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今更FF5を遊んだらあざとかった

今更FF5遊びました。

もう1週間でFFを1本クリアするライフサイクルに慣れ始めてきたぐらいにはFFばっか遊んでます。

これまで色んなファイナルファンタジーを遊んできましたが、FF5はついに待望のファイナルハーレムファンタジーなんですよ!

何と主人公以外のパーティーメンバーが全員女性!

魅力的なFFのヒロインは数あれどついにハーレムが形成されてしまった!

いやまあ実際は主人公以外のパーティーメンバーが全員女性のファイナルハーレムファンタジーが始まるのは後半からなのですが、それ以前も実質ハーレムみたいなもんです。


それもそう、FF5のキャラクターは大体あざといんですよね。女性キャラクターもそうなんですけど、それ以上に男の方が萌えキャラだったりします。

では、FF5のあざとい男達を紹介していきましょう。



ガラフ

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死にます。

メインパーティーメンバーの1人でもあるこのジジイが死んでその欠員が出た所に「クルル」という女の子が加わることでFF5が真のハーレムゲーと化すのですが、そもそもこのおじいちゃんが萌えキャラなため、FF5前半は別にハーレムじゃないのに実質ハーレムみたいな空気感で進みます。

例えば、「ガラフ、お前は命の恩人だな!」「それほどでも…」「照れるなよ!」「照れとらんわい!!」というまんがタイムきららみたいなやり取りとか、ガラフを亡きもの扱いして勝手に進もうとする主人公一行に「置いていくなー!」とキレるほのぼのとしたやり取りとか、もはや普通のエピソードよりも圧倒的に萌えキャラエピソードの方が多いです。


そして先程も言いましたがこのジジイは死ぬ!
そう、ガラフはあの死ぬ事で有名なFF7のエアリスの実質的な先輩にあたるキャラなんですよ!

一応FF6にもシャドウというメインパーティーメンバーでありながら永久離脱するキャラが居るのですが…そちらはプレイヤーの選択によっては生き残るため、何をどうやっても死んでしまう点では確実にガラフの方がエアリスの先輩と言えるでしょう。


「てかFF5遊んでガラフの事嫌いになる人居るの?」と疑問に思ってしまうぐらいには好感度が上昇し続けて、ついにその頂点に達した段階で永久離脱してしまうためとにかくズルいジジイなんですよガラフは。

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FF5は他のFFと比べてもかなり明るい作風なのですが、割と死人がバンバン出ます。

あざとい男キャラ達も例外ではないんだけど、何だかんだでカッコイイ散り方をするから「こんなん好きになるしかないやんけ〜〜〜!!!」とそのあざとさに悶えてしまいます。




エクスデス

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ラスボスの木です。
いや、冗談とかじゃなくてマジで木です。



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これと同じです。FF5はラスボスがウィスピーウッズです。


「いやでも流石にラスボスがあざといとかそんな事ある?」と思うのも十分分かるのですが、まあ聞いてくださいよ。

私はFF5本編を遊ぶ前に一度ディシディアファイナルファンタジーを遊んでおり、そこでバッツとエクスデスの絡みは何度か見ていたんですが、何かこいつらだけカービィとデデデ大王みたいなノリなんですよね。

クラウドとセフィロスはもちろん因縁の宿敵として激しい戦いを繰り広げるし、ティーダとジェクトは親子同士で激しい戦いを繰り広げてるのに、その隣でバッツとエクスデスは何だか緊張感に欠けたゆるふわな雰囲気を出している。

それもそのはず、FF5自体が他のFFに比べても底抜けに明るい作風で、あまり暗くなるような場面が少ないんですよね。
その底抜けに明るい空気感がディシディアも再現された結果、他の主人公とラスボスに混じって何故かカービィとデデデ大王みたいなノリの2人組が爆誕してしまったのでしょう。



で、ディシディアをやった後にFF5を遊んでみたら流石にデデデ大王とまでは行かずともエクスデスも割とかわいい奴でした。

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だって第二世界で初めて会った時のセリフが「ファファファ…ようこそ、我が城へ!」ですよ?
こんな楽しそうに自分の城を披露するラスボス、もうかわいい。

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「ギルガメッシュ!こいつらを見張れ!頼りにしているぞ。」「はっ!」というやたらと上機嫌なエクスデスとギルガメッシュの掛け合いも何だかかわいい。

「敵の城の牢獄にぶち込まれている」というとてつもない危機的状況なのに、何故かゆるふわな空気が流れ続けるのがFF5の面白い所です。



こういうCMが流れていてもおかしくないようなエクスデスとギルガメッシュのゆるふわな空気感、気になった方は是非。


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エクスデスはなんやかんやで一度撃破されてしまうのですが、その際も「一度小さなとげとなってクルルの体に刺さり、その時が来るまで待機」というやたらとファンシーな方法で復活します。
女の子の体にちっちゃいとげになって刺さるラスボスおる???


ちなみにこの後エクスデスはあの有名な「カメェェェッー!!」のセリフと共に亀とそれこそアドベントチルドレンのクラウドとセフィロスばりの激闘を繰り広げるのですが、「亀と樹木の戦い」というとんでもなくファンシーな絵面の戦闘が展開されるので、何だかこちらもほっこりしてしまいます。


世界の命運を賭けた亀と樹木の激闘が見られるのはFF5だけ!



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ついに自分の悲願が達成出来そうで「もうすぐ!もうすぐだ!!」とゲームの発売日が待ちきれない子供みたいなテンションになったり、



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一応ラスボスなのに何故かパチモンの雑魚がその辺で出てきたり…エクスデスは一応ラスボスなのに何だかプレイヤーが愛着が湧いてしまうようなチャーミングさがとても魅力です。




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一応ラスボスなので最後はちゃんとエクスデスと戦うんですけど、ついにウィスピーウッズそのものになってしまいます。

いや正確には「ウィスピーウッズの上からエクスデスが生えている」という状態なのですが、何かもう人間大砲みたいになっちゃってますよねこれ。



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今はもうネットスラングとして定着してそっちの方が有名なんじゃないのかという「○○とは一体…うごご!」もこのエクスデス最終形態が初出です。(私も今回FF5をプレイしてこのネットスラングかここから来ているのを初めて知った)



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まぁ最後は木じゃなくなっちゃうんですけどね!!!

木とは一体……うごごご!!




ギルガメッシュ

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お待たせしました。
もはやコイツ抜きでFF5を語るのは不可能なのではないか、そして私が今回「FF5のあざとさ」にクローズアップした理由の8割がコイツにあります。



私はこれまで色んなFFを遊んできましたが、かなりの高確率でこのギルガメッシュとかいう奴は5じゃないFFにも出てるんですよね。

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上から順番にFF6・FF8・FF12のギルガメッシュです。
いや出すぎだろ!

ちなみにFF9にも出てるし私のプレイしてないFFにもまだまだ出てるらしいです。
いや出すぎだろ!!



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パズドラとモンストにも居ます。
いやだから出すぎだって!!!


このギルガメッシュとかいう奴、別にチョコボやモーグリなどと言った所謂「ドラクエにおけるスライムポジション」という訳でもないのに、下手すりゃFFの看板マスコットでもあるチョコボやモーグリやサボテンダーよりも外部コラボで目立っている時がある!

一体何故なのか…?
それはやっぱりギルガメッシュが「萌えキャラ」だからでしょう。

「コイツさっきから萌えキャラ萌えキャラうるさいな…」と思うかもしれませんが、正直FF5で一番の萌えキャラはギルガメッシュです。
先程のガラフとエクスデスよりも!レナとファリスとクルルよりも!ギルガメッシュの方が圧倒的に萌えキャラなんですよ!!



どんどん主語が肥大化していきますが、ギルガメッシュはもう歴代FFシリーズ全部を一括りにしてもぶっちぎりの萌えキャラだと思います。

FF6のティナとセリスも!FF7のエアリスとティファとユフィも!FF8のリノアも!FF9のエーコとダガーとフライヤとスタイナーも!FFXのユウナとリュックも!FF12のパンネロとアーシェも!!

ヒロインとしての強さなら分かりませんが、「萌えキャラ」という土俵で相撲を取った場合は誰もギルガメッシュには勝てない!!
(個人の感想です)



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初めて戦う時ですらもう「扉の裏で主人公たちをずっと待っていたけど来なかったらどうしようかと不安になっていた」とデートが楽しみすぎて二時間も前に集合場所に着いてしまった彼女のようなメンタルを見せます。これが初戦ですよ?
これが初戦ですからね??




二戦目ではもうビッグブリッヂですらない船の上でもあの名曲「ブッグブリッヂの死闘」を入場曲として颯爽と登場。

ギルガメッシュが恵まれている点はそれこそラスボスですらないポッと出の中ボスのクセにやたらと開発陣に愛されていて、オマケにあのFFシリーズ全体を通しても筆頭クラスの名曲ビッグブリッヂの死闘がほとんど彼専用のキャラソンみたいな感じになってる所だと思います。


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ちなみにこの後エンキドゥという友達を連れてくるのですが、普通に置いて行かれます。も、萌え~~~

そこからエンキドゥは一切FF5のストーリーに登場しません。
何なの???



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三戦目では敵でありながらも光の戦士として死んでいったガラフの事を気にかけたり、何かもう仲間入りフラグが立ち始めます。

これは純粋にFF5の上手い所だと思うのですが、ギルガメッシュとバッツ一行の間に敵でありながらも謎の友情が芽生えていく描写がすごく丁寧なんですよね。

実際はこれまでたった二回しか戦っていないキャラなのですが、そのどちらも扉の裏側で来なかったらどうしようかと不安になっていたり、負けを認めたと思ったら突然シェルヘイストプロテスを展開してきたり、友達を連れてきたと思ったら普通に置いて行かれて海に落ちたり…

たった二回の間で強烈なインパクトを残し、プレイヤーも何だかギルガメッシュに謎の愛着が湧き始めている段階でバッツ一行とギルガメッシュにも謎の友情が芽生え始める、ある意味ではすごくインタラクティブ性の高いキャラクターだと思います。



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この後はギルガメッシュチェンジして本気モードに突入するのですが、伝説の剣「エクスカリバー」と「エクスカリパー」を間違えてそのまま怒ったエクスデスに次元の狭間に飛ばされます。

ここで「あーれー!!」とか言うのがギルガメッシュがキングオブ萌えキャラたる所以です。



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ついに最終戦!次元の狭間に飛ばされたギルガメッシュとエクスデスが待ち構える次元の狭間に突入してきたバッツ一行は感動の再会を果たす!

ここでギルガメッシュは「オレもう泣きそうだよ…」と言ってきますが、それはこっちのセリフです。


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ここでギルガメッシュはもうほぼ仲間入りに近いような雰囲気なのですが、それでもバッツとギルガメッシュは敵同士!ましてや敵の根城で敵と手を組むなどと言語道断!こういう所だけ妙にドライ!

直接仲間入りはせず、そのままギルガメッシュは去っていきます。
ありがとうギルガメッシュ。



俺達の友情は永久不滅(ずっと)だからよ……


是非皆さんもFF5でギルガメッシュとの熱い友情をその目で確かめてみてください!

それでは!







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ギ、ギルガメッシュッ!!!

そう、ギルガメッシュがこのまま終わるはずがない!
ラスボス前の最後の強敵ネクロフォビアとの最後の戦いで彼は「このまま帰ったらカッコ悪いまま歴史に残っちまうからな!」という理由でついに真の仲間として加入する!

ここでビッグブリッジの死闘を流しながら乱入してくるギルガメッシュの勇姿だけで私は若干泣きそうになってしまったのですが、この勇姿が歴史に残る…というか歴史に残りすぎて他のFFにも大量に出てくる!


「クルル!お前のおじいちゃん…強かったぜ!」
「ファリス!恋でもしてちったあ女らしくなりな」
「レナ!いつまでも動物をいたわるやさしさをわすれるな」
「バッツ!お前とは一度…1対1で勝負したかったぜ!いい友だちをもったな」と何だか卒業式のような雰囲気を出してくるギルガメッシュにもう涙が止まらない。

エアリスの死もティーダの死も鼻で笑ってきた私が泣いてしまったので、ギルガメッシュは本当にすごい男だと思います。


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そしてそのままギルガメッシュはネクロフォビアを道連れに自爆。

終始コミカルだった中ボスと謎の友情が芽生え、最終的には共に戦いプレイヤーまで泣かせてくるギルガメッシュ。
彼こそがFF5一番のヒロインと言っても過言ではないのでは…?


ギルガメッシュとはもう何十回と戦った戦友なような気までしてくるのですが、実際には片手で数えた方が早いという不思議なキャラクター。
まあとにかくその一回一回が異様にインパクトに残るんですよね。


これらの活躍で彼はカッコ悪いまま歴史に残るどころかあまりにも歴史に残りすぎてディシディアファイナルファンタジーでプレイアブルキャラになってしまうし、いただきストリートでプレイアブルキャラになってドラクエの人たちと共演してしまうというある意味ではチョコボやモーグリを超えた異様なポジションを確立している。


ここまで色々話してきましたが、FF5は敵も味方も嫌いになるようなキャラクターがほとんどいません。そしてFFでは珍しい底抜けに明るい作風なので、明るい楽しさは間違いなく保証出来ます。
是非、ギルガメッシュの勇姿を一目見るためにも遊んでみて下さい。


それでは!


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