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氣分を安定させ、脳を活性化し、学習効果を高め、居眠りを防止する:見上げてごらん理論(6)

どこを見ているかを調整するだけで、学習効果が高まる、勉強がよくできるようになるという話です。

勉強にまったくやる氣のないグウタラな生徒がいました。業を煮やした先生がある極意を試そうとしました。

「お前、そんなに勉強嫌いか?」
「はいっ、大嫌いです」
「わかった、じゃあ勉強なんかしなくていい」
「……?」
「そのかわり、授業中は先生の顔を、それも鼻の辺りを見ていろ。それだけでいい」
「え? ほんとにそれだけでいいんですか?」
「かまわん。出来るか? ただ顔を見ているだけだ」
「(怒💢)そんなことぐらい出来ますよ!💢」
「よし、じゃあやってみろ」

それから6カ月経ちました。
この勉強嫌いの生徒はなんとすべての教科でクラスのトップを争うようになっていました。

……というようなストーリーがいっぱいある小説を書いています(笑)。

話をしている人の顔を見る、それも自分の目よりも高い位置の、先生の全体がよく見えてくる鼻の辺りを見続けていると、否応なく、氣は先生と先生の言うことに向き、脳は活性化し、眠くもならず、話の中身が伝わって来ます。

そして、話されていることとの対話が始まります。
学習の核心はこれですよね(笑)。

ただひたすら先生の鼻の辺りを見続けるだけで、しっかり勉強したことになる!

理は単純です!

これを高校時代に知っていれば、私の人生はかなり違ったものになっていたと思います。

なにせ、高校時代は授業中しょっちゅう居眠りしていましたから(笑)。それも1時間丸々眠っていて、目が覚めたら次の次の授業をやっていた!ということも度々ありました(笑)。←新聞奨学生で疲れまくってました(笑)

どこかの学校で、あるクラスは全員この「見上げてごらん理論」を徹底してやってみて、他のクラスとどれほどの差が生じるか実験してみていただきたいのですが(笑)。(極意塾投稿No.060)

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