マリノス夏の動き

マリノスの夏の動き

マリノスは、ハッチンソン監督の中躍進し、6位につけている。その中で、今夏の補強は最低限だった。
キューウェル監督の解任もあって、今夏の補強計画が白紙になったのはもちろんのこと、それにはJリーグを、取り巻く悪い状況も相まっており、目当ての選手を獲得することも厳しいかもしれない。
今夏の補強は
ジャンクルード
西村拓真
本間ジャスティン
の3名が加わった。しかしながら確かな力を持つ選手たちだ。


海外からの青田買い、対策は?

Jリーグが買われている!そう言っても過言ではないほど選手の流失が凄まじい。若手選手は勿論のこと、ベテラン選手にも海外クラブの魔手は届くのが実情である。
若手選手が海外に行くのは必定かもしれない。よりバリューが高く歴史もあるリーグに移籍する。レアル・マドリードを始めとする世界的なビッグクラブに移籍する為には、ヨーロッパに移籍する必要があるのは、否が応にも分かる。
超J1級。そう呼ばれる選手が海外に移籍して行った。年少でリーグデビューし、得点を挙げた選手。J1リーグで得点王を獲得した選手。ゲーム展開をひっくり返せる選手。兎に角この選手がいたらウチの優勝は無理だと思わせるような選手達が欧州移籍した。
最近は、「少し上手いな」という選手だけでなく、J2主力級の選手も若ければ海外に移籍するようになった。本来こういった選手はJ1リーグに移籍し、主力級となる筈である。しかしながら海外にあっさりと流出していくのが今だ。
こうした動きは若手だけではない。ベテラン選手もだ。韓国のKリーグ1やAリーグも食指を伸ばす。江坂選手や、酒井宏樹選手、石毛選手がそうなった。彼らはJ1リーグと同等程度のリーグに移籍し、しかも助っ人待遇で迎えられる。日本人選手が優秀だとなるのならば、他国から助っ人として求められるのも必定なのだ。
そして大学生、高校生も海外に引き抜かれる。マリノスも塩貝選手の移籍で味わった。アオアシを読んだ方は理解を得られるだろうが、海外ではプロ年齢が低下している。我々からしてまだ子供のうちから才覚に見合った給与が支払われる。しかしながら大学や高校とは違い、他のキャリアの面倒は見てくれないという部分もある。
しかしながら、海外への憧れは時に日本人選手に牙を剥いていることも忘れてはならない。ポルティモネンセのように日本人選手を幽閉する悪名あり、近年では警戒されるクラブも出てきた。もう一つはセルティックだ。これも古橋選手のシティ移籍を止めたと話題になっている。ただセルティックは、スコットランドの「絶対王者」として君臨することを自他共に認めるクラブである為、主力選手を簡単には放出しないし、「居続けるのが当たり前」なのだ。そのエートスは理解しなければならない。
こうした選手の流出に対策はあるのか?このままでは、Jユースで昇格が出来ないと判断されるレベルの選手を昇格させ、やりくりしないといけなくなるかもしれない。しかしながらアジアは帰化政策や、豊富なバジェットを武器に、よりレベルを高めていることが実情だ。Jリーグのシステムが追いついていない。ABC契約を見直すだけではとても無理だ。


噂話



紺野選手の獲得にマリノスは動いていたが破談?
→これには多くの記者が報じていた。ただ争奪戦であったと言われている。
ACLの価値は選手間で低い。クラブワールドカップで得られると噂の賞金も続報がなくほぼデマな模様だ…ACLEの賞金は出場給だけでも大分魅力的だがどうなのか。
国家プロジェクトと開発独裁国家のパワープレイでクラブを強化する中東勢とは天と地ほど差が出来たと言っても良い。1〜2年で凄まじいものになった。

モロッコu-23代表モンテサラ・ラティミ選手獲得に動くも破談?
現在無所属。しかし二種登録期限も過ぎたのでマリノス移籍はあり得ない。モロッコリーグで活躍したが、トルコでは鳴かず飛ばずだった。
CFで起用し、ジェネリックラヒミにする気だったのか?でも向いては無さそう。右WGの選手。
ヤンマテウスにしつこい移籍話が来ていたから動いたのかも知れない。しかし残留したから獲得する必要がなくなったか。
ACLは現状、予選リーグなら現有戦力でも大丈夫だと思う。入閣が確実視される西野氏の元しっかりとバジェットを確保して、優秀な選手を獲得した方が良い。ラティミ選手はパニックバイかも。

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