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すぐ出来ることだから役に立つ
極意塾の技を読み返していると、我ながら元氣が出ます(笑)。
思うに、極意塾のひとつひとつの技は、「溺れる者は藁をも掴む」の、その藁のようなものかなとも思います。
「溺れる者は藁をも掴む」のもともとの意味は、「危急に際しては頼りにならないものにもすがろうとする。」ということで、藁は、頼りにならない、救いになりそうもないものということです。
しかし、タイミングよく必要な技(やり方・考え方)を得て、実験実践し始めたら、その藁が実は大きな丸太だったことに氣付く……そして周辺の技と相乗効果を成して筏になっていく、それがまた大きくなって大船になっていく……そんなイメージを持っています(笑)。
初めは「そんな簡単なことでこの苦境が打開できるはずがないじゃないか!」と思われてしまうかもしれないけれども、実際にやってみると、いつの間にか大きな嬉しい変化が生じている!……そういう本物の技というか、実際に効果のあるやり方・考え方を極意塾では追究したいのです。
溺れる者がなぜ藁をも掴むのでしょうか?
それは手の届く所にあるからですね(笑)。
頼りになる、救いになるものがあったとしても、それが手の届かない遠い所にあったのでは、掴みようもなく、救いにはならないですね。
世には立派な丸太や筏や船がたくさん有ります。
ところが、残念なことに、今溺れている人が掴める所には無く、遠い彼方にある……そんな状況ではないでしょうか。
極意塾は、およそ誰でも、今すぐ手が届いて、すぐ出来る……そういう技を追究し続けます。(極意塾投稿No.422)
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