12室は「あなたと私」、どちらか一方の努力だけで解決しない問題。

12室って意味不明。

本とか、誰かの書き込みを見てもストンと入ってこない。

12室は、いまだ謎多く、混乱が残るハウス。

そう思ったら、興味が湧いてきて、楽しそうなので、自分でも考えてみた。

7室~12室は、「あなたと私」の化学反応がテーマ

まずは基本を整理

1室~6室のテーマが「私」だとすれば、7室~12室のテーマは「あなた」。

しかし、1室~12室であらわされる「私」の出生図は、すべて「私」に関係していることを忘れてはいけない。

とすると、7室~12室は、「あなたと私」の探求、「あなたと私」の化学反応がテーマと考えられる。

1室が「私の生き方」だとすれば、
7室は、「あなたがいて私がいる」→「あなたに対する私の生き方」ともいえる。

7室に金星があれば、「あなた」を美しいものとして愛でようとするし、火星があれば積極的に関わろうとする。

2室が「私(1室)の財産」だとすれば、
8室は、「あなたがいる時の私(7室)の財産」→「あなたと私の財産」。

例えば、2室の収入は「私の財産」だが、食費や生活費として家庭に入れたら、8室「あなたと私の財産」となる。

8室「あなたと私の財産」は、基本的には「あなたと私」のために使われる。

しかし、出費が多い月、8室「生活費」から2室「私の財布」に融通してもらうことはあるかもしれない。

その場合は、8室から2室に財産が移動したことになる。

3室「私の考え」に対して、9室は「あなたの考えを踏まえた私の考え」。

9室は「あなたの考え」を研究し、3室「私の考え」を加えて、発展させていく。
そして、それは最終的にまた「あなたの考え」として集約されていく。

4室「私の居場所」に対して、10室は「あなたの居場所の中の私の居場所」

10室は、「あなたと私」がしのぎを削り、「私の居場所」を確立していく場所。

ここでは、明確な勝ち負けがある。

しかし、「あなたと私」が切磋琢磨することで、10室は豊かに発展し、その恩恵は巡りめぐって4室にも還元される。

5室「私の喜び」に対して、11室は「あなたあっての私の喜び」→「あなたに愛される喜び」。


そして、問題の12室


ここまでのことを踏まえて、12室を一言であらわすと「あなたと私の面倒事」といえる。

それは、一人の時には問題にならない問題であり、一人では解決できない問題である。

例えば、子育てで、食事や衛生など、知恵と努力で解決できる面倒事は、6室の問題である。

それに対して、勉強したくない子供に勉強させるなど、「私」の考えとは別に「あなた」の気持ちがあり、「あなた」の協力なしには解決しない問題は12室問題である。

そういう意味では、こじれた恋愛関係も12室問題といえる。

見えないのか、見ないようにしているのか、見たくないのかは別として、この問題に対して「あなたと私」の間には温度差があり、向き合うことができない。

12室問題は、「あなた」や「私」、どちらか一方の努力だけでは解決しない。

「私」が6室で培ってきた正しいやり方、効率の良いやり方は、「あなた」が「否」を唱える限り、12室では通用しない。

「これが最善のやり方だ!」と自分のやり方に固執しても、相手の心を動かすことはできない。

12室問題を解決するには、相手を大事に思う気持ちが大切である。

「私」のこだわりを捨て、偏見なしに「あなた」を受け入れようと寄り添った時、はじめて「あなたと私」は打ち解けるとこができる。

そして、その化学反応で、「私」の常識を越えた第3の解決法が見つかるかもしれない。

きっとそれは、個人の殻を破る体験となる。

そこには、言葉では言いあらわせない心がうち震えるような喜びと一体感がきっとある。



今の時点で思ったことを、忘れないうちに走り書く〆(゚▽゚*)

もっと適切な表現があるかもしれませんが、ひらめいた時の熱と気持ちの鮮度が落ちないうちに投稿!

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