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電子書籍をビジネスに活用する戦略

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電子書籍をビジネスに活用する戦略についてお伝えします。
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2016年5月の記事一覧

顧客に注目してもらう

当たり前と思うかもしれませんが、注目してもらうにはまず本と著者の存在を世の中の人たちに知ってもらう必要があります。 方法としては、広告出稿、自分が持っているメディア(ブログ、Facebook、ツイッター、ホームページなど)でのアピール、プレスリリースがあります。 また、あなたの分野と違う分野を掛け合わせた提案を、企業に働き掛けるのも良いと思います。 更に広くあなたの本やあなたを認知させる事ができます。 例として、「写真(あなたの分野)」×「女子高校生(雑誌)」として考

専門家を名乗れる

以上、「電子書籍ブランディング」についてお伝えしてきました。 これまで蓄積してきた実践知をすべて凝縮させ、2016年に対応した最新かつ強力な方法です。行えば必ず効果が出ます。 しかも今なら、先行者利益を活かして「あなたが参入したい分野」で専門家を名乗ることができます。 実はここに、驚くほどの可能性が潜んでいます。 今、世の中で専門家と呼ばれている人も、最初は普通の人でした。どこかで、何らかのキッカケを活かして専門家になった人がほとんどです。 電子書籍時代になり、これ

広告は最後の手段

広告を打つのも効果的ですが、まずはテストマーケティングも兼ねてソーシャルメディアでの活動をお勧めします。 そして、読者の反応やバックエンドへのニーズが分かってきて、収益化が確実なものになった時点で一気に展開する方が安全です。 

電子出版&告知

いよいよ電子書籍をキンドルに登録します。 そして、着実にソーシャルメディア、ブログ、メルマガで告知を続けていきます。 ソーシャルメディア、ブログ、メルマガは、投稿がすべて蓄積されていきますので、その活動自体がブランディングにつながっていきます。 広告を打つ際も、より的確な集客が行えます。 また、予算に余裕がある場合プレスリリースを打つのがお勧めです。 例えば、下記サイトは無料で配信が可能です。  ■バリュープレス  http://www.value-press.

商品紹介の注意点とは

良く無料小冊子やパンフレットで見かけますが、「続きは有料サービスで」と言ったかたちでバックエンドに誘導するのは絶対にやめておきましょう。 理由は 2 つあります。 まず Amazon の規約で商品カタログやパンフレット書籍を許していませんので、削除される可能性があります。 次に、「続きは有料で」と言われた瞬間、読者は一気に失望してしまいます。「商品を売りたいだけだったのか」と思われたら、ブランドは築けません。 ですので、書籍はあくまで、1冊完結している必要があります。

書籍からバックエンドにつなげる方法

では、いったいどのように電子書籍から、バックエンドに結びつけるのでしょう? バックエンドに結びつけるには、下記のような流れをシステム化します。 電子書籍の巻末には必ず、バックエンド商品の紹介、ウェブサイトへのリンクを貼ります。そして、ウェブサイトから、バックエンドへのお申込みがスムーズに行えるようにしておきます。 この手順は、読者目線でなるべくシンプルにしておくことが必要です。 1.電子書籍の巻末リンクをクリック 2.ウェブサイトにリンク 3.バックエンドの紹介を

バックエンドへの導線を引く

電子出版は必ず点ではなく「線」で捉えるようにしてください。 出版を起点として、あなたの持っているサービス・商品につなげていくことで、ブランディングと収益化が同時に達成できるためです。 ここでは、書籍のあとに販売するサービスや商品のことを「バックエンド」と呼びます。 現時点では、大手出版社を含めほぼすべての著者は「バックエンド視点」を持っていません。電子書籍ほどバックエンドにつなげやすいメディアはありませんので、必ず執筆と同時にバックエンドをご用意頂くことをお勧めします。

プロモーション素材の準備

電子書籍が完成したら、プロモーション素材を準備します。 プロモーション素材とは、書籍表紙、ウェブサイト、フェイスブックページ、ツイッター、ブログ、バナーなど、電子書籍を告知するために活用する、ありとあらゆるツールのことです。 この時、プロモーション素材は必ず「ハイクオリティ」なものにしてください。 ご自分でデザインを行えない場合は、プロのデザイナーに依頼して制作することをお勧めします。なぜなら、書籍のイメージはデザインで9割決まってしまうからです。 いくら中身が良くて

電子書籍の執筆

コンセプトが固まったら電子書籍の執筆に入ります。 キラーコンセプトの段階で「何を書くべきか」はだいたい定まってきます。 効率的に執筆を行うには「目次」から制作することがお勧めです。また、電子書籍の分量は A4 で 30~50 ページ(文字数で 15,000~35,000 文字程度)で十分となります。 ここが紙書籍との違いなのですが、電子書籍は数百ページの分厚い内容より、ひとつのテーマに特化した「ニッチな内容」の方が読者満足が高まります。 この点は、ほとんどの人が気付い