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作業の手順を変える(1)

およそ誰でも、すぐに簡単にできる、ある方法を採用すると、
・集中力が増す…
・効率が良くなる…
・頭が整理できる…
・ストレスが溜まらない…
・やりがいを持てる…
という結果が現われるとしたらどうでしょう?

そんな方法が有るんですね。
それは、やる手順を変えてリズムをつけるという簡単な方法です。

倉部久義氏(NPO法人生きる意味研究所理事長)は、「毎日の生活にリズムを持たせることが習慣になっています。」として、この技をDM200通の発送を例に取って説明していらっしゃいます。(記事掲載の許可をいただいております。)

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①宛名のシールを貼る
②手紙を封筒の中に入れる
③封筒に閉じる
という作業を、最初の内はリズムを無視し、一通ずつ仕上げていました。

これではメリハリがつきませんし、先が遠く感じてしまいます。
そこで今度はリズムがつくようにやってみました。

作業の効率を上げるために、まず同じ作業を集中して行うことにしました。
・「宛名書きのシール」を100枚貼り、小休止。(これを2回繰り返す)
次に手紙を封筒に入れます。
・100通分入れて、小休止。(これを2回繰り返す)
次に、封筒を閉じます。
・100通分閉じて、小休止。(これを2回繰り返す)

このように同じ作業を集中して続けることで効率が上がり、決めた枚数分の目標ができ、とても気分的にスッキリして、どれだけ何をすればよいかの目標が把握できて、やりがいが出てきました。
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やることは結果としてまったく同じです。なのに、手順を変え、作業量を区切ってリズムをつけるだけで、集中力も効率も、氣分も変わってしまいます。
極意塾的ですねぇ(笑)。

この技を勉強にも、家事にも、スポーツのトレーニングにも、仕事にも応用してみてはいかがでしょうか?

次回から、実例をいくつか挙げます。(極意塾投稿No.415)

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