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自分を高いレベルのステージに置く:蚤のジャンプ理論

(中学生向け極意塾:今の私が中学生だった私にアドバイスするというシリーズを掲載しています。)

これは聞いた話だ。

「30㎝の高さにガラスを置いた箱に蚤を飼っていると、蚤は30㎝しか跳べず、それが自分の限界と思って、ガラスを取り払っても30㎝しか跳ばなくなる。

ところが、ガラスが初めから無い箱で飼われていて、みな1メートル跳んでいるグループに移すと、その蚤も簡単に1メートル跳ぶようになる。」

自分で実験したことではなく、本当かどうかは知らない(笑)。

しかし、理屈としてはとてもわかりやすい話だ。

跳ぼうともしない蚤しか見ないで育った蚤は、ひょっとして、自分は跳べるんだということに氣付きもせず、一度も跳ばずに生涯を終えるかも知れない。

わたくしたちも、この蚤と似たようなところがあり、周囲の人を見て、まだ何もしていないのに自分の限界を勝手に決め込んでいないか……このことを思うとハッとすることがある。

理想を実際に実現している人、運氣が高い人が大勢いる所に身を置けば、脳は刺激を受け、その人たちをモデルとして活発に働き始めるものだ。

30㎝しか跳んだことがなくても、1メートル跳ぶなんて当たり前とばかりに跳び始める蚤のようなものだろう。

運氣の高い人たちがいる所に居るだけで、運が高まり生活のステージがアップするのだから面白い。

しかし、それは厳しいことに、逆も真なりだ。

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