将来の行動をやりやすくし、他者からの支援を受けやすくする極意：とく理論（３）

何か大変なこと、大事なこと、必要なこと、面倒なことをスンナリ抵抗なく始められ、しかも他の人から助言援助を受けられたら素晴らしいではありませんか！

その時その場で何かしておく！……「とく理論」は、望みを実現する上で大きな威力を発揮することが少なくないですね。

私は、あの若者に「僕、どうしても就職したいんです！」と全身全霊で言われたことがあります。
その若者の就職を支援するために、複数の支援者でありとあらゆる事をやったのですが、どうしてもうまくいかず、企業就労は諦めて、別の道に行こうと決めた瞬間のひと言でした。

このひと言によって、私は全細胞を激しく打たれたような気がしました。とはいえ、何かしてあげられることは無かったのですが。

ところが、およそ半年の後、偶然が重なり、「うちで試しに働いてもらいましょう」という話が降りてきたのです！　そして結果として本当に就職できたのでした！

強い願いをともかく言っておく！　それが時間はかかっても人を動かし、状況を変えることになる！　そういうストーリーは数多くあります。

明確に意思表示されると、周囲の人は動きやすくなるのですね。
夢をはっきり語っておく、希望を明確に言っておく！　……夢実現の極意と言えるでしょう。