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noteにしろ、エッセイコンクールに応募する文章にしろ、小説にしろ、私には途中まで書いた文章が山ほどある。
耐えられない。 せっかく書き終えた文章が、保存ボタンを押し忘れていただけで全部消えてしまった。あの労力と時間が全て無駄になった。
ただじっとして時間に身を委ねていればいいのに、私にはそれができない。暇な時間が苦手で、常に何かをしていないと落ち着かない。 仕事がなくなった今、暇な時間がたっぷりとできた。だから今日もこうしてパソコン前にどんと座ってnoteを書く。この記事を書き終わったら、別の記事を書くかもしれないし、本を読むのかもしれない。どちらにせよ、ボーっとする選択肢ははない。 「せわしないね」 いつだったか、とある人に言われたことがある。「ゆっくりすればいいのに」と言葉が続いた。
自粛が本格化している今、おうちで自分が楽しんでできることは何だろうと考えてみた。その一つが “文通” だった。 noteでは、私の元に届いた手紙をちょっとだけ紹介していこうと思う。もちろん、個人情報が分からないように。表面をなぞるようにそっと紹介する。