パラグライダーな日々 「上空1,500m」
ご訪問ありがとうございます。
パラグライダーを趣味としているよねけんです。
今回のお題は、自分が何となく気になる「上空1,500m」というキーワードについてです。
なお、あまり意味のない駄文であることは予めお伝えしておきます。
上空1,500mは天気予報のキーワード?
冬になると獅子吼高原のエリアは雪によりクローズとなります。獅子吼のフライヤーは休眠状態で天気図や気象情報を見ることすら休んでしまいます。なにせ、天候は悪いですし、ランディングもこんな感じ↓
ランディングで走り抜けようにも雪に足が取られて(金沢弁では雪に足がもぐることを「ごぼる」という・・・)危険な状態です。ベテランになると、はなからフライト自体を思考の中から消しています(※1)。
さて、冬の天気予報によく出てくる、特に寒波の到来で使われるキーワードが「上空1,500m」です。曰く・・・
「上空1,500mの気温は‐6℃を下回り平野部で降雪となる可能性があります」
「上空1,500mには-9℃以下の寒気が入り平野部で積雪の可能性があります」
「-12℃を下回る寒気が上空1,500mに入り平野部でも積雪になります」
ってよく聞きますよね。上空1,500mの気温は建物や地形の影響を受けづらいので評価のポイントになっているようです。また、1,500m下、つまり地表付近の気温も逆算できるので、使いやすいのだそうです。
身近に感じる上空1,500m?
そんな「上空1,500m」なんですが、パラグライダーをやっていると上空1,500mに到達することは、まぁ普通です。夏なんかだと、涼しくて気持ちが良いイメージです。パラグライダーは絶えず向かい風を浴びて飛んでいるので、基本涼しいですし、高度が上がれば100mで1℃近く気温が下がりますから、地上が36℃でも高度1,500mでは23℃前後でしょう。あの景色で飛んでいるところが-10℃とか凄いななどと思ったりします。北陸地方は雪が多く寒いというイメージはその通りなんですが、気温が-10℃とかはないので想像がつかない感じです。
冬、日本海側は筋状の雲が波状攻撃で押しかけますが、これ、雪や雨を降らす雲が短時間で来ては過ぎていくことになります。なので、雪の合間に太陽が出たりして目まぐるしく天候が変わるのが北陸の冬のイメージです。その陽が射している時にあの辺は-8℃ぐらいなんだろうかと思って空を見たりするようになりました。
一方、太平洋側は冬もフライトシーズンなので、かなりの寒さ対策をしないといけないのだろうなと思います。この辺、太平洋側のフライヤーさんからのコメントが欲しいところです。
2023年1月の寒波は・・・
2023年1月21日現在、ニュースによれば寒波がやってくるとかで、関東でも最高気温が低いとか、北陸地方や東北の日本海側は大雪に注意とかの情報が入ってきてます。
水曜日は獅子吼高原のあたりでも最高気温1℃、最低気温̠̠-4℃です。上空1,500mは5:00台で‐15℃とか。雪が降れば積もる ≒ 雪かきの重労働決定(※2) となっていますね。もはや、来週は外に出るのを諦めますか・・・のレベルっぽいですね。
まだまだパラグライダーな日々はつづきます。
【注釈】
※1:はなからフライト自体を思考の中から消しています
この境地になるには年単位の修行が必要です(笑)。いまだにこの境地にたどり着けないパイロットの方々も多数。まぁ、パイロットだったら自分で太平洋側に飛びに行けばいいですし、何とでもなるんでしょうけど。でもB級生とかNPの時とか飛びたいと思うので、スクールのツアーに参加するか、天候を見て獅子吼でハイク&フライをするかですかね。今年、スクールでは既に1回ハイク&フライをしたようです。
※2:雪かきの重労働決定
北陸の雪は湿っているので基本重いです。重いくせに数時間で20cmとか30cmとか降ります。ある程度積のを待ってどかすと重くて大変だし、少しづつどかすと無限地獄かなとも思います。雪なんか山のスキー場だけ降ればいいのにといつも思っています。
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