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残念なダメおじさんについて少し、私の話を聞いて欲しい。

世の中のおじさんを3種類に分ける。

・イケているおじさん
・常識的で素敵なおじさん
・残念なダメおじさん

の3種類だ。 


レンタル彼女として、会社員として、SNS上で、日常で、今までたくさんの年配男性と接してきた。そして私は比較的「イケているおじさん(イケおじ)」「常識的でステキなおじさん(ステおじ)」と接することの方が多かったように思う。なので「残念なダメおじさん(ダメおじ)」に出会うと、もったいないな、と感じてしまう。

個人的な見解だが「イケおじ」と「ステおじ」の違いを書いてみると以下のようになる。

▶︎イケおじ

お洒落が好きで、見た目がイカしている。渋いしマブい。スマートでエスコートもお手の物、冗談や距離感の取り方もうまい。流行りに敏感で、時代に合わせて自分をアップデートできる。ただ全員がそうな訳ではないが、狡猾だったり軽薄だったりもする。仕事で困った時に頼るとヒントをくれる。

ちょいワル代表


▶︎ステおじ

見た目は普通。清潔感が大事なのは分かっているので、服や髪は物理的に綺麗。デリカシーを持ち合わせ、女性相手にも適度な距離感でコミュニケーションを取ることが出来る。むしろ距離を取りすぎているなんてことも。時代や流行りには疎いが「へ〜今ってこうなんだ☺️」と、特別否定することはない。仕事で困ったときに頼ると丁寧に解決策を教えてくれる。

超親しみやすい

イケおじはたまにデリカシーのない発言をしたり、強引な言動があるが引き際を熟知しているので、トータルで見ると女性に与える満足度は高い。

ステおじは「自分はおじさんであり、おじさんであることで他者に不快感を与える可能性がある」と自認している。それも過度に自認しているケースが多い。それ故 ” 相手に不快感を与えないため ” 清潔に気を使っていたり、” 相手に不快感を与えないため ” 距離感への意識が強い。そしてそのオス感のなさからコミュニティ内での女性受けは良かったりする。モテ男としてではなく、安心して接することのできる父親的な存在として。

恋愛的観点で言うと本命になるのがイケおじで良い人で終わるのがステおじ。



そして最後に

▶︎残念なダメおじさん

「俺はそういうのいいから…」「モテたい訳じゃないし…」と身なりを整えない。汚くはない服を着て、眉はボサボサ髪はギリ梳かしただけ。匂いのケアなんて考えたこともない。己の見た目に無頓着な人が他者を気遣える訳がないので、デリカシーも当然ない。「昔はこうだった」と新しいものに嫌悪感を示す。仕事で困った時に頼られることはない。

髭剃ろう


こういう人は「おしゃれ」と「身だしなみを整える」の違いが分かっていなく、「モテようとしている」と思われるのが嫌で、頑なに外見に手を入れることを拒否する。驚かず聞いて欲しいのだが、鼻毛の手入れをしたからといって「わあ、おしゃれ♡」とはならないのだ。

鼻毛を手入れしたり、リップを塗ったり、ヘアセットしたり。これは社会に出て、コミュニティに属するにあたって最低限のマナーだ。整えないことを、あなたが良しとしても周囲は不快に感じることがあると思う。




最近複数のおじさんからこんなことを言われた。

「キャバクラとかガールズバー行っても女の子が全然話してくれないこととかよくあるんだよね…。」

分かる。超分かる。キャスト側の気持ちが。

おじさんの中には「安い店だとキャストの質も下がる」と愚痴を言う人もいたが、私の考えは違う。原因はおじさんの方にある。断言しよう。あなたは損切りされたのだと。

この手の愚痴をいうダメおじは、コミュニケーションが下手なのはもちろんのこと、十中八九挙動がおかしい。座っているのにやたら体が動いていたり、突然真顔で見つめて来たり、手の位置が一生定まらなかったり。経験値を積んだ上位キャストでないと、上手く対応できないタイプのように思う。

それでも多額のお金を落としていれば、キャストたちも接待を頑張るだろうが、そうでない限り「もうこなくていい人フォルダ」に振り分けられる。何故なら、精神的負担が大きく割に合わないから。

「それでも楽しませるのがプロだろう!」とダメおじは言うだろう。したらもう少しランクの高いお店へ行った方がいい。値段が下がるほど素人に近づいていくので、プロ意識は低い。


私はキャバクラやガールズバーのキャストとして上記のおじさん達に出会った訳ではないので、遠慮なく挙動に関する指摘をした。すると、おじさんがあまりに「え、え、え」と豆鉄砲をくらったような顔をするものだから、「あれ、私、豆投げたっけ」と思わず己の掌を確認してしまった。そこに豆はなかった。


そう。年齢が上がるにつれて指摘してくれる人はいなくなる。だから私に指摘されたときに驚いてしまう。「え、これってデリカシーないの?これもアウト?貧乏ゆすりは無意識だった…」のように。接客業の女性はわざわざ相手の気分を害する可能性のあることを言わないので、指摘なんてしてくれない。だから気付きようがないのだ。


本当にもったいないと思う。
身なりを整えて、挙動を直して、少しコミュ力をあげれば夜のお店でも楽しめて、人間関係もより円滑に行くようになり、間違いなく人生が今よりも良くなる。なにより自分自身楽しくなるはずだから。

良くない部分を何年も何年も熟成している場合じゃあない。誰も飲みたがらないダメおじワインが出来てしまう。


世の中には、素敵で良いおじさんがたくさんいることを私は知っている。だからこそダメおじを見たときに「もったいない!」と思ってしまう。

今からだって絶対イケおじ・ステおじ側に行くことは出来る。むしろ今がマイナスなんだから、ちょちょいのちょいでより良い自分になれる。ポテンシャルの塊、歩くポテンシャル、よ!伸びしろ!!!!!とさえ思う。死ぬまでその卑屈なスタイルで行くのはオススメしない。絶対それは打破した方がいい。

これを読んでいる心当たりのあるおじさんには、本当に意識を変えて欲しい。1人じゃ無理なら私のコミュニケーションサポートでしごかれるのも1つの手だ。

とりあえず、今すぐ眉毛と鼻毛をチェックしよう。



よもぎちゃん

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