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朝活

朝活

私は最近朝活をしている。毎週月曜に朝の情報番組に出させてもらい始めてから始めている。今日はその中の1つである朝から空いているお店屋さん巡りをしている。いつもは1人で行っているが今日は同期の佐藤楓と一緒に回ることにしていた。

楓:お、うめーおはよ

梅:おはよ、楓

楓:それで今日はどこ行くの?

梅:本当はさ行ってみたいところあったんだけど今日さ店主の都合で休みだからさここにしようと思うんだけどいい?

楓:おっけー。それにしても行きたいところってそんなに行きたかったの?

梅:まぁ、前にオフの日に入ったカフェなんだけどさそこがさ朝からやっててこれは行ってみたいって思ってて

楓:へぇー、何てお店なの?

梅:『Cafe THE TIME』っていうお店。AM5:00〜PM14:00までなんだけど閉店ギリギリに入ったんだけどすごい優しかったの!それでねコーヒーとかもすごい良かったの!そしたらお店のマスターから今度は是非朝にもいらしてくださいって!

楓:めっちゃ私も行きたくなってきたんだけど(笑)

梅:でしょ!今度のオフ空いてる?

楓:大丈夫だよ

梅:よーし、じゃあ行こっか!

それから梅澤美波と佐藤楓は今日も2人で朝活をするべくまだ眠っている街へと繰り出して行った。

楓:(あれ?そういえば確か誰かのお兄さんがカフェやってるって言ってなかったけ……ま、そこなわけないか)

…………………………


数日後、「Cafe THE TIME」の店主である??○○は朝早くにも関わらず自分のお店に立っていた。この店を開いてから早数年ここ最近のブームであるものを取り入れたりしながら今では隠れた名店として雑誌の取材にもちょこちょこ出させてもらっている。

今日も朝早くからお店を開けて、お客さんが来るのを待っていた。朝早くからお店を開けているのは偏に○○自身の経験からだった。現在20代も後半に差し掛かった○○は学生時代にはしご酒をしていた彼はある日帰ろうとしていたところにあるお店を見かけてふらっと入った。そこは朝早くにも関わらずゆったりとした雰囲気が広がっていた。それから○○は飲み歩くのを止めて朝型の生活を始めたのが今やっているお店のきっかけにもなった。それを知った○○の妹もメニュー作りに一役買っているのが功を奏したのか僅か数年で売り上げは軌道に乗っていた。

??:そうだ、『ねぇねぇお兄ちゃん多分いつか私の知り合い行くらしいからよろしくね!』っとふふっお兄ちゃんこれ見てどう思うかな?😈

その頃、店主である〇〇は開店前から待っていた2人組の女性を中に入れるとキッチンに戻る時に聞こえた喋り声がなんか聞き覚えのある声だなと思いながらも歩いていると妹から連絡が来ており何だと思いながらも開くと聞こえてきた声の正体が分かった。

○:(あの声…確か美月と同期の梅澤さんと佐藤さんか…確かに前Instagramで2人で朝活してみたなんてやってたっけ?)

その後、2人とは特に何も無く注文したパフェとジュースを写真に撮ってから食べてまた来ますと言ってまだ起きたばかりの朝の街へと繰り出して行った。

○:(また来ます、か……まぁ美月は朝が無理だから絶対に来ないだろうけどめんどくさいことになるのだけは勘弁だな…)

梅:また来ますって言っちゃたけど誰か連れてきたいよね。

楓:確かに!案外美月とか朝起きれれば誘ったら来そうじゃない?

梅:それは言える(笑)朝5時からやってるから深夜通しの撮影だったら連れてこれるしね

楓:あ、それいいわ。確か今度の3期曲の時そうじゃなかったっけ?

梅:そうだっけ?じゃその時に行こう!


こうして○○の知らないところで梅と楓の作戦は建てられるのであった。

数日後、このお店に梅、美月、楓の3人が訪れて梅が行きたがっていたお店のマスターが美月の兄だとカミングアウトされるのはまた別のお話。


to be continued……?



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