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Roseliaの「FIRE BIRD」、青魔導具のテーマソング説

※この記事は全文無料です※


空がどんな高くても
羽根が千切れ散っても
翔び立つこと恐れずに
焦がせ不死なる絆
Fly to the sky…Fire bird!
「潰えぬ夢へ 燃え上がれ」

 そう高らかに宣言しながらドルスザクを毎日バトルゾーンに送り込んでいた日々。現在でも環境に一定数存在する「青魔導具」というデッキタイプ、私はとても好きです。皆さんはどうでしょう?

 自己紹介が遅れました。魔導具、ドルスザク、マフィギャングが大好きなDMPのよんち(@yontiiii_DM)と申します。今回はその中の人気デッキ「青魔導具」についてのお話です。2年以上の叡智を結集した有料記事もリリースしておりますので、まだ閲覧されていない方がいましたらこちらも併せてご覧ください。

そんな「青魔導具」というデッキにぴったりなテーマソングがあります。

 冒頭でも綴らせて頂いた、Roseliaの「FIRE BIRD」という曲です。「ガールズバンドパーティ」の声優バンドからリリースされた1曲です。Roseliaについて話し始めると轟破天オタク語が止まらなくなるのでまた別の機会に。

 今回はそんな「Firebird」という“神曲”がどういった点で青魔導具のテーマソングなのか解説します。


暗闇での絶望も
どうか怖がらないで
貴方の胸いつだって
灯す夢があるから

 

初手に《卍新世壊卍》がなかったり、《堕呪ゴンパドゥ》でも見つからない不安な時を表していますね。相手がアグロデッキならば早く引かなければいけないと思い込まれてしまいます。コントロールデッキであってもハンデスや大型クリーチャーの召喚までにはリソースを作らなければならないので、あまり悠長に構えてもいられません。

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CSでも何度か盾落ちやボトム落ちを繰り返して6ターン以上引き込めずに負けてしまう時もありました。しかし、それでも諦めず《月下卍解ガ・リュミーズ卍》を唱える夢を思い描いています。

 

決断への
運命-さだめ-に
慟哭した
現実


《生命と大地と轟破の決断》、通称パーフェクトネイチャーによるループに恐れている様子ですね。野菜ループ、メルゲドッカンデイヤー、ファイブスターハイオリーダには速度では勝てず、メタを張ることも難しいため、勝つことは難しかったです。

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《絶望と反魂と滅殺の決断》、通称パーフェクトダークネスによるハンデスや展開も現環境では脅威となりますね。

ちなみに“慟哭”とは声を上げて「激しく嘆き泣くこと」を意味しています。私はCSに出たらだいたい慟哭してます。

 

飛べよ鵬翼-ほうよく-のヴァイオレット
火の鳥のように

“鵬翼”とは《月下卍解ガ・リュミーズ卍》の大きな翼を表しています。

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“ヴァイオレット”とはスミレ(青味の濃い紫)を表します。火文明のカード《ゴゴゴ・cho絶・ラッシュ》や《MEGATOOON・ドッカンデイヤー》が採用されています。そして、闇文明のカード《凶鬼卍号メラヴォルガル》や《卍ガ・リュザーク卍》も採用されています。青に赤と少量の黒を混ぜると、まさにヴァイオレットになるとは思いませんか?


貴方を連れて行きたいんだ
絶世の天へ
ゼロ距離で抱き締め合い
神話に記そう
この音の風で
そして新世界へ

 この部分は言うまでもないですかね。“絶世の天”、“ゼロ距離”、“新世界”、魔導具の関連する用語が並べられています。

《卍新世壊卍》を展開する時や起動する時はこのフレーズで対面を煽りましょう。ただし仲の良い友達にだけやってくださいね。


泣きじゃくったあの夜の
答えはまだわからず
だけど前に…前だけに
きっとヒカリは射すと

 

ここには関連する用語がないので個人的な感想となりますが、このデッキを使っていて“泣きじゃくったあの夜”を連想させるのは「アナカラーデッドダムド」に採用されていた《超奇天烈 ギャブル》をプレイされた時です。相手のデッキの上から5枚を捲り、その中にある呪文をタダで唱えることができます。コスト制限がないのでうっかり《月下卍解ガ・リュミーズ卍》があると追加ターンを獲得されますし、《堕呪エアヴォ》があるとせっかく展開した《卍新世壊卍》を手札に戻されます。あの時はまさに恐怖を覚えましたね。

 

重低音と残光の
この聖なる領域で
不完全に鉄槌を
本能のままに

 

“領域”とはまさに《卍新世壊卍》の事ですね。無月フィールドという唯一無二の種類となっています。

“不完全に鉄槌を本能のままに”とは手札や墓地に十分なドルスザクがなく、不完全な状態で《卍新世壊卍》を起動してしまった時のことですね。そして、本能のままに《MEGATOOON・ドッカンデイヤー》を出して無理やりジャスキルを組んだりもしますね。

 

舞えよ暁-あかつき-に煌めく
太陽のように
We are…闇から逃げず 支え燃える
紅蓮の炎

 

“太陽”とはマフィ・ギャング率いる闇文明の象徴である《暗黒の太陽》のことを指しているでしょう。

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その太陽が描かれた“紅蓮の炎”はまさに《凶鬼卍号メラヴォルガル》のことでしょう。後ろに《暗黒の太陽》が描かれています。

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幾千回拭ってもいいから
その手を伸ばせば
羽根に変わるんだと
信じて自分を
信じて勇気を
そして明日へと

“幾千回拭ってもいいからその手を伸ばせば”は何度もカード指定除去により《卍新世壊卍》が破壊されても諦めず、ドローソースで山札に手を伸ばしていく様子が描かれています。

“羽に変わるんだと信じて自分を信じて勇気をそして明日へと”は諦めなければ卍解して勝利を掴む決意のように感じられます。


最初は上を見ることも
空を望むことも怖かった
カゴの中からの銀河は高く
その星の輝きに憧れては
ただ眩しくて、ただ悔しくて
だけど今は、きっと此処から…
「羽撃こう…頂点の夢へと」

“最初は上を見ることも 空を望むことも怖かった”青魔導具というデッキが出た最初の頃はライバルに青単ムートピアが存在しており、下位互換とみなされていました。環境に入るなんてこともなく、《卍新世壊卍》を引かなければ始まらない運だけデッキと思われていました。

“カゴの中からの銀河は高く”青単ムートピアの規制により環境に食い込めるようになったものの赤白轟轟轟の勢いに押され気味でした。当時、殿堂候補を思われていた《♪銀河の裁きに勝てるものなし》に怯えていた時を彷彿とさせます。


“その星の輝きに憧れては”赤白轟轟轟が衰退した後は赤緑や赤緑のジョーカーズミッツァイルの対抗馬として《堕呪ギャプドゥ》を採用して抗っていました。ただ、決して有利とはいえず、《夢のジョー星》を打たれると恐れおののき、同時にハンドリソースの回復具合に憧れを抱いていました。


“だけど今は きっと此処から”ただどんな敵が現れようと2年以上の間環境に現れては消えを繰り返し戦ってきました。辛い時期もありましたが、きっと今この瞬間も輝けると信じています。まさに現環境も5cに対抗する勢力として注目が集まっています。

もし、殿堂発表により規制されたとしても、どんなに強いデッキが現れてもこの青魔導具は絶対に羽ばたき続けると信じています。


飛べよ鵬翼-ほうよく-のヴァイオレット
火の鳥のように
We are…再び誓う 頂点への
不滅のアンビション

“頂点への 不滅のアンビション”頂点とはつまり、CS優勝、GP優勝、果ては全国優勝、DMPランキング1位。DM界における頂上を示しています。アンビションとは日本語で「野望」という意味になります。大会に出ることは消えない野望を持っているはずですよね。


貴方を連れて行きたいんだ
絶世の天へ
終焉の楽園まで
勇気と云う名の
音楽を地図に
歌え新世界へ

“終焉の楽園”はお互いのシールドをすべて破壊しつくした最終局面を表しています。その最後の盤面まで持っていくという強い意志を感じます。

ただすべての盾を破壊してもドルスザクが処理されてしまったり、シールドトリガーで逆転されることもあります。つまり、この状況はまだ“終焉”なのです。つまり、“楽園”というのは相手にとどめをさして、戦いを終わらせた瞬間なのかもしれません。

Source: https://www.lyrical-nonsense.com/lyrics/roselia/fire-bird/

いかがでしたか?まさに青魔導具のテーマソングと言えますよね。もちろん異論は認めます。貴方の思うテーマソングがあれば、リプライ等で教えてください!

また、記事の最後にはRoseliaのライブ映像のリンクを貼っておきます。バンドリは公式が映像を上げているので安心して観ていってください。私の他の記事も読んでいって欲しいですが、それよりもライブ映像を見てください。私の話なんか聞く価値はないです。

またまた緊急事態宣言によって関西では1ヶ月以上CS参加が出来ていないので、戦いに飢えています。ただこの時間を利用してしっかり調整しつつ、自分の書きたかったことをnoteに残していったりもしてます。良ければ是非Twitterのフォローやnoteのフォローをよろしくお願い致します。

では、6月こそは大会に出れることを願って!良きデュエマライフを~!



Poppin'PartyとRAISE A SUILENもめちゃくちゃオススメなので好きな曲を2曲ずつ置いておきますね。





 

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