「料理ができる」ってなんだろう
「へえ、料理できるんだね〜」
毎日自炊をしていると、たまにこう言ってもらえることがある。
でも、その度に思う。
「料理が出来るって、なんだろう。」
私が料理をするときは、基本、何かレシピを見ながら作っている。
クックパッド、レシピ本、twitter…
だから、私の料理がおいしいのは、レシピを作ってくれたひとのおかげである。
もちろん、野菜を買ったのは私で、野菜をちょうどいい大きさに切って、
肉をいい焼き色がつくまで焼いて、
きれいに見えるよう山なりに盛り付けたのはわたしだ。
これでもたしかに、まあ、「できて」はいる。えらい。
でも、肝心の味は、全部レシピ本通り。
多少塩こしょうを足すことはあるけども。
「料理ができる」って一体何だろう?
そんなことを考えながら作った本日のばんごはんのうどんは、
おいしくない。と思いきや、いつも通りおいしい。(鶏ガラスープの素は無敵である)
何となくだけど、
絵を描くことにおける「模写がうまい」ことと「オリジナル作品がうまい」の違いにも通じるのかなあ。
むむむん。
すぐには答えが出ないような、逆に難しくないような気もする。
てっぺん目指すにはオリジナル作る能力があった方がいいけど、
そうでないなら、自分が楽しい方を、気まぐれで選べばよいのかなあ。
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