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【GP10th振り返り】嘘みたいでホントの調整録

お久しぶりです。こっちゃーです。
コロナの関係でここ数年デュエルマスターズにあまり触れずに生活していましたが、前回のGPで優先受付の権利があったので、参加することを決まりました。

約3年の月日は長く、なんやかんや調整する場所が見つからず、1人で調整することになりました。CSに再び出始めた8月末からGPまで、気になるデッキをCSに持ち込んでは気になるとこをいじるの繰り返しでしたが、その間に試してたカードの受けがよかったやつがあったので、せっかくなのでまとめてみました。

青黒シヴァンリンネと青黒カリヤドネ、おまけで4c邪王門とGPで使った5cカツキングです。


調整デッキまとめ

・4c邪王門

まず触ったのが【4c邪王門】でした。
理由としては、僕が「百鬼の邪王門」のカードテキストが好きなこと、【青赤(赤緑)アポロ】に負けづらいこと、【ゼーロベン】が話題になって、増える兆候があったので、呪文を縛れるカードを積めるデッキを使いたかったことがあります。

Twitterの検索から思い描いていたのに一番近そうなやつを拾ってきてそのままCSに出てみると、アポロ系、ゼーロベンに関しては問題なかったのですが、青黒緑ハンデスもとい「若き大長老 アプル」がとにかく重くのしかかってきました。

この後の調整でも緑の悪魔でした

古今東西、ハンデス系のデッキが1:1交換を続けるデッキな関係上、アドバンテージで有利に立てば勝手に負けていきます。
ただ、今回の青黒緑ハンデスの実態は手札をある程度絞った上でメタクリーチャーで蓋をするデッキなこと、そのメタクリーチャーが「有象夢造」で帰ってくるのが厄介でした。

8月末使用

ハンデス相手はリソース勝負に持ち込む前提で「未来妖精ミクル / ミラクル・ブレイン」を採用する形でした。
この形は後に超CSで「サイバー・ブレイン」を採用した【4c邪王門】が勝つことで、アプローチとしては間違いではなかったことが確認できた反面、デッキとの相性では「サイバー・ブレイン」の方が優れている点が多いので、勝手に感心していました。

・青黒カリヤドネ

邪王門と同時期に触っていたのが【青黒カリヤドネ】でした。
こちらは、昔の【カリヤドネループ】とかなり動かし方に変化があったので触ってみて驚いた記憶があります。
とにかく、「龍頭星雲人 / 零誕祭」が強く、重ね引きか「凶鬼90号 ゾレーゴ/「大当たり!もう一本!!」」での大量ハンデスで溜める時間を作れるのが強く、使用感はハンデスデッキのフィニッシャーが「魔導管理室 カリヤドネ/ハーミット・サークル」になっている印象でした。

同時期に登場した【青黒シヴァンリンネ】との相違点は呪文主体のコンボデッキかクリーチャー主体のコンボデッキかの差と初動になるデッキを回すカードの総枚数くらいだと思います。個人的には足元が強い方が好きなので、【青黒カリヤドネ】の方が好みでした。「次元の嵐スコーラー」が使えるのもポイント高いですね。

ただし、墓地利用コンボの宿命として、【青黒緑ハンデス】と「若き大長老 アプル」が立ちはだかります。入賞数やCSでの使用率を見ると無視できる範疇は超えていたのでGPで使用する場合は目を逸らすわけにはいきません。

その対策として白羽の矢がたったのは今回のGPでも話題になったカードでした。

リソース勝負(いつもの)

発想としては「若き大長老 アプル」が相手の場にいたら、ノーリスクでドローできるよね→手札あれば呪文チェインでスコーラーや「龍装鬼 オブザ08号 / 終焉の開闢」、「龍頭星雲人 / 零誕祭」で盤面有利になから勝てるやろうみたいな流れです。

この流れを「悪魔の契約」を強く使う方向に伸ばすと、「大魔王 ウラギリダムス」+フシギバースで伸ばしたマナを食って手札に変換すれば強いんじゃね?みたいな方向に伸ばすと「青黒緑契約墓地」みたいな形になるんだと思います。僕はアドバンスで「流星のガイアッシュ・カイザー」の軽減と合わせて活かそうとして挫折しました。「生魂転霊」は思いつかなかったです。

話を戻して、【青黒カリヤドネ】だけでなく、同様のアプローチは【青黒シヴァンリンネ】でも行えます。「悪魔の契約」について解説すると、マナに置いたコンボパーツを墓地に落とせるため、序盤のマナ置きを割り切ることが可能です。特に埋めづらい殿堂カードである「セイレーン・コンチェルト」等ですね。
ただし、打ちどころは限られるカードでもあるので3枚以上の採用は難しく感じました。
最終的なリストは下のようになります。

GP使用候補でした

デッキの根幹を「龍頭星雲人 / 零誕祭」コントロールであると定義したときに、優先するべきは「魔導管理室 カリヤドネ/ハーミット・サークル」の呪文カウントより、「龍頭星雲人 / 零誕祭」の青黒のカードカウントと判断して、「一なる部隊 イワシン」を採用しました。「アストラ・センサー」分初動の枚数は多いので、「一なる部隊 イワシン」を積んだとしても、このデッキの利点は損なわれていないの判断です。
デッキとしては、黒のカードの総枚数が増えているので、「秩序の意思」の枠は「知識と流転と時空の決断」でも良さそうです。

・青黒シヴァンリンネ

【青黒カリヤドネ】に「一なる部隊 イワシン」を入れる発想になった要因のデッキです。
「龍頭星雲人 / 零誕祭」コントロールを基盤にしつつ、クリーチャー主体のコンボデッキである点、「奇天烈 シャッフ」が使える点が優位だと思います。

このデッキも使った印象は「若き大長老 アプル」が重く、リストが知られていないときはともかく、重ねて登場させられると苦しいゲームが続きます。
同じ墓地を利用したコンボデッキであるので「悪魔の契約」でもよかったのですが、こちらの場合は、もう1枚噛み合うカードがありました。

膝蹴りの相手はもちろん「若き大長老 アプル」

【青黒シヴァンリンネ】の場合、特徴としてコンボパーツをすべて墓地に置いておけることがあります。【青黒緑ハンデス】相手に多い展開として、ハンデス側が「若き大長老 アプル」+ハンデスで絞る盤面を作ることに成功したが、「龍頭星雲人 / 零誕祭」が通ってお互いに手札がない盤面、ハンデス側に「龍頭星雲人 / 零誕祭」を処理する手段が少ない関係上、比較的想像しやすい盤面だと思います。マナに余裕があれば、盤面にいるのは「龍装鬼 オブザ08号 / 終焉の開闢」でも問題ありません。
そのような場面で2コスルーターを挟んでもメタクリーチャーを焼くことでフシギバースの使用が可能になるので返せない盤面を教えける小尾ができました。
このカードの欠点は「龍頭星雲人 / 零誕祭」のカウントの邪魔になることです。「悪魔の契約」同様採用枚数は2枚までのイメージでした。


ヤドネが好みだったので、考えることまでやってCSでは使ってないです

・5cザーディ(カツキング)

最後に、GPで使用した【5cザーディ(カツキング型)】です。

これまでに書いたデッキを使いつつ9月の新パックが発売すると、思っていたより【黒単アビスロイヤル】の入賞の話を聞いたこと、上に書いたような青黒系のコンボデッキが増えてきていることから「闘争類拳嘩目 ステゴロ・カイザー / お清めシャラップ」を使えるデッキをCSで使ってみたくなりました。

「闘争類拳嘩目 ステゴロ・カイザー / お清めシャラップ」が使えて強そうなデッキの方向性で探したときに【5cザーディ】になったわけですね。
このデッキの「闘争類拳嘩目 ステゴロ・カイザー / お清めシャラップ」は「灰燼と天門の儀式」でチェンジ元としても使いやすく1番強く使えてると思っています。

初期ver

基本路線として、【青黒緑ハンデス】相手は取りこぼさないようにしたいので「未来妖精ミクル / ミラクル・ブレイン」を採用しています。【4c邪王門】の時と違い、「フェアリー・ミラクル」スタートの場合でも、タップインを処理しつつ打てること、5枚ドローが狙いやすいこと、上で使う場合もマナを伸ばすことに意味を見出しやすいことから使用感はよかったです。

また、もう1枚、「百族の長 プチョヘンザ」がとても強く、ミッドレンジ系相手の蓋だけでなく、メタクリーチャーをまとめてマナに飛ばせるため、帰ってくることが少なくなることが強かったです。「SSS級天災 デッドダムド」による除去や「CRYMAX ジャオウガ」を使うデッキ全般にも牽制することができます。

ただし、革命チェンジを主軸にする関係上、「希望のジョー星」が辛く、殿堂カードとはいえ、何もできないくらいきつかったので、デッキ全体としてもう少し動きやすくする必要があることを感じました。

GP使用時

「聖魔連結王 ドルファディロム」は主に「希望のジョー星」を貼られても強く動けるカード枠でした。置いておける呪文を縛るもそもそも強く、手札にある場合は着地させるために、「未来妖精ミクル 」側での使用頻度も増えていきました。
初動になるブーストの枚数は抜くカードに困った末にお試しで減らして回してみていたのが、オリジナルの環境が思ったより遅く、「未来妖精ミクル 」スタートでも許される多かったのが割り切る最後の決め手でした。

デッキタイプの特徴としては、雑多なデッキに戦いやすく、行動阻害系のカードで止まることは少ないと思います。
苦手意識があるのは【ゼーロベン】や【青魔導具】のような墓地を介さない高速コンボデッキで、トリガーの枚数が多いわけでもないので、殴るデッキ相手にトリガーがないと普通に負けます。

ほかに気になるところがあればTwitterで聞いてもらえると答えやすいです。

終わりに

今回は一人だったので好き勝手書けるのは楽しいです。
1度経験すると、優先登録権の発生する64以内に入りたかったので、悔しい結果になりました。

次回のGPには出れたら、今回の結果を超えられるようにしたいです。

アドバンス側のGPも参加しましたが、決め打ちみたいな感じのデッキ選択だったので、特に書くことはしないと思います。
読んでくれてありがとうございました。



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