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カウントダウン④

ちょっと早いですが連日眠いので…。

11人というのは語弊がありました申し訳ありません…。謎の11人目は19歳(19歳!)の矢代のことでした。ティーンエイジャー…ティーンエイジャー。今ちょっとそんなお仕事をしているので10代かあと感慨深くなってしまいました。

さて、今巻のアオリ…

「これは恋なのか 情なのか」

…素敵なアオリですよね。キャッチといったらいいのか。
1,2巻は作中の台詞でしたが、今回は担当さんが考えてくださいました。
雑誌の3巻発売予告のアオリに考えてくださったものを「素敵なのでぜひこちらで」とお願いしました。

で、この台詞は誰の台詞なのか、ということですが、一見百目鬼と見せて…矢代でもあり竜崎でもあったりします。そこのところは読んでいただいてなにか感じていただけたら嬉しいです。
竜崎がもし今19歳の矢代に会ったらその時はもう少し素直に…むしろ今ならなれるのでは?と思いますがそんな竜崎はちょっと見たくないので、がんばって突っ張っていてもらいたいものです。

「可愛い」ってものすごく幅広い感情ですよね。可哀そうも、いじらしいも、微笑ましいも、愛らしいも、いたわしいも、不憫も、すべて言い換えれば「可愛い」。「綺麗」とも「かっこいい」とも全然違うところに位置しています。
矢代が気になって気になって仕方がなかった若かりし頃の竜崎の感情は、その大きな括りのどの辺りにあったのか本人が一番戸惑った部分なんじゃないかと思ったりします。