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投票に行った日のこと

久しぶりにnote書くきっかけは
上にリンクしたツイートだ

岸田奈美さんがいいねしてくださり、見てくださったというのがとても嬉しかったので
noteも書こうと思った

自分が初めて投票に行ったのは20歳の時、
母校の中学校だった
家族とゾロゾロ通い慣れた道を行く
割と近い

中学生時代は思春期真っ只中で、
思いがけず公立なのに、超進学校に通っていた
県内の有数私立中高一貫校と肩を並べるくらいだった
その割に通う生徒は未熟で、勉強だけができる子が賞賛されていく風潮で、わたしは思い切りその風潮に背中を向けて、理屈で孤独に生きて行った
本だけが武器だった

進学した高校は公立女子高で、進学校ではないが、
わたしのようなものが思い切り生きていける環境だった
嬉しかったが、途中、なぜか高校教師に無駄に気に入られて、男女交際とか肉体的な交際から逃げることで精一杯で、自分の人生を棒に振った

そんな中選挙権を得た
権利を得たということは行使する自由が与えられるということだ
高校では先生が詳しく教えてくれたため、わたしは権利行使する自由をそこから何度も使った

結婚した
相手は今まで交際した人とは正反対の長髪のサラリーマンだ
自由すぎる
彼はその結婚する年まで選挙は行かない自由を行使していた
(そして今も信念は変わらない)
驚いた
人生って不思議だと思った
今までそういう人と仲良くしようと思ったことがないのにね

子供が産まれ、自由人の旦那に時々振り回されて
2人の子供を育てた
今年20歳、もうすぐ18歳、2人とも成人したのだ
(詳しくいうともうすぐ18歳の方の誕生日はもうちょっと先)

そんな息子、去年選挙権を得たから、一緒に選挙の投票に行った
バイト帰りのため7時前おわりぎわだったから
真っ暗ではあったが、通い慣れた道、通い慣れた学校に行った
卒業後ご無沙汰だったので、本人も懐かしそうであったけど
わたしもPTAのイベントやら図書館ボランティア
なにかと通っていたので、懐かしかった
最初はランドセルが重すぎてひっくり返って
心配させられた息子も大学生
ずっと大きくなるのを一番そばで見守ってきて
投票一緒に行くんだなあと思ったら
嬉しかった
嬉しいだけではない
なんだろう、成長ってすごいなあと思った
わたしも成長してるのだろうか

娘はもうちょっと先だ
またじわじわと込み上げる思いの中投票に行けるといいなとおもう

#投票に行った日のこと



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