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正しい判断をする極意

人の生活は次々判断を迫られるものですね。そこで大小に関わらず、いつも正しい判断ができる技があったらすごいと思いませんか?

どの学校に入るのか、結婚するのかしないのか、誰と結婚するか、何処に住むか、どんな職業に就くか、どの会社に入るか、あるいは起業するか、……といった大きなことの判断もありますが、日常生活でも、何から先にやるか、何処に行くか、いつ行くか、どうやって行くか、何を着るか、何を買うか買わないか、何を飲むか、何を食べるか、‥‥判断、判断、判断の連続です。

この判断がいつも正しいものであれば、生活は安全・快適なものになり、判断を誤ってばかりいれば、たちまち損してばかりで窮地に陥ってしまいますね。

極意塾では、正しい判断をする極意として、
『薬指に訊く』
という技を推奨しています。

これは、利き手でないほうの手(私の場合は左手)の薬指と親指の頭を合わせて力を入れてみるというものです。

例えば、Aのものにするか、Bのものにするか、という時、Aに触れて左手の親指・薬指で輪を作って力を入れてみる、次にBに触れて同じようにやってみる。すると、よい判断の場合にはその親指・薬指に力が入り、よくない判断の場合は、力が入らなかったり、小指が曲がってしまったりといった乱れが生じます。

触れることが出来ない場合は、言葉にしてやってみます。例えば、明日は山登りに行くか、それともおとなしく部屋で過ごすか、というような場合、「明日は山へ行く」と言いながら力を入れてみる、そして「明日は部屋で過ごす」と言いながら力を入れる。すると、明らかな違いが生じたり、変わりがなかったりします。力が入り形も崩れないならそれが正しい判断、両方ともそうなら両方とも正しい判断、両方とも乱れるなら両方とも間違った判断というように、身体に訊くわけです。

利き手でない手を使うのは、不器用だから違いがはっきりしやすいからです。

これは手でなく、片足立ちやという方法でやっても同じ結果が出ます。

これは、一般に言うオーリングテストの応用ですね。

わたしはこの技をもう1万回以上やってみたでしょうか。その結果は、毎回、毎回、恩恵を受けています。

予想に反してうまく力が入らない時があります。そういう時は、今はわかっていない、すなわち左脳では理解できていない、理屈では判断できていない何かの情報があるということだとみます。実際、それはそのとおりだったというのがいつものことです。やめておいた方がいいと左手親指・薬指が言っているのに、あえてやってみると、必ずと言っていいほど悪い目に遭いました(笑)。

人間というのは、意識下の意識が、信じられないほどたくさんの情報を正確に得ている、‥なるほどそういうものかもしれないなあ、と思わされています。
この技は直接的には落語家の金原亭世之介師匠から学びました。(極意塾投稿No.011)

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