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初めての金継ぎ(6)_中塗り3回目

あらためて教本を読んだら中塗りの前に「研ぎ」が必要だったことがわかったので、今回は「研ぎ」からスタート。
耐水ペーパーに水をつけて中塗りしたところをこすってみると、前日に縫った部分が乾ききっていなかったようで、漆が割れ目以外のところに拡がってしまった。拡がったところをヤスリで整えようとするも、さらに汚れを塗り拡げるような状態になってしまった。
元々くすんだ色のお皿なので他の人にはわからないかもしれないけど、自分の失敗を知っている自分としては気になる。
仕方ないので拡がってしまったところはそのまま、割れ目部分の漆がツヤが無くなった状態になるまでヤスリで整えて、上から黒漆を塗り重ねた。
本来ならこのまま一晩おくことになっているけど、次は仕上げになるので数日置いてしっかり乾かして、塗り拡がってしまった漆を整えてから仕上げの工程に移ることにする。


アルミホイルでくるんだ黒漆はなんとか使えそうだった。
中塗り2回め(表)。余計なところに黒漆が拡がってしまった。
中塗り2回め(裏)。


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