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CANCAMAY / ぼくがやさしい気持ちなら (1993)

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作詞家康珍化、作曲家亀井登志夫のユニット。二人は大学時代からの友人らしく、魅力あるユニット名は、CAN=康、CAMAY=亀井、ってとこだろうか。和久井映見、久我陽子の作詞作曲時にもこの名義で行っている為、比較的知名度は高そうだが、埋もれている盤であることは間違いない。(尚、収録されている「夢であいましょう」は和久井映見への提供曲でもある。)

J-POPのプロフェッショナル達による遊び故なのか、浮遊感やレトロ感のある一筋縄ではいかない独特のサウンド。なんというか、雅楽を聞いているような、幽玄で幻想的な世界が広がる。歌詞も詩的で、最近この手の歌詞はなかなか見かけないので新鮮だ。

CANCAMAYの楽曲の良さは割とこの曲に凝縮されているので、ぜひご一聴ください。

やや逸れますが、現在の亀井さんによるカバーがあったので貼ります。いい声されています。

①夢であいましょう
②ぼくもその歌が好きだよ
③あんなに愛しあったのに
④ぼくがやさしい気持ちなら
⑤天国の寒い冬
⑥きみだけの体つき
⑦パナパに着けば
⑧心配なんだ
⑨しあわせのかぎ
(Polydor / POCH-1186)

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