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10年間のブログで最も読まれた記事「なぜロングボールの放り込みに批判が集まるのか?」

今回は、私が2008年から2018年まで10年間スポナビさんでアップしたブログの記事1,063本の中で、最も読まれ、最も「人気が高い」ネタを再度ここで掲載させていただきます。



記事がアップされたのは2008年1月31日。ずいぶんと前にアップしたネタですが、2018年まで、この記事を抜くページビューは存在しませんでした。それぐらい皆さんが興味を持たれた内容なんだろうなぁ~・・・と。いうことです。



それは当時いただいた、あるコメントの中の質問が始まりでした。それは私としても「目からウロコ」、とまでは行かなくても、「おっしゃる通り!御意にござりまする!」という質問でしたので、それについて私見を述べさせていただいたわけです。



そのテーマ(お題)とは・・・



【どうして日本のクラブチームが「カウンター・ロングボール放り込み」サッカーをやると批判の集中放火を浴びるんですか?】
です。



ごもっとも。


考えてみれば我々には知らず知らずのうちに


「日本人」=「体格的に劣っている」=「身体能力にあかせたプレーをしても徒労に終わる・というより愚の骨頂・もっと言えば身の程知らず」=「だから組織で守って、組織で攻める」=「そのためには~~」
という構図を持ってしまってますよねぇ~。


まぁ、ロングボール放り込み一辺倒とまではいかなくても、「カウンターの上手い」チームというのは絶対に必要であるというか、リーグを生き抜くための知恵として生まれてきても充分おかしくないと思っております。


そうですねぇ~。例えて言えば、「アトレチコ・マドリ―」なんかはかなり雰囲気かなぁ~と。基本的には「リバプール」なんかもその範疇に入るのですが、最近はちょっと違うイメージかな。得点シーンだけをよぉく吟味すれば、「マンU」なんかも意外に「カウンター型」ですし、正確に言えば、あのレアル・マドリ―だって得点シーンはカウンターが結構多い。


「あかん!あいつらの術中に嵌まって、何も考えんと気持ちよくパス廻ししてたら、悪魔のようなカウンターが待ってるぞ!」というように警戒させるチームがしぶとく上位をうろつくと、それはそれで「リーグ」として中身が濃いくなると思いますね。リーグへの絶好のスパイス的存在と申しましょうか。


カウンター主体のクラブ相手にゲームをやると、「ボールは持てる」けど勝つかどうかはワカランという状態。もっと言えば「ボールは持っている」のではなくて「持たされている」ということになって、自分達がゲームを支配しているつもりになっていても、実は相手にコントロールされているという・・・。


なんか、禅問答のようなそんな状態。これぞ「人生そのもの」という感じ。なんかタマランええ感じやと思いませんか?


そういうスパイスが効いたスタイルのクラブ、早く日本でも出てけぇへんかなぁ~。。。

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