金鯱賞、中山牝馬、フィリーズR【芋づる式回顧術】

金鯱賞

12.7-10.7-11.6-11.5-11.9-12.5-12.0-12.0-11.2-11.5

スタートからなかなか隊列が決まらず外ままコーナー。
コーナー後外からエアサージュが主張して、ようやく隊列が決まった。
この地点で12.7-10.7-11.6-11.5-11.9の地点。
ハナにエアサージュ、シーズンリッチ、ヤマニンサルバム、ヨーホーレイクの並び
1コーナーでエアサージュは早いペースで4頭分外を回しており負荷が大きかった。

1000mを58.4のハイペースで通過。

後続の隊列は1000m地点で
ブレイブロッカー、ノッキングポイント、バラジ、ドゥレッツァ、レッドジュネス、プログノーシスが内を押し上げてきており、アラタ、ハヤヤッコで、離れてワイドエンペラーの隊列。

12.5-12.0と緩めた時点で、後続が差を詰めてきており、直線は差し競馬となった。

約400mの直線は11.2-11.5のトップスピードが求められ、先行勢にはかなりキツい競馬。

向正面でノッキングポイントが外に寄れてその煽りをバラジが受ける不利。
結果的にバラジは早めに仕掛けてざるを得なくなった。
逆に外を狙おうとしていたプログノーシスはこの時点で内に入れ、ぽっかり空いた内ラチ沿いをスルスルと上がっていくことができた。
その横にはドゥレッツァ。
この2頭はかなり良いポジションを取れていた。

コーナー外回したのはバラジ、ノッキングポイント、ブレイブロッカーで負荷が大きかった。
特にバラジは不利が大きかった。

直線では開幕週ということもあり外を回した馬が不利。
ドゥレッツァは特にロスなく運んだのにかなり外まで持ち出す事となり不利がありながらの2着。プログノーシスはうまかったが、ここまで差をつけられるほどの能力差というよりは進路取りの差。

また、外から伸びたのはワイドエンペラー。
道中離れた後方でこの馬だけ違うレースをしたのがむしろ良かった。
流れに乗れればもっと負けていたかもしれないし、内を走れれば結果も変わってたかもしれない。追いで伸びたのは評価。

4着ハヤヤッコ、5着アラタは展開、進路が向いての着順。

3着ヨーホーレイクは前が崩れる展開の中での着順でかなり評価して良い。
2年ぶりのレースだったが重賞では巻き返し好走できそうな内容だった。

次走注目馬
A評価：ヨーホーレイク
B評価：エアサージュ
C評価：ブレイブロッカー、バラジ

中山牝馬