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必ず最終目標を達成する極意:未来は変えられない理論(アユタヤ行きの船理論)(1)

望ましい未来を思い描いたら、その未来像は変えられないと信じる人は成功する、という話です。

♫ アユタヤに行き着く船に乗っているから いつか必ずアユタヤに着く

私はタイに3年間赴任していたことがあります。

そこで知ったのですが、日本では織田信長らが活躍していた頃、タイのアユタヤ(当時の首都)の近くには日本人村があって確か1000人以上も住んでいたそうです(その跡が残っていて観光地になっていました)。

ということは、その当時には既に日本からアユタヤまで船で行き来する技術が普及していたということですね。

しかし、距離も長いし途中ずっと順風満帆というわけにはいかず苦労の多い大変な航海だったろうと思われます。

けれども、アユタヤ行きの船に乗っていれば、途中何があろうと、沈没することがなければ、いつかは必ずアユタヤに着くわけですね(笑)。

最終目的地がどこなのか、はっきりさせておくのが大事ですね。

アユタヤに行くんだよと決めてあるから、あとはひたすらアユタヤを目指して進む。

嵐が来たり、病人が出たり、食料調達に時間がかかったり、途中何があっても、とにかくアユタヤに辿り着く。

長期目標を達成しようとするとき、よく言われるのが、最終目標を定め、それに必要な行動一覧を作成し、逆算していって、今日は何をしなければいけないかハッキリさせ、それに取り組みなさいというような、バックキャスティングの手法ですね。

理に叶っていると思われますが、実際にやってみると、正直なところ、どこか違和感があって馴染めなかったですね(笑)。なぜでしょう?

思うに、現実問題としては、次々生じるさまざまな状況変化や予定外の出来事などが、ひとつひとつストレスになるからではないかと思います。(以下、次回に)(極意塾投稿No.084)

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