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電子書籍をビジネスに活用する戦略

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電子書籍をビジネスに活用する戦略についてお伝えします。
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#バックエンド

商品紹介の注意点とは

良く無料小冊子やパンフレットで見かけますが、「続きは有料サービスで」と言ったかたちでバックエンドに誘導するのは絶対にやめておきましょう。 理由は 2 つあります。 まず Amazon の規約で商品カタログやパンフレット書籍を許していませんので、削除される可能性があります。 次に、「続きは有料で」と言われた瞬間、読者は一気に失望してしまいます。「商品を売りたいだけだったのか」と思われたら、ブランドは築けません。 ですので、書籍はあくまで、1冊完結している必要があります。

書籍からバックエンドにつなげる方法

では、いったいどのように電子書籍から、バックエンドに結びつけるのでしょう? バックエンドに結びつけるには、下記のような流れをシステム化します。 電子書籍の巻末には必ず、バックエンド商品の紹介、ウェブサイトへのリンクを貼ります。そして、ウェブサイトから、バックエンドへのお申込みがスムーズに行えるようにしておきます。 この手順は、読者目線でなるべくシンプルにしておくことが必要です。 1.電子書籍の巻末リンクをクリック 2.ウェブサイトにリンク 3.バックエンドの紹介を

バックエンドへの導線を引く

電子出版は必ず点ではなく「線」で捉えるようにしてください。 出版を起点として、あなたの持っているサービス・商品につなげていくことで、ブランディングと収益化が同時に達成できるためです。 ここでは、書籍のあとに販売するサービスや商品のことを「バックエンド」と呼びます。 現時点では、大手出版社を含めほぼすべての著者は「バックエンド視点」を持っていません。電子書籍ほどバックエンドにつなげやすいメディアはありませんので、必ず執筆と同時にバックエンドをご用意頂くことをお勧めします。