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私の原点

こんばんは。

自己紹介で自分のことを書き散らかした筆者だが、まだまだ好きなことはある。

それは追い追いここで話せればいいなと思っている。

今日は私が本を読むことが好きになったきっかけを書いていこう。

私が愛して止まないコナン・ドイル著のシャーロックホームズについて🕵🏻‍♂️
ご存知の方は多いと思う。

ヒュー・ジャックマンやベネディクト・カンバーバッチなどが主演を務めた映画や、日本では、最近バスカヴィル家の犬の話をオマージュしたドラマなどか放送されていた。

そして私も大好きだが、名探偵コナンはシャーロックホームズに強い影響を受けた作品ではないかと思う。

その他多くの本が出版されている。ホームズに関わる全てのものを読んでいる訳ではないけれど、原作を読んで当時の私はたいへん感動した。

私がシャーロック・ホームズ初めて読んだ時、ただのミステリーではない!と思った。

ホームズは医者でもないし、学者でもない。社会的に地位もないたった1人の探偵だ。私生活では、麻薬中毒気味だし、生活はかなりだらしない、そして人格破綻者だ。

(ホームズファンの人がいたらこんなにボロクソ言ってごめんなさい。でもこれが私のホームズ愛。)

しかし、事件となると行動は的確だし、なにより必ず解決してくれる。このギャップに萌えてしまったのかもしれない。

1番は彼の知識の多さに惹かれたのだと思う。
医学や地質学、心理学の他にもたくさんの知識も持ち、あらゆるバイアスを取り払って真実を探し出す。

途中経過はなんのための行動なのだろうと訝しんで読み進みめるが、最後になってこのためのあの言動なのか...と気づく時の達成感がたまらなかった。

"あの"とか"この"など副詞が多い文章で分かりづらいだろうが好きなものを語る時はこうも語彙が少なくなるものだ(笑)

私の読書のジャンルの幅広さは彼の影響だと確信している。

それとコミュ障気味な筆者だが、どこに行っても適応能力は抜群だと思う。慣れれば早いとでも言っておこうか。

養護教諭の時、やり始めた時は相手を納得させる事に注意を向けていた。自分の知識を相手に伝えて「そっかぁ〜」と思ってもらおうと。

でもある時、その何気ない一言を相手が鵜呑みにして、相手が傷ついているとしたら、良くない方向に進もうとしてしまったらと考えただけで怖くなった。

私はこの人の一生に責任を負えるのか。学校の先生はたった3年の付き合いだが、親は一生である。私はこの時、自分の言動を疑い始めた。

教師として働いている間に最悪な事態は起こらなかったが、自分と同世代の友人たちが子どもを産み、育みだした時期に命の尊さを実感した。

教育現場にいながらこの実感が薄かったのはとても罪だと思う。

子どもたちの環境はもう昔とは同じではない。
"自殺"と一言iphoneで検索すれば数え切れない程の情報が目に入ってくる。

目に見えないものもある。ネットでの誹謗中傷や即返信を求められているかのようなSNSなどのツール。

誰とでも繋がれるSNSは彼らにとって唯一の光かもしれないし、破滅への扉かもしれない。
それを判断するのは当事者以外の誰でもない。

大人の私でさえ、情報の多さに疲弊してきている現代を今の子どもたちはサバイブしている。

私はそんな社会に一筋の光を灯したいと、教育現場を多角的に見て子どもたちひ何かできることはないかと、大学院に進学し、脳の研究を始めた。

いつになるか分からない。ごめん。
だけど私なりに頑張って勉強するので見ていて欲しい。

話が逸れてしまったが、ホームズは直接相手の心を救えていたのかは分からない。けれど彼は彼なりにその方法を"事件の解決"という形で知っていたのではないかと思う。

フィクションの世界だが、私は彼を師だと思い、たくさんの事を学び、世界を見て、目の前の1人を私の言葉で....


この先の言葉を紡ぐのは傲慢だと思っているので今日はこの辺で。でも方法の一つが物語だと思う。

人間は困っている時に欲しいのは処方箋ではなく共感だと思う。1人で本を読んでいてもその本に共感したということは、本の向こう側にいる作者と共感できたということ。

その時に1人ではない。と感じるんだと思う。



また、ここで会いましょう。


最後まで読んでいただきありがとうございました。

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