておくのが無難じゃない?」って言います。

広瀬すずさんとのデートでワリカンを提案してその後音沙汰が無くなったって嘆いてる人が居たら「そりゃそうだろ」ってバカにされるでしょうし、横浜流星さんとの食事で「ワリカンでいい?」って言われて「雑に扱われた!」って怒ってる女性も「身の程わきまえろ」ってバカにされると思います。結局、建前の論理と強弱の論理が混ざるからややこしいんです。

会社における飲み会文化なんかも同じで、理屈としては「仕事の時間が過ぎてるのに会社に拘束されるのはおかしい」も「上司が上座に座って部下が下座でお酌をする文化はおかしい」も完全に正しいのですが、とはいえ積極的に飲み会に出てお酌をしてまわった方がその後出世に響いたり何かとお得な立ち位置に行けたりするケースもあるじゃないですか。もちろんその風潮自体に問題がある、と考えて主張する事は自由ですが、残念ながらまだ現実はその理想に追いついていないわけで。

僕個人の話で言えば、結婚前から奥さんとどっか行く時は全部奢ってましたし、仲間内で飲む時もその場に女性がいたら女性の分抜いてその場にいる男だけで集計して払ったりしますし(もちろんその場にいる男性陣の合意を取った上で)、まあだいたい奢ってるんですよね。奢って貰うのは相手の方が年齢も立場も上で収入だって僕より絶対多いよな、みたいな人と飲んだ時に相手が「いいからいいから!」って言ってくれた時くらいです。

【追記】
この、僕の行動の「仲間内で飲む時に女性がいたら男の頭数で割って男だけで払ったりする」に対して「お前がかっこつけたいからって他を巻き込むな」とか「そんな飲み会行きたくない」とか「女性を下に見てるから奢るんだろ」とかあれこれ言ってくる人達がいて驚愕してるのですが、最初の「仲間内で」の文字が読めない人がどうやってこの記事に辿り着いたんだろうと感心しています。
「仲間内」だからそこにいるのは当然普段から仲良くしてる人たちで、その方々が支払いに対してどういうスタンスを取ってるかとか、それぞれの収入とか諸々を把握した上でやってるので「巻き込むな」とか言われても知らんしそもそもお前は巻き込んでないし、って感じです。

【追記終わり】

ちなみに「理屈としてはワリカンが公平だし筋が通ってるでしょ」くらいに思ってるのに何故僕が奢るかと言うと、お酒が入ると上機嫌になって異性だろうが同性だろうが「よっしゃ!ワシがここは奢っちゃろ!」みたいな事をやりがちだからです。要するに酒のせいです。


〇さよなら、奢り奢られ論争

そんな風にツラツラ書いてきましたが、なんだかんだこの「奢り奢られ論争」についてはそろそろ終結しそうな気がするな、と思っています。
何故かと言うと男女平等の前提がどんどん当たり前のものとして浸透していくと同時に、前述の市場原理で言うところの「女性優位(=選択肢を持っている)」という状況が終わりそうだな、と思っているからです。

ヤリモクのマッチングアプリなんかだとまだまだ女性は入れ食いらしいからその市場については「男性が奢るべき」で貫けば良いんだろうけど、婚活の現場なんかだとむしろ男性が少ないらしいし、男性の草食化も言われてるので「男性が奢るべき」という風潮が多少なりとも残っているにしてもそれがそのままマナーとして通用する市場はどんどん縮小している気がします。そのうち消える運命にあるんじゃないでしょうか。

でも、「男性は奢るのがマナー」の世界観だと「奢るのが当たり前で、奢らなかったら減点」ですが、「ワリカンが当たり前」の世界観だと「ワリカンが当たり前で、奢ったら加点」のルールが適用されることになるので、原点に立ち返って、まあそっちのほうが健全でええやろ、とオッサンは思う次第です。

飲み会を押し付けることがなくなっても飲み会自体は残るのと同じく、奢ることを押し付けることがなくなっても「奢る」という行為自体が無くなるわけではないので、男性の中でも相手の歓心を買うために奢りたい人はこれからも奢るだろうし、奢ってまで歓心を買いたくない人は奢らなければ良いんじゃない、ってな感じですね。

女性は基本ワリカンだと思いつつ、奢ってくれる人がいれば素直に「私のために出してくれるんだ。嬉しいな」って思っておけば良いんじゃないかと。めちゃめちゃ普通の結論です。

==ここでいったんおしまい==

【更に追記】
はてブのコメント面倒くさいなぁ。こっちにコメントしてくれれば返信するって書いてんだからこっちに書けばいいのに。あの仕組み、ほんと一方的に好きなこと書いてこっちが反論する仕組みが無いのなんとかならんかな。

アレコレ行くよ~~!

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お前がかっこつけるために勝手に他の男を巻き込むなといつも思うし、女性はキャバ嬢なの?→「仲間内で飲む時もその場に女性がいたら女性の分抜いてその場にいる男だけで」/前提の男女平等が成立してないのは?
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良く読んでください。特に「仲間内で」っていう言葉を良く読んでください。「仲間」である事から当然日常的に遊んだり飲んだりしている仲間で、その仲間たちが「まあ俺ら死ぬほど酒飲むし、面倒だから男が払っておけばいっか」みたいな価値観を共有してるからこういう方式のお会計になる事がある、という事です。更に言えば「払ったりしますし」です。「払いますし」ではありません。つまり「そういうお会計方法を取ることもある」という意味です。

当然大人数で飲み放題のお店に行ってそれぞれの事情がよくわからん場合なんかには普通にワリカンにする事もあります。僕が主催して予定しているエンジニア合コンは男女等しく会費4,000円です。

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仲間内で飲む時もその場に女性がいたら女性の分抜いてその場にいる男だけで集計して払ったりしますし" ヨッピーは好きだがこの飲み会には参加したくないと思ってしまう。
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A:別に貴方は僕の「仲間」じゃないですし、もし貴方が僕と飲む機会があったらあなたがどういう価値観を持ってるのかわかんないのにお会計を割り増しで払わそうとはしません。男女混ざってる場合でも後輩ポジションの男性がそこにいたらその男性分も僕が払ったりすることもよくあります。

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複数人集まって女性だけ抜いて割り勘しちゃうのは、一人前の人間扱いしてないように思えて嫌な感じ。省かれた女性陣は純粋に喜んでるんだろうか
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A:嫌な感じかどうかを決めるのは貴方じゃなくてその場にいる女性です。更に言えば、何度も言うように「仲間内」です。何度も飲んでる相手の話をしています。

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↓女性の意思や尊厳を無視した差別問題に「男性陣の中で同意取ってる」って書いて反論したつもりになってるのがすごいな。意思決定の場にも出してもらえない人たちの気持ち考えてあげて。

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A:思い込みが強すぎてマジでびびってるんですけど、「仲間内で」って書いてあるんですけど。仲間の中で合意取れてる方式に対して「意思や尊厳を無視した差別」なんて良く書けますね。僕に奢られて「差別された」って怒ってる人が居るなら連れてきてください。

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サシならまだしも複数人の仲間内で奢られたら女は対等じゃなかったんだ……って落ち込むと思うわ… /男性陣の中でだけ同意取られても余計に……「アイツは無料キャバ嬢枠だよな」って示し合わせてるみたい…
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A:すごい被害妄想だなあと思ってるんですけど、「まあ、俺らめっちゃ飲んでるから今日はお会計大丈夫ですよ」「えー。じゃあご馳走様です~」くらいのやりとりやで……?そんなんザラにあるのでは……?

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意味もなく長いだけで読んで後悔。女性には奢る派だけど、「仲間内で〜」のやつは同意をとってるようで断りようもないんだからこういう奴嫌い。お前が全員分出せよ小物。
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A:そんなんお前が断ればいいだけの話だろ小物。だいたい記事中にも「酔っぱらった勢いで奢っちゃう」って書いてるだろ。男だけ、全員同年代でも調子こいて全奢りしてるケースなんてザラにあるわ。

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この論争はどうでもいいけど「この人の時代も終わったな」とわざわざ本人が見ているだろうブコメで書くの敬意ないし卑怯な行動だなと感じる。書いてある文章に反論するのはよいけどね。
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A:これは本当にまったくもって同感で、僕なんてたぶん8年くらい前からずーっと「こいつ終わったな」とか「飽きたな」とか言われ続けとるからね。書くならコメント欄で書くなりTwitterで書くなりして欲しいわ。

ああやって反論出来ない場所で、集団の勢いで好き勝手叩いてるの本当に嫌い。いじめと何が違うんだよ。まじでいい加減にしろ。

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“仲間内で飲む時に女性がいたら男の頭数で割って男だけで払ったりする”たぶん「若い」が付くと思うんですよ。中年の女性にそれやってるのは聞いたことないし、経験もない。
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A:そんなん知らんよ。年齢で分けたりするか。

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腹を割って話せるぐらいの仲で事前に合意がとれてるならいいけど、知り合いレベルの仲で女性抜きで会計しよう言われたら内心嫌でも断れる男性は少ないんじゃない?断ったら雰囲気悪くなるし最悪悪者扱いされるもの。
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A:「仲間内で」って書いてあるから良く読んで。「仲間」って普通腹を割って話せるくらいの間柄をさしません?

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女性は基本ワリカンだと思いつつ、奢ってくれる人がいれば素直に「私のために出してくれるんだ。嬉しいな」って思っておけば良い”ここが一番キツかった。素直にってなに?思っておけばいいってなに?
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上で引用したブコメを見ればわかる通り、「奢ってくるって事は私の事を下に見てるってことか?」「対等な関係じゃないってこと?」っていう受け取り方をする人も中にはいるっていうことをさしてます。


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