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会話を弾ませ楽しいものにする極意:チーン理論(4)

誰が相手でも、いつも会話が弾み、楽しい時間が過ごせたら素晴らしいではありませんか!

浅草演芸ホールでは、漫才コンビばかりが登場する年末イベントがあります。これが面白くてほぼ毎年行ってます(笑)。

観ていますと、漫才は、ボケのギャグに対してのツッコミのタイミングが生命ですね。
ツッコミのタイミングですが、ボケが言い終わる前にツッコミがかぶせるスピーディな漫才が多いですね。

そうした中で注目されたのは、山形ネタで売れているロケット団でした。めちゃくちゃな事を言うボケのギャグに対して、ツッコミは、常に同じタイミングで返します。

それはボケの言い終わった直後、0.3秒後という感じです。

返し方はパターンがたくさんあって、「ウンウン」「そうそう」「ありますね」といった軽いものから、「エーッ!そ、そんなバカなぁ」といったゼスチャー付きの大げさなものまで使い分けて漫才を作っていました。

そのツッコミのタイミングが絶妙!

日常の会話でもこのタイミングで反応していたら、話し手は絶対氣持ちよくなるよな!と思いました(笑)。

どういう反応を返せばいいのかと悩むことはないですね。話を聴いていれば自然に出て来ますから、それに任せていればいいんですネ。

どう反応するとよいのかを考えてしまうから、流れが悪く、話が弾まなくなる……わたしはそれが理解できていませんでした。

要するにタイミングよく反応する!
たいていの場合はタイミングよく反応しさえすれば十分なんですね。

このチーン理論の応用で、コミュニケーションは断然スムーズになり楽しいものになります。
要するに「話が弾む」んです(笑)。

わたしはこの技の実行で、本当に楽になりました。また、わたしと話をする人も心地好くなったと確信しています。

人と話をすることは、人生で数限りなくあります。その一回一回がより心地好く楽しいものになったら素晴らしいではありませんか! しかもそれがおよそ誰でも、すぐに簡単にできるなら、なおのこと素晴らしいではありませんか!(極意塾投稿No.067)


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